私の投稿集2
読売新聞、山陽新聞等へ掲載された投稿を集めたものです。「鉄棒で、体の痛みと肥満を解消」、「十二指腸潰瘍見事に治った」、「暖房器具の特性理解して使おう」、「AT車事故は構造的に問題」など
鉄棒で、体の痛みと肥満を解消
仕事は電器店経営、重い家電製品を運んだ翌日に、首が回らなくなる事がしばしば。
数年前、自宅に鉄棒を設置し、朝夕二回、ぶら下がり十秒、懸垂五~十回、ぶら下がったまま下半身を前へ直角に曲げ静止十秒を続けている。
それ以来、首が痛くなる事が全くなく、他に運動はしてないのに筋肉質の体になり、体脂肪率もぐっと減った。体の調子もすこぶる良い。
PHP誌「私の健康法」2000年11月号 *注 2001年7月現在 BMI=22 体脂肪率=8%
2002年1月現在 懸垂は朝夕15回ずつしています。20回以上はいつでも出来ます。
階段の上がり口に鉄棒を取り付けました。ステンレスの棒に手すり用の取り付け金具で付けました。
取り付けは3ヶ所以上にして下さい。回り止めのビスも付けて下さい。
ここなら普段は邪魔にならないし、階段の上がり降りの時目につくので忘れない。
廊下の端の部屋の入り口に鉄棒を取り付けた例です。取り付け金具は4ヶ所です。壁等の強度のある所へ取り付けして下さい
十二指腸潰瘍見事に治った
約25年間も悩まされていた十二指腸潰瘍が完治した。原因になっていたヘリコバクター ピロリ菌楽天 を、3種類の内服薬で除菌するという先端医療を、受けられたお蔭だ。
薬を飲んでも完全に取れなかった、腹のあたりの不快感がなくなって、さわやかだ。口臭や舌のコケも減り、行動も積極的になったような気がする。ピロリ菌が体に様々な悪影響を及ぼしていたことを、改めて実感している。
しかし、この世にはまだ根本的な治療法が確立されていない病気が多い。これらの病が早期に克服され、だれもが健康で暮らせる日が来ることを祈る。
読売新聞朝刊 気流欄 2000年3月4日(土)
暖房器具の特性理解して使おう
お客様から毎月の電気代が急に二倍に増えた、と相談があった。各部屋にエアコン、居間に電気こたつと電気カーペット、脱衣場とトイレに電気暖房が入っている。最近、オイルヒーターを二台購入して、エアコンよりよく使っているとのことだった。
広告によるとオイルヒーターは、遠赤外線が出る、暖めすぎることがない、乾燥しにくい、タイマーや温度調節機能で電気代が少なくて済む等の良いことばかり書いてある。オイルヒーターは電気でオイルを暖めている。形が大きく表面温度が低くて安全だが、部屋全体の暖房に使うのは効率的ではない。
それに比べてエアコンは、電気を熱に直接変換しないで、ヒートポンプといって室外の熱を室内に運ぶのに電気を使っている。最近のエアコンの熱の発生効率は、電気ヒーターの三倍から五倍も良い。つまり同じ電気代で比較すると、オイルヒーターよりエアコンの方が数倍も部屋を暖めることができるのである。科学的見地で、それぞれの特性を考えて上手に使いこなしたいものだ。
石川大 55歳 自営業 岡山市 2005年2月3日 山陽新聞朝刊 「ちまた」欄
AT車事故は構造的に問題
最近、オートマチック(AT)車のブレーキとアクセルを踏み間違えた事故が後を絶たないように思う。何カ月か前にも、近所のスーパーの駐車場で売場に車が侵入して店舗のガラスが割れた事故があった。これもブレーキとアクセルを踏み間違えたものだった。
昨年は親せきが、自宅の駐車場で同様な事故を起こして足を骨折し、車と家を壊したことがあった。私もたまにオートマチック車に乗ると、ブレーキとアクセルを間違えそうになることがある。
原因はオートマチック車のアクセル位置が左に寄りすぎていることだと思う。私の乗っているオートマチック車はクラッチのある車と比べてアクセルの位置が明らかに左に寄っている。
実際に多くの事故が起こっているし、事故は起きなくても危ないことが多く起こっているのだから、早急に何らかの対策をしてほしいと思う。
石川大 55歳 自営業 岡山市 2005年6月7日 山陽新聞朝刊 「ちまた」欄