私の投稿集7(森林公園への久しぶりの外出)
山陽新聞へ掲載された私の投稿集です。ちまた欄の「森林公園への久しぶりの外出」は、矢掛山楽会のメンバーと「GoToトラベル」を使い、鏡野町の県立森林公園へ格安旅行に行った時のものです。マユミの木の群落や鮮やかなマムシグサの赤い実やラン科の赤いツチアケビの事などを書いています。
森林公園への久しぶりの外出
先日、矢掛山楽会のメンバーと「GoToトラベル」を使い、鏡野町の県立森林公園へ格安旅行に行った。大型バスに25人乗って出発した。
公園の管理センター近くの「まゆみ園地」にはマユミの木の群落があり、その実が真っ赤になっていて見事なものだった。公園内ではブナやミズナラなどの大木が多く、その紅葉も見られた。また、初めて見たマムシグサの鮮やかな赤い実や、アケビの実にそっくりで、茎まで真っ赤なラン科のツチアケビも発見することができた。
山登りでは公園の南西部の最高峰「きたけ峰」と、その北の見晴らしの良い千軒平に登った。山楽会の名の通り、木々や草花の説明を聞きながらゆっくりと山歩きを楽しんだ。高齢者には少しきつかったが、気持ち良いトレッキングとなった。
「GoToトラベル」で頂いた地域共通クーポン券を手に、ヤマメやそばなど鏡野町の農水産物をお土産に買った。久しぶりの外出で、身も心も得をした気分になった。
石川大 71 岡山県矢掛町 2020年11月11日 山陽新聞朝刊 「ちまた」欄
マムシグサの実
県立森林公園内で見つけたマムシグサの実が鮮やかに赤くなっていました。
園内には至る所に「マムシ注意」の立て看板がありました。特に マムシ楽天 が多いとは思いませんが、万一、噛まれたらいけないので多くあったものと思います。
マムシグサ(サトイモ科)の名前は、葉柄の模様がマムシに似ているかららしいけど、私は花の形が蛇にそっくりなので、この名がついたのかと思いました。
ラン科の赤いツチアケビ
ラン科のツチアケビはとても珍しいと思います。私は今回初めて見ました。
この写真のように、地上に見える部分には葉のようなものは無く、地面から直接花茎が伸びています。秋にはこの上部にバナナのような果実が付きます。
遠くからでもよく見えて、私は、誰かがソーセージを捨てていると思いました。
千軒平での記念撮影
県立森林公園内の西の端にある、鳥取県との県境の千軒平です。標高1,090mでとても見晴らしの良い所です。