京都嵐山
近くのスーパーの優待と自費で大阪、京都方面へバス旅行に行きましたので、そこで撮った写真と共に、京都の嵐山を紹介します。約30年前には大阪に住んでいましたので、毎週のように京都を散策していました。とても懐かしく歩いてきました。(2008年12月)
京都嵐山の沿革
嵐山(あらしやま)は京都の観光地で、国の史跡および名勝に指定されています。元々嵐山の地名は西京区(桂川の右岸)にあります。左岸は右京区嵯峨ですが、一般には嵯峨地区を含めた渡月橋(とげつきょう)周辺全域を嵐山と呼んでいます。
嵐山は春は桜、秋は紅葉の名所で、京都の代表的な観光地となっています。渡月橋をはさんで上流が大堰川(おおいがわ)で、下流を桂川(かつらがわ)と呼んでいます。トロッコ列車や保津川下りで有名な亀岡から保津川渓谷付近の川は保津川(ほづがわ)と呼んでいます。また、JR山陰線の北側は嵯峨野(さがの)と呼ばれる観光地で古くからとても人気があります。
渡月橋の北側周辺には1980年代頃、タレントショップが急増しました。バブル崩壊後はこのようなタレントショップは急に減少して、現在はほとんどありません。1990年代以降はオルゴール館のような小規模な博物館が増えています。
京都嵐山へのご案内
所在地 | 京都府京都市西京区、右京区、渡月橋周辺 |
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交通 | JR山陰本線嵯峨嵐山駅下車 京福電鉄嵐山線嵐山駅下車 阪急嵐山線嵐山駅下車 |
駐車場 | 京都市嵐山観光駐車場 阪急嵐山駐車場 |
地図 | 京都市嵐山付近の地図 |
京都嵐山周辺
正確には渡月橋の少し上流右岸の山が嵐山(375m)ですが、一般的に、この周辺全体を嵐山と呼んでいます。
秋の嵐山(この写真で左手の山)の紅葉と春の中之島公園(桂川の中洲)の桜は特に有名で大勢の人で賑わいます。渡月橋周辺には料理旅館や土産物店が多く町中とは一味違う散策が楽しめます。
また、対岸の山々や桂川の美しい自然の中で、ゆったりと釣り糸をたれる人の姿も多く見受けられます。
京都嵐山の渡月橋
嵐山の景観に特に趣を添えるのは、この渡月橋です。大堰川に掛けられている全長154mの橋は、834年~847年(承和年間)に 弘法大師楽天 の弟子の道昌によって作られました。
その当時は現在の橋より少し上流にあり、法輪寺橋と呼ばれていたようです。それから約400年後に亀山上皇が、その橋の姿を「くまなき月の渡るに似たり」と詠んだことから、渡月橋と呼ばれるようになりました。
その後、何度も焼失や流失を繰り返して、現在のものは昭和9年の改築により完成しました。
京都オルゴール館
京都の嵐山にはオルゴール館が2つあります。 この写真は京福電鉄、嵐電嵐山駅近くの美空ひばり座のすぐ南のオルゴール館です。もうひとつは、そこから北へ約400m行ったJR線路のすぐ南の京都嵐山オルゴール博物館です。
後者は規模が大きくて、最高級オルゴールで有名なスイスのリュージュ社のオルゴールやディスク式オルゴールや自動演奏ピアノ等も展示されています。