窓に庇(ひさし)と簾(すだれ)を付ける
窓に庇とすだれをDIYで取り付けてみました。インターネットで窓用庇(ひさし)を購入して、これに補強金具を作って取り付け、更に市販の簾(すだれ)を取り付けました。真夏の暑さ対策と、窓を開けている時の雨の吹き込み対策をしました。
窓用庇(ひさし)を購入
2008年の夏は私の蕁麻疹の為に、換気してエアコン無しで寝ることになりました。そうすると、窓を開けて大量の換気をしなければ暑くて寝られません。
私の二階の寝室は今まで窓に庇(ヒサシ)が全く無く、雨が降るとすぐに窓を閉めなければなりませんでした。そうしなくても良いように、窓にひさしと簾(すだれ)をDIYで取り付けてみました。
ネットで探していたら適当なのがありました。シンプルモダンひさし 出幅230mm、幅1845mm、高さ50mm、品番は MPR-W-180023-F です。
材質は総 アルミニウム製楽天 で丈夫なものでした。メーカーはYKK APです。
窓用ひさしと補強金具を取り付ける
まずは出来上がりの写真を見てください。ひさしの出幅は230mmで、横幅は1845mmで、取り付け部の高さは50mmです。サッシの上約100mmの所に取り付けました。
まずひさしに取り付け用のΦ8mmの穴を5個開けます。壁の材質はALCコンクリートですので、壁にヒルティのΦ10mmのALCアンカー用の穴を開けます。(実際は付属のステンレスネジがΦ7mm程度で小さかったので、Φ9mmの小さめの穴にして無理やりアンカーをたたき込みました)
ひさしを取り付けたら、ひさしの上側にはシリコンボンドでコーキングをして、雨の進入を防ぎます。
ひさしだけなら、これだけでも強度はもつでしょうが、簾(すだれ)も付けるので、ひさしの下に3角形の補強板を取り付けました。
補強用の補助板を自作しました
上の写真のように、この補強用の補助板は完全に廃物を利用した自作です。厚さ1.5mmのアルミニウム板で作りました。完成寸法は横約15mm、縦約25mmです。元々自作で何かを作った時の残骸ですので、変な所に穴が開いていたりします。
この補強用の補助板の壁側はL型に曲げてアルミサッシに直接タップビスで取り付けました。ひさしとはビスとナットで取り付けました。これを両側に2個取り付けることで、強度は格段に上がります。人がぶら下がっても大丈夫です。
取り付け作業は2階の窓から身を乗り出してやりました。落ちたら危ないので、高所作業用の安全帯を、身体から室内のベッドにくくりつけたロープに引っ張って、更に妻に体を支えてもらってやりました。安全第一の作業です。
簾(すだれ)を取り付ける
次にすだれを取り付ける為に、3角形の補強板に穴を開けます。この穴にステンレスのΦ1.4~1.6の針金を通して、ステンレスの物干し竿を縛り付けます。
この物干し竿にすだれを取り付けます。すだれは横幅880mm長さ約80mmのものを2個取り付けました。これは100円ショップで売っていました。少し短いのですが、安いので良しとしましょう。
このようなひさしとすだれを窓に取り付ければ、網戸もあるし、多少の雨でも雨が吹き込むことはありません。すだれの下をブラブラしないように紐で引っ張っておけば完全です。