ヨセミテ国立公園でのキャンプ

2018年11月2日から3日にかけてサンフランシスコの東約270kmにある、ヨセミテ国立公園にキャンプに行きました。ヨセミテ渓谷は海抜約1,200mですが、周囲には高さ600mから1,500mもの花崗岩の岸壁がそびえています。野生動物も多く生息していて、まさに自然遺産にふさわしい観光地です。

ヨセミテ国立公園へキャンプに行く

ヨセミテ国立公園へキャンプに行く

ヨセミテ国立公園はアメリカのサンフランシスコの東約270kmにあるユネスコの 世界遺産楽天 に登録されている自然遺産です。

私は日本人のアドセンスヘルプフォーラムの仲間達4人で2018年11月2日から11月3日の1泊2日のキャンプに行きました。

11月2日の午後、GPES2018の行事が終わってから、サニーベールでレンタカーを借りて、途中で食料品などの買い物をしながら移動して来ました。運転はアメリカ在住の方にお願いしました。

レンタカー会社で担当者が不在で、レンタカーを借りるのに手間取ったり、高速道路の渋滞で時間が掛かり、普段は3時間半で行けるところを、6時間近く掛かってヨセミテに到着したのは夜の10時前でした。ヨセミテはこの写真のような見事な景色の所なのですが、到着した時は夜で何も見えませんでした。

アメリカ在住の方がいらっしゃらなかったらこのようなキャンプの実現はまず無理だったと思います。キャンプの立案から予約、レンタカーを借りる事や買い物や運転にまでとてもお世話になりました。ありがとうございました。

ヨセミテ国立公園付近の地図

テント付きバンガローの様子

テント付きバンガロー

結局、その日は今まで見たことのない、満天の星空を満喫してグーグルでもらった昼食を夜に食べて寝ました。

このようなテント付きのバンガローの中にベッドが4つあり、4人で宿泊しました。商用の120Vの電源は各テントに来ているようで、裸電球が1つ点灯していました。もちろん、寝る時は電気を消して寝ましたので真っ暗闇でした。

各テントの前には、食料品を保管する鉄製の箱が置いてあります。食料品は全てこの中に入れなければいけません。ここは野生の熊が出るらしく食料品を狙われない為らしい。

ヨセミテ渓谷は標高約1,200メートルの谷底から600から1,500メートルもある高さの巨大な岸壁がそそり立っています。

この為か、夜はとても寒くて、私は防寒具を着ていましたが寒くてなかなか寝付けませんでした。途中で起きて真っ暗闇の中で靴下を履いたりズボンを2枚にしたりしました。結局、朝方はよく寝たらしく8時まで寝ていました。

炭火で焼けるバーベキューのできる設備です

バーベキューをしているところ

この写真は翌朝の朝食の為に、バーベキューをしているところです。サニーベールに近い食料品店で買ったハンバーグとパンです。

この後で厚いビーフステーキも焼きました。このような所で食べる食事は最高です。

バーベキューのできる所は各所に設置してあり、材料と炭を持って来るだけで使えるのでとても便利です。

持ってきた炭の着火剤が多すぎて、たくさん残ってしまい処分に困りました。着火剤は少ない方が良かったようです。

ヨセミテ渓谷散策中に出会った野生の鹿です

ヨセミテ渓谷散策中に出会った野生の鹿

朝食の後はヨセミテ渓谷内の散策をしました。途中でこのような鹿の群れに出会いました。また、野生のリスも何回か見ました。

日本と比べて人を恐れる様子もなく、ゆうゆうと歩いていました。野生のリスも同様でした。

また、日本と違ってカラスの種類が違うのか、鳴き方まで日本とは全く違っていました。何と鳴いたか覚えていませんが、「カアカア」とは全く違っていました。見た目は黒いカラスでした。

川のような湖のような水溜り

川のような湖のような水溜りとその景色

今は乾季なので、水はあまり見ませんでしたが、川のような湖のような水溜りがありました。

水は川のように流れていないようで、水面には波が無いので、山の景色が湖面のような水面に映ってとても綺麗な風景になっています。

春先から夏の雨の多めの頃に来ると、岸壁から落ちる水が滝のようになって大変美しい景色が見えるそうです。岩には水の落ちた跡が筋のように残っていました。

これがハーフドームです

ハーフドーム

ヨセミテ渓谷から見たハーフドームです。花崗岩の半球を縦に割ったような形をしているので、ハーフドームと呼ばれるそうです。

このハーフドームの海抜は2,684mあるそうで、この渓谷の底が海抜約1,200mなので、この岸壁は約1,500mの高さがあることになります。

周辺があまりにも雄大なので、そんなに大きいようには見えません。

自転車でサイクリングもできます

サイクリングロードが整備されていてサイクリングできます

ヨセミテ渓谷内にはサイクリングロードが整備されていて快適にサイクリングができます。ヨセミテ渓谷内でレンタサイクルを貸してもらえるので便利です。

また、ヨセミテビジターセンターには資料館もあり、昔住んでいた原住民の生活なども展示されていました。

ヨセミテ渓谷には食料品売り場が無いと思って、途中で食料品や炭などを買って来ましたが、渓谷内には大きなスーパーマーケットがあり、何でも売っていました。とても大きな観光地なのです。