バンコクの暁の寺(ワット・アルン)
タイのバンコク観光で、王宮のワット・プラケオから、船で対岸の暁の寺(ワット・アルン)へ行きました。ここは、三島由紀夫の小説「暁の寺」に登場する寺院で小説の題名となっています。陸路で暁の寺へ行くことができますが、観光には船で行くのも良いのかも知れません。
暁の寺(ワット・アルン)へは船で移動しました
バンコク市内の王宮ワット・プラケオから、暁の寺(ワット・アルン)へ行くには、ちょうどチャオプラヤー川の対岸に行く感じになります。
バンコク市内を流れるチャオプラヤー川の東岸から西に渡るには小さな船に乗って行きます。10分程度の船旅になります。遠くに暁の寺の仏塔が見えています。
暁の寺(ワット・アルン)の仏塔
ワットとは「寺院」、アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に登場する寺院で小説の題名となっています。
これはアユタヤ時代に建立されていて、1779年、トンブリ王朝のタクシン国王が エメラルド楽天 の仏を祀っていて、ワット・アルンと命名しました。
大仏塔(高さ75メートル)の近くには本堂があり、これはラーマ2世が建立したものです。この台座には国王の遺骨が納められています。
暁の寺(ワット・アルン)への船の内部
暁の寺(ワット・アルン)への行き帰りの船の内部から見た景色です。多くの観光船が行き交っていました。
地図で見るとわかりますが、別に船で渡らなくても陸路で暁の寺へ行くことができます。私達は何の疑いもなく、船で渡りましたが、観光には船で行くのも良いのかも知れません。
地図をよく見ると、チャオプラヤー川には橋が多くは掛かっていません。手軽に渡るには船なのかも知れません。片道40バーツ(140円)程度の料金です。