アユタヤのマハタート遺跡と涅槃仏像
タイ旅行でアユタヤのワット・プラ・マハタート遺跡などに行きました。アユタヤはタイのバンコクから北へ約80km行った所にあります。無数にある仏像はほぼ全て頭がありません。戦争でビルマ軍によって侵略されて破壊されたそうです。屋外の涅槃仏像も近くにありました。
タイ、アユタヤ観光ワット・プラ・マハタート遺跡
私達のタイ旅行の3日目の午後はアユタヤの遺跡観光です。
アユタヤはタイのバンコクから北へ約80km行った所にあります。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた中洲にアユタヤの中心部があります。
ワット・プラ・マハタートはこのアユタヤ市内にある仏教寺院で今は廃墟となっています。この付近は州立公園となっているようです。木の根で覆われた仏頭でも有名になっています。私も見て来ました。
この写真で見ても1つを除いて仏像には頭がありませんでした。荒らされた時に頭だけ盗まれたとの事です。
仏教寺院跡(ワット・マハタート)にある修復された仏像
ここに無数にある仏像にはほぼ全て頭がありません。頭のある 仏像楽天 はこの像を含めて2体だけです。
この仏像は荒らされた後で修復されたものです。直された跡を見ればすぐにわかります。
この1体だけに花や食べ物などのお供えや衣装などの飾り付けがされていて、仏像の前で手を合わせている方が何組かいらっしゃいました。
仏教寺院跡(ワット・マハタート)の傾いた等の遺跡群
この塔も昔は金箔が貼られて綺麗だったのでしょうか。また、長年の間に塔が傾いたものも多いようでした。1370年頃に作られたらしい。
塔を作る前に下の土台となる地面をよく固めておかないと長い間にはこのように傾く原因になります。
戦争でビルマ軍によって侵略されて破壊されたそうです。破壊されたままでなく、少しでも昔の状態に復元してほしいものです。今のままでは、あまりにも哀れです。
屋外の涅槃仏像(ワット・ローカヤスターラーム)
ワット・プラ・マハタート州立公園の西の屋外にあって、全長37メートル高さ8メートルの涅槃仏像(ねはんぶつぞう)です。
とにかく、大きくて驚くばかりです。昔はこれにも金箔が貼ってあったのでしょうか。
中期アユタヤ様式らしいが、現在のものは1956年に復元されたものとの事です。
地図を拡大して航空写真で見ると仏像が横たわっているのが見えます。
涅槃仏像の向きは、頭が北で顔が西向きとなっています。このことから人が死亡したときに「北枕」にするのだと思います。この写真は南西から見たものです。