ゴールデンゲートブリッジを自転車で渡る1
2015年10月23日、TCサミット2015後にゴールデンゲートブリッジをレンタル自転車で渡りました。もちろん、海外で自転車に乗るのは初めてです。素晴らしい景色と親切な人に助けられての妻と二人のサイクリングは良い経験となりました。
ピア39付近のレンタサイクル店で自転車を借りる
前日にサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフにある自転車のレンタルショップ (Blazing Saddles)を下見しておいたので、ホテルの近くのPowellから路面電車のミュニメトロのF路線に乗ってピア39に来ました。
早速、レンタサイクル(レンタルバイク)を借りました。料金は1台で$32.00/日です。保険が$5.00で帰りのフェリー料金が$11.50ですので、1台で合計$48.50掛かります。もし、フェリーに乗らないで帰って切符を返せばフェリー料金は要りません。
保証金として、$200.00が要りますが、自転車を返せば返金されます。もちろん、クレジット払いなのでこの時は何も支払いはありません。
借りたサイクリング用の自転車
自転車楽天 はよく整備されたものを貸してくれます。各部がよく調整されていて、適度なタイヤの空気圧で、ブレーキやギヤチェンジ部などスムーズに操作できました。
変速機は前輪3段、後輪8段の24段切替です。坂道もスムーズに走ることが可能です。フェリーの時刻表も入った詳細な地図ももらえます。ヘルメットと鍵も付いています。
まずは、飲み物を買って近くのトイレで用を済ませておきます。この日は曇り空で寒かったのですが、少し走ったら汗ばんできました。私はシャツ一枚で大丈夫でしたが、ウィンドブレーカーなどの防寒具も用意しておいた方が良いと思います。
海岸線に沿って自転車用の道路か、普通の車道を走ります。アメリカでは車や自転車は右側通行ですので、注意してください。自転車同志ですれ違う時も右側通行を守ります。
ゴールデンゲートブリッジ南端の博物館
途中、分かれ道などがあり、分かり難い所もありますが、多くのレンタサイクルが走っているので、それに付いて行けば良いでしょう。海岸沿いは走り易いのですが、道にも迷い易いかも知れません。私は何度か道を聞き、親切に教えてもらえました。英会話の練習にはちょうど良いかも知れません。
海岸沿いに橋のたもとまで来ると、この写真のような3階建てのフォートポイント国立歴史地区(Fort Point National Historic Site)に来ます。無料ですのでついでに博物館を見学していきます。
サンフランシスコを海上の攻撃から守る為に作られた、この砦の中には、19世紀当時の古い剣や銃や大砲などが展示されています。
博物館を見学したら、海岸沿いに少し戻ってから、橋を渡る為に坂を上に登ります。
ゴールデンゲートブリッジがよく見える所で記念撮影
写真を撮っていたら、親切な人が橋がよく見える見晴らしの良い所で記念撮影してくれました。
これから、この写真の右端の遠くに写っている岬の先端ティブロン(Tiburon)まで自転車で行きます。全行程約30kmです。橋を渡った手前のサウサリート(Sausalito)からフェリーで帰ることもできます。
ゴールデンゲートブリッジは、サンフランシスコ市とサウサリートなどのノースベイの街をつなぐ、全長2737mの吊り橋で、6車線の車道と自転車も通れる歩道があります。
橋の支柱間は1280mで、支柱の高さは227m、中央部の水面からの高さは67mもあり、大型船でも通り抜けられます。世界最大の吊り橋の明石海峡大橋はこれより大きくて、橋の支柱間は1991mで、支柱の高さは298m、中央部の水面からの高さは65mです。(2015年10月23日)