ゴールデンゲートブリッジを自転車で渡る3
ゴールデンゲートブリッジを自転車で渡って、サウサリートを過ぎて自転車専用道路を快適に走ります。湾の一番奥のハウキ・パーク近くで道を尋ねて更に海岸沿いに約10km走るとTiburonの港に到着します。そこからフェリーでサンフランシスコに戻りました。
自転車専用道路を走る
サウサリート(ソーサリトSausalito)でフェリーに乗ってサンフランシスコに帰ることもできますが、この街を過ぎたら、このような自転車専用道路(Bike Path)を走ります。自動車道路は平行して走っています。アップダウンもほとんど無く、広くてとても気持ち良く走れます。自転車の数もかなり減ってきました。
長距離を自転車で走る時は、この写真(妻)のようにサドルを低くしないで、ある程度サドルを高くして、足が一番下の位置になった時に膝が少し曲がる程度にします。
そうすると、尻への負担が手や足に掛かるようになり、尻が痛くなりません。妻は尻が痛いと言っていました。
途中にSeaplane Adventuresという水上離着陸のできる飛行機が置いてあり、飛行機が離着陸する様子が見られました。
シルバ島の東のセミナリー・ドライブ付近で休憩
リチャードソン湾(Richardson Bay)の一番奥のハウキ・パーク(Hauke Park)近くで、道がわからなくなり、ウロウロとしていると、散歩中の親切な人が道を教えてくれました。
自転車に乗っている東洋人を見ただけで 観光客楽天 だとわかったのでしょう。少しだけ英語会話の練習になりました。
ここはTiburonの港まで後数キロの所です。湾内に水鳥達が多く集まっていたので、海岸まで降りてみました。まるで池のように穏やかな水面なので本当に海かどうか水を舐めて確かめてみました。塩辛く確かに海でした。
イースト・ストロベリー・ドライブ付近の高級住宅
シルバ島を過ぎて最後の半島の上に出ると、道路のアップダウンも最後です。
イースト・ストロベリー・ドライブと呼ばれる道を通っていると、高級住宅が道の両側に密集していました。サンフランシスコは元々地価が高いので、この辺りはとても良い住環境のように思えました。この辺りに移住したいような気分でした。
この辺りを過ぎると後は平坦な道路ばかりです。景色を満喫しながら自転車を走らせました。途中に公園などがあり、トイレには困りませんでした。
Tiburonから出ているサンフランシスコ行きのフェリー
ティブロン(Tiburon)に着くとすぐにフェリー乗り場を探しました。しかし、乗り場がわかりません。船着場がたくさんあるのです。出港時間が迫っているのに探せなかったら1時間以上待たなければなりません。
結局、何人かの人に聞きやっと乗船場にたどり着きました。外国では表示が日本より分かりにくく、人に聞くのが一番でした。
このフェリーは双胴船で車は載せずに自転車と人専用のようでした。前部の広い所に自転車を載せるようになっていました。
結局、3時45分発のフェリーで30分程掛かってサンフランシスコのピア39(Pier39)のフィッシャーマンズワーフに帰りました。今日のサイクリングは全行程で約30km走行して、約6時間掛かりました。疲れましたが良い思い出と経験になりました。(2015年10月23日)