ピア39からコイトタワーに登る
2015年10月22日、アルカトラズ観光の帰りにピア39からコイトタワーに行きました。コイトタワーはリリー・ヒッチコック・コイトの遺産で建てられたサンフランシスコ北東部の丘の上に立つ64mの塔で市内が一望できる見晴らしの良い所です。
ピア39に居た野生のアシカ
サンフランシスコの観光地アルカトラズ島への船の発着場のピア33から少し北西に行くと、ピア39(Pier39)に着きます。ここはフィッシャーマンズワーフで一番にぎやかな所です。各建物が木のデッキで結ばれていて、レストランや土産物店が軒を並べています。
このKドックと呼ばれる場所では、野生のアシカが見られます。私達の行った時は多くはありませんでしたが、多い時は1000頭以上のアシカが見られるそうです。2年前来た時は浮きイカダの上に上がれない位のアシカが居てバオバオと泣きうるさい程でした。
この写真の奥に見られる椰子の木と灯台は島のように見えますが、全体が船のようになっていて船外機まで付いていました。移動式のディナーレストランのようでした。
海にせり出した木製のデッキからコイトタワーを望む
ここは、前記の移動式ディナーレストランの近くで、長い ウッドデッキ楽天 の道を歩いて渡って来られます。空気も景色も良く散歩に最適な所です。
この写真の中央の奥の高い山の上に見える塔が、これから登るコイトタワー(Coit Tower)です。
ピア39から直接コイトタワーの方向へ行っても、途中は断崖絶壁で地図で見ても道がありません。少し西方向へ歩いてから南に向かい、西側から登ることにしました。
コイトタワーへの坂道
コイトタワーへ向って西の方角から歩いて近づいて行くと、急に坂道が現れます。その後は坂道を高い方へ向って歩くだけでコイトタワーに到着するはずです。私はスマホのGPSを使いながら歩きました。
このような急な坂道に多くの車が駐車してありました。もし、車が動き出しても問題の無いように、ハンドルの方向とサイドブレーキを確認しておくことが重要です。
コイトタワーはテレグラフヒルの頂上に建っている、高さ64mの塔です。リリー・ヒッチコック・コイト(Lillie Hitchcock Coit)の遺産で建てられたそうです。
コイトタワーから見たゴールデンゲートブリッジ
コイトタワーのすぐ下まで来ると、アメリカ大陸を発見したコロンブスの大きな銅像がありました。タワーの有料($8.00です。高い!)のエレベーターに乗るとすぐに眺望の良い塔の頂上に上がれます。階段もあるのですが、閉鎖されていました。
チケット売り場が分かりにくく、どこで売っているのか聞かないと分かりませんでした。料金を払うと腕にハンコを押してくれます。エレベーターに乗る時これを見せます。
小さい窓から外をのぞくようになるのですが、所々の窓が開いているので、写真撮影は開いた窓からできます。
この写真はコイトタワーから西の方向を見たもので、ゴールデンゲートブリッジや坂道の様子がよくわかります。この日はよく晴れていて、普段は霧が掛かることが多くて景色がよく見えないことが多いとの事でした。
コイトタワーを降りたら南に向かい、更に東方向に歩いて海岸まで出ます。ホテルへは路面電車のミュニメトロに乗ってマーケットストリートのパウエル(Powell)まで戻りました。路線はFで$2.25でした。(2015年10月22日)