ホームページ(Web)の表示文字の大きさ変更方法
インターネットでホームページを見ているとテキスト文字が小さくて見にくいページが最近多いように思います。特に最近流行のブログではその傾向が顕著なように思います。ホームページの表示文字の大きさ変更の方法です。
ホームページの表示文字の大きさ変更(表示メニュー)
インターネット エクスプローラ楽天 (Internet Explorer IE)では、次のように表示メニューで文字の大きさを変えることができるのが一般的です。
- [表示] メニューの[文字のサイズ] をクリック
- [最小] ~ [最大] の好みのサイズを選択
この方法でもホームページ側で文字の大きさを相対的に小さく設定していると、最大の文字の大きさにしてもあまり大きくはなりません。ホームページを作るとき文字の大きさはできるだけ標準の大きさの文字を使うようにしましょう。
Lunascapeを使ってテキスト文字の大きさを簡単に変更
私はインターネットエクスプローラの代わりに Lunascape Lite というブラウザを使っていました。これだと表示文字の大きさを簡単に変えられます。
コントロールキーを押しながら数字の1~5のキーを押すだけです。(Ctrl + 数字の1~5)
どうです、[表示] メニューの [文字のサイズ] で文字の大きさを変更するよりずっと簡単でしょう。
しかし、この方法でも表示文字の大きさが変えられないホームページが数多く存在します。それは文字の大きさをスタイルシート等で固定してしまっているからです。この場合は次の方法を使用します。
Firefoxを使って文字と画像の大きさを簡単に変更
Mozilla
Firefox というブラウザでは簡単に文字の大きさを変更できます。コントロールキーを押しながらプラスキーかマイナスキーのキーを押します。(Ctrl
+ プラス又はマイナスキー)
どうです、[表示] メニューの [文字のサイズ] で文字の大きさを変更するよりずっと簡単でしょう。Firefox では文字の大きさをスタイルシート等で固定してしまっていても文字の大きさを変更できるので大変便利です。
Operaでも文字と同時に画像の大きさを変更できるのですが、Firefox3でも同様に画像の大きさも変えられるようになりました。Operaより画像がきれいです。
Operaを使って文字と画像の大きさを簡単に変更
Opera(オペラ) というブラウザでは更に簡単に文字の大きさを変更できます。プラスキーかマイナスキーを押すだけです。
Opera では文字の大きさをスタイルシート等で固定してしまっていても文字の大きさと同時に画像の大きさも変更できるので大変便利です。つまり、画面のデザインを崩すことがないのです。
ノートパソコンでは画面のサイズが小さい割りに、画面の解像度が良いので、文字がどうしても小さくなります。Opera で文字を大きくすると、とても良い感じになります。
ホームページの表示文字の大きさ変更(ユーザー補助)
スタイルシート等で文字の大きさを相対値で指定せずに絶対値で指定している場合は前記の方法では表示文字の大きさを変えることができません。(Mozilla Firefox, Opera を除く)
そのような場合はインターネットオプションのユーザー補助でテキスト文字の大きさの変更を行なうことができます。
- [ツール] メニューをクリック
- [インターネットオプション] をクリック
- [インターネットオプション] の [全般] タブをクリック
- [ユーザー補助] をクリック
- [書式設定] の [Web ページで指定されたフォント サイズを使用しない] にチェックを入れる
- [OK]をクリック
- [インターネットオプション] の [OK] をクリック
これで、前記の方法の[表示] メニューの [文字のサイズ] で文字の大きさを変更できるようになります。
このユーザー補助を使えば、Web ページで指定された色やフォントサイズを使わず自分で指定したスタイルシートを使うこともできます。ただしこの方法では、レイアウトやデザインが崩れて見にくくなることもありますが仕方がありません。
私のノートパソコンの場合は表示部が小さいので、上記のようにWeb ページで指定されたフォント サイズを使用しないで使用していたことがあります。これで文字が読めない程レイアウトが崩れるページは即閉じていました。最近はOperaかFirefoxを使っています。
一度自分の作ったホームページでこのように設定して確認される事をお勧めします。このようにして見てもあまり見にくくならないようなホームページを作りたいものです。
ホームページの表示文字の大きさ変更(画面の解像度)
画面の解像度を変更しても表示文字の大きさを変更することができます。
- [スタート] をクリック
- [コントロールパネル] をクリック
- [デスクトップのカスタマイズ] の [画面の解像度の調整] をクリック
この方法で文字の大きさを大きくすると、画面の解像度が悪くなり、鮮明さがなくなります。画面の縦横比が不自然に変わることもありますので注意が必要です。
ホームページの表示文字の大きさ変更(DPIスケール)
DPIスケールコントロールパネルからも表示文字の大きさを変更することができます。これはWindows Vista にしか無いのか、ノートパソコンにしか無いのかも知れません。
- [スタート] をクリック
- [コントロールパネル] をクリック
- [コンピュータの簡単操作] の [視覚ディスプレイの最適化] をクリック
- [テキストとアイコンのサイズを変更します]をクリック
- [DPIスケールコントロールパネル] の [大きなスケール] を選ぶ
この方法では文字の大きさと共に画像も大きくなります。前記の画面の解像度は最高に設定しておきます。
DPIスケール変更の不具合
私はDPIスケールを変更して使っていました。そうしたらいくらかの不具合が見つかりましたので書き留めておきます。
ペイントでの不具合
ペイントで回路図を描いていましたら、DPIスケールを変更したパソコンだとテキスト文字の大きさが違うことが判明しました。つまりDPIスケールを変更したパソコンでは同じ文字の大きさを指定しても大きな文字で入力されます。
例えば文字の大きさを一番小さい「8」にしたとき、DPIスケールを変更して表示文字を大きくしていると大きな文字で入力されてしまいます。本来は使える一番小さい文字が使えないということです。
Windowsメールでの不具合
Vista の Windowsメールを使っているとどうにもならない不具合があることがわかりました。それはツール、オプションの署名の設定の時、設定ができないことが判明しました。
ツール、オプションで署名の設定をしていて、最後にOKを押すボタンが見当たりません。画面の下に隠れていて押すことができません。画面を上に上げるのにも限度があります。スクロールバーでもあれば良いのですが。