MVNOスマートフォンで使える800MHz帯

SIMフリーのスマホやタブレットを購入する時にはその対応周波数に注意してください。特に山岳地帯やビルの谷間などで使う場合は3GのBand6(800MHz)に対応しているかどうかをよく確認する必要があります。Band19(800MHz)は重要ではありません。

3G(W-CDMA)と4G(LTE)とは

IIJmioやB-mobileやOCNモバイルONEなどの回線領域買い取り販売事業MVNO(Mobile Virtual Network Operator)のスマホで使っている ドコモ楽天 の回線の通信規格には第3世代の3G(W-CDMA)と第4世代の4G(LTE)があります。

3GではNTTドコモの「FOMA」などで数Mbps〜14Mbpsの通信速度を持っています。4Gでは100Mbpsの速度を目指して開発された通信方式です。LTEとはLong Term Evolutionの略です。

3G(W-CDMA)の周波数帯

3G(W-CDMA)の使用周波数帯には2〜2.1GHz帯(Band1)と、800MHz帯(Band6)と、1.7〜1.8GHz帯(Band9)と、800MHz帯(Band19)などがあります。

4G(LTE)の周波数帯

4G(LTE)の使用周波数帯には2〜2.1GHz帯(Band1)と、1.7〜1.8GHz帯(Band3)と、800MHz帯(Band19)と、1.5GHz帯(Band21)と、700MHz帯(Band28)などがあります。

MVNOスマートフォンとドコモの周波数帯

スマートフォンの写真

LTEに対応しているドコモのスマートフォン(白ロム)を購入する時には、3G(W-CDMA)の周波数帯については問題ありません。しかし、この写真のようなNEXUS5などのSIMフリーのスマホやタブレットを購入する時にはその対応周波数に注意しなければなりません。

LTE対応のスマホでも、端末付属の音声通話には3Gの周波数帯を使用します。データ通信は3G/LTEですが、通話は全て3Gでの使用になります。

3Gがどの周波数帯に対応しているのかをチェックするのが重要です。その中で障害物があってもよく届く800MHz帯が問題なのです。山岳地帯やビルの谷間などで使う場合は気をつけてください。

3G(W-CDMA方式)の周波数帯について

Band1の2〜2.1GHz帯については通信範囲が広くて帯域幅も広いのでドコモの主要な周波数帯となっています。

800MHz帯については、比較的低い周波数なので、障害物があっても電波が回り込んでよく届くので、FOMAプラスエリアで使われています。これは「Band6」と「Band19」になりますが、「Band19」は周波数の再編で現在はほとんど使われていません。

Band9の1.7〜1.8GHz帯については関東や東海や近畿のみで使われているようですのであまり大きな問題にはなりません。

800〜900MHz帯の電波の伝搬特性

携帯電話(スマートフォン)で使っている周波数には、主に、2GHz帯などの高い周波数と、プラチナバンドと呼ばれる800〜900MHz帯の低い周波数があります。

電波は低い周波数程、回折が起こりやすくて、障害物があっても回り込んで電波が届く性質があります。つまり、高い周波数程、光に近い性質を持っています。

この為、携帯電話の800〜900MHz帯の電波は山間部やビルの谷間などのアンテナが見えない所でもよく届くのです。

SIMフリー端末を購入する時の注意点

SIMフリー端末を購入する時には3GのBand6(800MHz)に対応しているかどうかをよく確認する必要があります。海外のSIMフリー製品の中にはBand19には対応していてもBand6に対応していない物もありますので特に注意してください。

GoogleのNEXUS5について

NEXUS5のLGD821は3GのBand6(800MHz)には対応していますが、Band19(800MHz)には対応していません。でも、Band19は現在、ほとんど使われていませんので山間部や田舎などで使っても問題はありません。