スマートフォンの金属バンパーの影響

スマートフォン用の金属製の保護用のバンパーは見栄えが良く使っていらっしゃる方もあると思います。しかし、金属製の物は電波の送受信に影響して、携帯電話の音声通話やGPSの機能に悪影響することがありますので注意が必要です。

スマートフォンの金属バンパーの例と用途

スマートフォンの金属バンパーの例

この写真がスマートフォンに取り付ける用途の市販の金属製の 保護 バンパー楽天 の例です。

左側は私が以前に使っていた、GALAXY Note edge SC-01G用のものです。右側はGALAXY S3α用のものです。

これを取り付けると見栄えが良いのと、落した時の衝撃を吸収してくれるので、落としてもガラスが割れたり傷ついたりするのを少しでも防ぐことができます。

金属バンパーを付けたスマートフォンで問題発生

金属バンパーを付けたスマートフォン(GALAXY Note edge SC-01G)

この写真が金属バンパー(ケース)を付けた私が以前使っていたスマートフォン(GALAXY Note edge SC-01G)です。

メタルバンパーを付けると確かに見栄えも良く落した時の傷付きも防止できるのですが、特にこの機種では使っていると不具合が出てきました。

バンパーを装着して最初にインターネットをする時にはあまり問題はありませんでしたが、まず、音声通話用のSIMを使った携帯電話の番号での通話に次のような問題が発生しました。

山の中などで、他の人は問題なく携帯電話が使えるのに、私のスマートフォンでは発信も着信もできないことよくがありました。

次に、GPS機能を使ったナビゲーションに問題が発生しました。車の中で目的地を指定して使うナビ機能がうまく動作しないのです。GPS衛星からの電波を頻繁に捕捉できないのです。

金属製のバンパーを外したら全ての問題が解決(SC-01G)

結局、GALAXY Note edge SC-01Gでは、スマートフォンの周りに付けていた金属製のバンパーを外したら全ての問題が解決しました。初めは、バンパーを付けていてもインターネットは問題なく使えるし、電波の強さを示すバーの表示には特に変化が無かったのです。

でも、音声通話用の携帯電話のSIMを使った時やGPSでは、ネットとは別の周波数の電波を使っているので注意が必要です。従って、アンテナも別のものを使っていると思われます。

やはり、電波を使う機器は金属製のものを機器の周りなどに近づけるのは問題があります。その考えから思えば、スマートフォンのケースに金属や磁石などを使ったものは避けるべきです。

スマートフォン用の保護ケースや保護バンパーを使うなら、金属製の物は避けて、必ずプラスチック製や布や皮などの非金属のものにしてください。

GALAXY S3αの場合

GALAXY S3αでは、GALAXY Note edge SC-01G程の大きな影響はありませんでした。しかし、電波が弱くなるのは確認できました。

私は山間部に住んでいますので、電波の強さはどちらかと言うと弱い方です。この時、スマートフォンが使えるか使えないかは、とても大切な事なのです。少しでも電波を強くする為には、この金属バンパーは外した方が良いことは言うまでもありません。

どうしても金属製の物(ケース)を使う時

そうは言ってもかっこいい市販のバンパーや保護ケースがあるので、使いたい場合もあると思います。その時は、取り付けた時にアンテナの表示に差がない事や音声通話の携帯番号での使用に差がない事やGPSの使用に支障がない事をよく確認してください。

機種によってはあまり影響が出ないこともありますので、よく確認した後にメタルバンパーを使うのは問題ありません。全ての機種で金属製の物が使えないわけではありません。