クロームブックのカナ入力設定方法

グーグルのクロームブック(SUMSUNG XE303C12英語バージョン)はインターネットアクセスに特化したパソコンで、SSDを使用していて高速起動で軽量で使い易いのですが、日本語の「かな入力」に設定するのはとてもハードルが高いように思います。やっと設定できましたので紹介します。

Chromebookの入手と日本語設定

グーグルのクロームブック(SUMSUNG XE303C12英語バージョン)を入手したのですが、日本語のカナ入力で使えるのかどうか不安でした。とりあえず、日本語では使えるようでした。

まず電源を入れると、「Select your language」で言語の設定を選びます。デフォルトは英語になっていますので、これを日本語に変えます。

次に、キーボードの設定を選ぶのですが日本語のキーボードはありません。とりあえず、「US Keyboard」などを選んでおきます。そうすると、ローマ字変換はできるようです。

パソコンを日本で使っている人の大多数がローマ字入力のようですが、私は主に「かな入力」なのです。ローマ字入力も使えないことはないのですが、カナ入力はキーの位置を覚えてしまうと入力がとても早くできるようになって便利なのです。

日本ではまだクロームブックが発売されていなかったので、「かな入力」には対応していないと諦めていました。しかし、色々と設定していたら「かな入力」ができるようになりました。この記事は後から書いたので一部不具合があるかも知れません。

日本語の「かな入力」に設定する

画面の右下の時刻などがある部分をクリックすると、別のウィンドウが表示されます。このキーボードのアイコンのある所をクリックすると入力方式の設定が行えます。

下の「言語と入力方法をカスタマイズ」をクリックして、「Google 日本語入力(US キーボード用)」にチェックを入れました。

「Google 日本語入力(US キーボード用)」の表示の下に設定があるので、そこをクリックすると、インターネットのクローム画面で日本語の入力が設定できるようになっています。「ローマ字」を「かな」に変更します。これで、かな入力の設定が完了です。

しかし、キーボードが日本語キーボードではないので、表示はアルファベットのみとなります。

クロームブックのキーボードに「かな」表示を追加

かな表示を追加したクロームブックのキーボード

50音のキーボードを完全ブラインドタッチとはいかないので、キーボードに「かな」表示を追加しました。

カシオの ネームランド楽天 やキングジムのテプラ で白地に黒色の文字のシールを作って貼り付ける方法をやってみました。透明のテープに銀色の文字の方が良かったのですが、手持ちにそのテープが無かったのです。

一部普通の日本語キーボードとは配置が違いますが、それは我慢して使います。何とかなりそうです。具体的には「ろ」「ー」「む」などの位置が違っています。

もちろん、日本語USBキーボードを外付けすれば日本語キーボードも使うことができます。

キーボードの切替はshift+altで行ないます

日本語入力のON/OFFとキーボードの切替は「shift」キーと「alt」を同時に押して行ないます。押す毎に「Google 日本語入力(US キーボード用)」と「US キーボードのまま」がトグルで切り替わります。「Ctrl」+「スペース」でも同じ動作をします。

その他便利な使い方

デリートキーが無いので、それと同等の動作をさせるには、「alt」+「backspace」キーを押します。やはりデリートキーは欲しいものです。

マウスを使わず、タッチパッドだけでスクロールするには、二本指を同時にスライドさせると縦、横のスクロールができます。

右クリックが必要な時は、二本指を同時にタッピングすると表示させることができます。