nPOPの使い方(サーバ上のメールの管理に使います)

nPOPというソフトはメールサーバ(POP3)上のメールを表示します。一般的なメーラーのリモートメール、仮想メールの機能をソフトにしたようなもので、とても便利なものです。

nPOPの特長(良いところ)

パソコンの写真

nPOPはサーバ上にあるメールを表示して見ることができます。サーバからメールが削除されると一覧から消えます。nPOPはメールの受信ができますが、 メール送信楽天 もできます。

nPOPの良いところは、サーバーのメールを操作できるので、ウィルスに掛かりにくいことです。慣れるとサーバー上のメールを見ただけでウィルスらしいとわかります。パソコンにダウンロードする前に削除できます。添付ファイルもすぐにわかります。

nPOPをUSBメモリやフロッピーディスクに入れておいて、動作させることができるので、持ち歩いて複数のパソコンでメールチェックができます。

nPOPのインストールと起動と設定

nPOPはフリーのソフトなので、窓の杜やVectorからダウンロードして、C:\tool等の任意のフォルダにインストールします。Programfilesにインストールする必要はありません。

nPOPを起動するには、インストールしたnpopフォルダ内にある「nPOP.exe」か、そのショートカットをダブルクリックします。

nPOPが起動したら、メールアカウントを追加設定してやります。POP受信サーバーの設定をします。送信もする場合は、SMTPサーバーの設定もします。

メールアカウントはいくつでも作成できます。複数のアカウントを作成しておくと全てのメールが一度にチェックできて便利です。

新着メールのチェック方法

全てのメールをチェックするには「送受信」の「巡回チェック」をクリックします。新着メールがあるとアカウントの名前の所に印が付きます。また、音を鳴らして知らせることもできます。

届いたメールを読むには表示されたメールをダブルクリックします。その画面のままで、返信メールを作成することもできます。

メールの削除方法

一回読んだらもう必要のないメールや、迷惑メールはサーバー上のメールから削除します。削除したいメールを選んでから「メール」メニューで「削除用にマーク」を選択してから、マークしたものを実行します。複数のサーバーから一度に削除することもできます。その場合は「送受信」の「巡回実行」を使います。

複数のパソコンで、同じメールをメールソフトで受信する方法

nPOPで受信した電子メールはその後もメールサーバーに保存されています。自宅や外出先のノートパソコン等のOutlookExpress等で電子メールを読んだ際には普通はこのメールは削除されます。

メーラーでメールを受信すると、サーバーのメールが削除されてしまうのでは使いにくいので次のようにすぐにはメールが削除されないように設定します。

特に複数のパソコンでも同じメールを受信するには、アウトルックエキスプレス等のメールソフトの設定で、サーバーにメールを保存するように設定します。サーバーから一週間後程度に削除するようにした方が良いでしょう。この設定は複数のパソコンで同様にします。

添付ファイルの開き方

nPOPで受信しただけでは添付ファイルは受信していません。「メール」メニューから「受信用にマーク」を選択してから、マークしたものを実行します。「編集」メニューの下部に添付ファイル名が表示されますので、それをクリックします。次に保存先を聞いてきますので、適当なフォルダに保存してから開きます。

メールを作って送信する方法

メッセージの作成をクリックします。宛先、件名を入力します。添付ファイルもこの画面から添付できます。次に本文の入力画面に進みます。入力を終えたら、「直ちに送信」をクリックすると、すぐに送信されます。送信を終えると送信箱に、送信済みのメールが移動します。