コロナ石油ファンヒーターのエラーコード(自己診断)

コロナ石油ファンヒーターが故障した時、本体に見慣れないランプの点滅やエラーコード(自己診断)を表示することがあります。これが何を意味するのか判らないと効率的な修理はできません。コロナ石油ファンヒーターのエラーコードのリストです。

コロナ石油ファンヒーターのエラーコード(自己診断)

石油ファンヒーターの写真

コロナ(CORONA)の 石油ファンヒーター楽天 (強制通気形開放式石油ストーブ)が故障又は不具合となった時のエラーコード(自己診断)表とその故障内容です。機種によっては違う表示になることがあります。

また、この表示通りの故障になっているとは限りません。一応の目安と考えてください。


E0
不完全燃焼防止装置が作動した場合。点火安全装置が作動した場合。燃焼制御装置が作動した場合。途中失火をした場合。点火ミスをした場合。異常燃焼をした場合。
不良灯油を使用した場合。送油経路に水または、ごみがたまっている場合。エアーフィルタの目づまりによる燃焼用空気が不足した場合。
シリコーン配合の商品を使用した場合などで フレームロッド楽天 にシリコーンが付着している。また、気化器の不良の場合も考えられます。
E1
着火動作前にフレーム電圧を検知した場合。炎検知器がバーナー部と短絡した場合。
フレームロッドにススが付着している場合が多いようです。この場合は不完全燃焼になっている可能性があります。
E2
点火動作を2回繰り返しても着火しない場合。炎検知しない場合。E0と同じ。
E4
点火動作後、15秒以降にフレーム電圧が基準レベル以下になった場合。酸素不足で消火した場合。E0と同じ。つまり、フレームロッドや 気化器楽天 の不良も考えられます。
E5
気化用ヒーターの断線または、ポットサーミスターの断線。
E6
ポットサーミスターの短絡。
E7
燃焼用送風機のパルス出力が出ない場合。燃焼ポットに送っている燃焼用の送風機の異常です。
E8
対流用送風機のパルス出力が出ない場合。後ろにある対流用の送風機の異常です。
E9
対震自動消火装置が作動した場合。
HH点滅
不完全燃焼防止装置が作動した場合。不完全燃焼防止装置が連続して4回作動すると「連続不完全燃焼通知機能」が働きお知らせします。
HH点灯
さらに不完全燃焼防止装置(不完全燃焼通知機能)が連続して3回作動すると「再点火防止機能」が働き、再点火できなくなります。この場合は販売店に連絡してください。(修理が必要となります)
EF,EH
過熱防止装置が作動した場合。温風空気取入口がほこりでつまっている場合。温風吹出口がふさがれている場合。
oFF,OFF
消し忘れ消火装置が作動した場合。
C0
シャッターに異物がはさまった場合。シャッターが故障した場合。
EP,EA,C1
電気系統の故障です。販売店に連絡してください。

以上のエラーコード表(自己診断)は、あくまでも不良の目安となりますが、この通りではないこともよくあります。