Panasonic(ナショナル)エアコンのエラーコード

ナショナル(パナソニック、松下電器)エアコンが故障した時、エアコンに見慣れないランプの点滅やエラーコード(自己診断)を表示することがあります。これが何を意味するのか判らないと効率的な修理はできません。エラーコードは修理には必要です。

Panasonic(ナショナル)エアコンのエラーコード

エアコンの画像

ナショナル、パナソニックの家庭用と業務用の エアコン楽天 が故障又は不具合となった時のエラーコード(自己診断)とその故障内容です。


E2
室内ドレン水位の異常です。ドレンセンサー、ポンプ、排水回路、室内基板不良
E3
室内室温センサーの異常です。室温センサー、室内基板不良
E4
室内配管センサーの異常です。配管センサー、室内基板不良
E5
リモコンの異常です。リモコン、配線、室内基板不良
E6
室内外伝送の異常です。内外信号線、配線、室内、外基板不良
E9
ルーバの異常です。風向ルーバスイッチ、駆動モーター、室内基板不良
E10
室内輻射センサーの異常です。輻射センサー不良
E11
室内加湿器の異常です。加湿器、基板不良
E13
過電流保護の異常です。過電流保護、欠相、電圧、圧縮機、電磁接触器、基板不良
E15
高圧カットの異常です。熱交換器目詰り、送風機、基板不良
E16
欠相防止の異常です。電源電圧、欠相検知回路、室外基板不良
E17
外気温度センサーの異常です。外気温度センサー、室外基板不良
E18
室外機配管センサーの異常です。室外機配管温度センサー不良、室外基板不良
F11
冷暖房の切替の異常です。四方弁本体、コイル不良、室外基板不良
F13
室内ヒーター断線の異常です。室内基板不良
F14
室内ヒーター電圧の異常です。室内基板不良
F16
冷房・除湿切換の異常です。冷房・除湿の切換が正しくできない場合にお知らせ
F17
室内氷結の異常です。
F18
ドライ回路の異常です。
F19
冷媒加熱ヒーター断線の異常です。
F83
冷媒加熱器温度過昇の保護です。
F90
PFC保護の異常です。PFCコネクターの接続不良、PFC制御基板、室外制御基板の不良
F91
冷凍サイクルの異常です。冷媒洩れ、冷凍サイクル不良
F93
圧縮機の異常です。圧縮機、基板、パワートランジスタ不良
F95
冷房異常時高圧保護。冷房・除湿運転で室外機が放熱妨害をおこしている
F96
室外IPM過昇保護の異常です。室外基板不良
F97
圧縮機温度過昇の保護です。圧縮機の温度が異常に高温になった場合、運転を停止し異常をお知らせ
F98
総合電流の保護です。
F99
DCピーク動作の異常です。パワトラ、トランジスタモジュール、圧縮機、室外基板不良
H11
室内外通信の異常です。室内外基板、配線、ヒューズ不良
H14
室内吸込センサーの異常です。室内吸込温センサーの断線、短絡、コネクターの接続不良や外れ
H15
室外圧縮機温センサーの異常です。室外吐出センサー不良、圧縮機温センサーオープン、ショート
H16
室外CT断線の異常です。室外CT不良、室外基板不良
H19
室内ファンモーターロック、室内ファンモーター不良、室内基板不良
H20
室内ヒーター回路の異常です。室内ヒーター制御回路不良
H23、H24
室内熱交センサーの異常です。室内熱交換器センサー不良、室内熱交換器温センサーオープン、ショート、室内基板不良の場合もあります。
H25
空気清浄の異常です。
H26
イオン発生器通電の異常です。
H27
外気センサーの異常です。外気温度センサー、室外基板不良
H28、H29
室外熱交センサーの異常です。室外熱交換器センサー不良、室内基板不良
H30
吐出センサーの異常です。室外吐出センサー不良、室外基板不良
H31
室内湿度センサーの異常です。
H33
異電圧機種接続の異常です。
H34
電装品放熱板温センサ−の異常です。
H50
換気ファンモ−タ−の異常です。
H51
フィルターそうじノズルロックの異常です。
H52
フィルターそうじ左右リミットSWの異常です。
H53
冷媒加熱器温センサーの異常です。
H54
冷媒加熱ヒーター制御回路の異常です。
H56
ルーバー動作の異常です。
H59
赤外線センサーの異常です。
H67
ナノイー(nanoe)の異常です。
H69
間取りセンサーの異常です。
H70
日射センサーの異常です。
H96
二、三方弁開け忘れ確認
H97
室外ファンモーターロック、室外ファンモーター不良、室外基板不良
H98
高圧過昇保護の異常です。室内吸込フィルター、熱交換器汚れ、目詰まり
H99
室内機凍結保護の異常です。室内吸込フィルター、熱交換器汚れ、目詰まり、ガス欠

以上のエラーコードは、ナショナル、パナソニックの業務用エアコンのコードも含んでいます。エラーコードはあくまでも不良の目安となりますが、この通りではないこともよくあります。