パナソニックエコキュートのエラーコード(自己診断)
パナソニックエコキュートが故障した時、エコキュート(給湯器)に見慣れないランプの点滅やエラーコード(自己診断)を表示することがあります。これが何を意味するのか判らないと効率的な修理はできません。パナソニックエコキュートのエラーコードです。
パナソニック(ナショナル)エコキュートのエラーコード(自己診断)
パナソニック(Panasonic、ナショナル、松下電器)の エコキュート楽天 (給湯器)が故障又は不具合となった時のエラーコード(自己診断)とその故障内容です。
エラーコードにUが付いたものは、主にユーザーが対処できるものです。それ以外のHやFは販売店、または、サービスマンが対処します。
この給湯器の熱源はエアコンと同じように、ヒートポンプによって熱を発生するようになっていて、ヒーターに比べて、大変効率良くできています。
しかし、価格が高い事、ヒーターに比べて故障しやすいのが欠点です。
- U22
- 断水検知した。ふろ自動お湯はり時、注湯量が1L/分以下になった。
- 給水元栓を「開」にする。ふろ注湯弁の作動確認、点検交換。給水配管またはふろ配管の凍結解除。ふろ流量センサーの作動確認、点検交換。電源電圧の確認・接続など。
- U51
- 浴そう栓忘れ検知。浴そうの栓を閉め忘れているため、浴そうにお湯が溜まらない。
- 浴そうの栓をする。ふろ配管の長さ、径の確認と修正。ふろフロースイッチの作動確認、点検交換。ふろポンプの作動確認、点検交換など。
- U53
- 浴そう満水検知。ふろ自動運転時、浴そうからお湯あふれる。
- 水位設定が高すぎないか確認と再設定。ふろ配管経路のエアーかみ確認と修正。ふろ配管系路の漏れ確認と修正。水位センサーの確認、点検交換など。
- U54
- 初回残水検知。ふろ試運転時、浴そうに残水があるため、自動お湯はりができない。
- 浴そう楽天 を空にし、ふろ試運転をおこなう。
- U55
- 浴そう未排水検知。3日間浴そうにお湯をはったまま、酸素運転をした。
- 浴そうのお湯を抜いて、再度自動お湯はりをおこなう。
- U61
- 湯切れ検知。浴そうへのお湯はり時、タンクにお湯がないため、お湯はりを停止した。
- タンクにお湯があるか確認し、お湯が沸くまで待つ。ふろ給湯サーミスター点検、交換。
- H18
- 暖房水漏れ異常。暖房水の減水を検知し、補水完了(満水)した後、60時間以内に再度減水を検知した。
- 本体内暖房配管、床暖房パネル、機外暖房配管の水漏れ確認と補修など。
- H25
- ふろフロースイッチ異常。ふろ循環ポンプが停止時およびふろお湯はり停止時、ふろフロースイッチONの異常を検出した。
- ふろ配管洗浄をおこない、ふろフロースイッチの掃除。ふろフロースイッチの点検、交換。外装に磁石(マグネット)がないか確認・除去など。
- H29
- 酸素運転循環異常。ふろ配管の往き管と戻り管が逆接続のため、酸素運転ができない。
- ふろ配管接続の確認、修正など。
- H30
- 暖房往きサーミスター中途半端故障。暖房戻りサーミスター温度が、暖房往きサーミスター温度を5分間上回った。
- リード線、コネクタの接続確認、補修。暖房往きサーミスター点検、交換など。
- H32
- 給水サーミスター異常。給水サーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜けの確認、修正または給水サーミスターの点検、交換など。
- H33
- ふろサーミスター異常。ふろサーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜け点検。ふろサーミスター抵抗値確認点検、交換など。
- H34
- 給湯サーミスター異常。給湯サーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜け点検。給湯サーミスター抵抗値確認点検、交換など。
- H35
- 高温異常。タンク上部の残湯サーミスターが高温を検出した。
- 残湯サーミスターの点検、交換など。
- H37
- ふろ給湯サーミスター異常。ふろ給湯サーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜け点検。ふろ給湯サーミスター抵抗値確認点検、交換など。
- H39
- 追いだきサーミスター異常。追いだきサーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜け点検。追いだきサーミスター抵抗値確認点検、交換など。
- H45
- 追いだき熱交サーミスター異常。追いだき熱交サーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜け点検。追いだき熱交サーミスター抵抗値確認点検、交換など。
- H46
- 中間サーミスター異常。中間サーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタ抜け点検。中間サーミスター抵抗値確認点検、交換など。
- H48
- 暖房往きサーミスター異常。暖房往きサーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタの接続確認、補修。暖房往きサーミスターの交換など。
- H49
- 追いだきポンプ異常。(K1,K2,K3,D,DA,KA,UA,FAシリーズ)。 (1)ふろ注湯時、追いだきサーミスターの温度がふろ給湯サーミスターの温度より8℃以上高い状態が30秒以上続いた。 (2)ふろサーミスター温度がふろ給湯 サーミスター楽天 温度+8℃以上低い状態。(1)と(2)の状態が30秒継続した。
- リード線、コネクタの断線補修、追いだきポンプ、追いだきサーミスター交換。試運転時などタンクに湯が沸いていない状態で、ふろお湯はり流量が極端に少なくないか確認など。 1.給水元栓を完全に「開」する。2.給水フィルターのゴミ除去。3.ふろ注湯弁のフィルターのゴミ除去など。
- H50
- 暖房戻りサーミスター異常。暖房戻りサーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタの接続確認、補修、暖房戻りサーミスターの交換など。
- H52
- 補水弁異常・補水異常。(1)補水弁「開」後、2分以内に満水にならない。(2)暖房注水試運転が1時間以内に終了しない。
- (1)給水元栓の「開」確認、「開」にする。(2)補水弁フィルターの目詰まり確認と掃除。(3)水漏れ確認、補修。 (4)補水弁の交換など。
- H54
- 三方弁異常。三方弁の位置検出ができない。または2つの位置を同時に検出した。
- リード線、コネクタの抜け確認、修正。または、三方弁の点検、交換など。
- H56
- ふろ混合弁異常。(1)ふろお湯はり時、設定温度より高い温度を検知した。(2)ふろ湯はり時、ふろ給湯サーミスター検出温度が残湯サーミスター1の検出温度より低い状態になった。(3)ふろ湯はり時、混合弁を水側に駆動しても全開位置を検出できない。
- (1)は、ふろ混合弁、ふろ給湯サーミスターの点検、交換。(2)は、ふろ給湯サーミスターの点検、交換。(3)は、ふろ混合弁の点検、交換など。
- H57
- 中間混合弁異常。中間混合弁が水側または湯側に駆動しても位置を検出できない。
- リード線、コネクタの接続確認、中間混合弁の点検交換など。
- H58
- バイパス弁断線検知。バイパス電磁弁の断線。
- リード線コネクタの外れ確認、修正またはバイパス電磁弁の交換など。
- H59
- 給湯混合弁異常。(1)給湯時、混合弁が湯側になっても、給湯サーミスターの検出温度が中間サーミスター検出温度より低い状態になった。または給湯混合弁が水側になっても給湯サーミスターが高い温度を検出した。(2)給湯時、混合弁を水側に駆動しても、位置検出ができない。
- (1)は、給湯混合弁、給湯サーミスターの点検、交換。(2)は、給湯サーミスターの点検、交換など。
- H60
- 水位電極異常。満水電極が水位検出しているとき、減水電極が水位検出しない状態が3秒以上継続した。
- リード線接続確認、補修。減水電極の抵抗値確認(正常:水有り10MΩ未満、水なし10MΩ以上)。異常時膨張タンク交換など。
- H66
- 酸素ファン異常。酸素ファンが作動しない。
- リード線、コネクタの接続確認、酸素ファンの点検交換など。
- H69
- 暖房往きサーミスター過昇。暖房往きサーミスターが70℃以上を30秒連続検出した。
- 暖房往きサーミスターの交換。
- H70
- 通信異常。メイン基板と暖房基板の通信が30秒間連続して通信できない。
- コネクタの確認と補修。暖房基板交換(D1シリーズ)。制御基板交換(DAシリーズ)など。
- H76
- リモコン通信異常。リモコンで16回通信しても、通信できない。
- (1)リモコンケーブル点検・補修。(2)リモコンの点検、交換。(3)水位センサー、・流量センサーの短絡確認と交換など。
- 床暖房リモコン通信異常。床暖房リモコンで16回通信しても、通信できない。
- (1)リモコンケーブル点検、補修。(2)床暖房リモコンの点検、交換。(3)プリント基板の交換など。
- H77
- ふろ流量調整弁異常。ふろ流量調整弁を水側に駆動しても、水側全開位置を検出できない、
- ふろ流量調整弁のリード線、コネクタの抜け点検確認。ふろ流量調整弁の点検交換など。
- H78
- ふろポンプ異常。(1)ふろポンプが回転しない。(2)ふろポンプが回転し続ける。(3)ふろポンプ内に水がない状態で運転した。
- ふろポンプのリード線、コネクタ抜け確認。ふろポンプの点検交換。制御基板の点検交換など。
- H79
- ふろ注湯弁異常。ふろ注湯弁「閉」時に流量センサーが流量を検出した
- ふろ注湯弁交換。
- H81
- 給湯サーミスター温度異常。(1)給湯サーミスター温度が給湯サブサーミスター温度より8℃以上高い状態が続いた。(2)給湯サブサーミスター温度が給湯サーミスターより8℃以上高い状態が続いた。
- リード線、コネクタ点検補修。給湯サーミスター、給湯サブサーミスター(給湯混合弁ブロック)交換など。
- H82
- 時計電源異常・時計伝送異常。停電復帰後の時計データが不正規になった。
- 時刻合わせ、日時設定を行うなど。
- H83
- 水位窓設定異常。3分以内に浴そうの水位の窓設定ができない。
- エアーかみ除去、配管の確認修正。水位センサーの交換など。
- H84
- ミストセンサー異常。ミストセンサーが断線または短絡した。
- リード線、コネクタの接続確認、補修。ミストサーミスターの交換など。
- H85
- ミスト混合弁異常。ミスト混合弁の原点位置を検出できない。
- リード線コネクタの接続確認、補修。ミスト混合弁の交換など。
- H86
- ミスト混合温度異常。(1)ミスト混合弁が原点位置でミスト供給温度が高い。(2)ミスト混合弁が湯側全開でミスト供給温度が低い。
- 断水復帰、給水元栓、ミスト接続バルブを開く。ミストセンサーのリード線、コネクタ点検補修。ミストセンサーの交換など。
- H87
- 給湯混合弁温度異常。(KB,FB,WB,KCシリーズ)。(1)単独給湯時、混合弁が湯側全開位置で、給湯サーミスターが残湯サーミスター0温度より20℃以上低い状態が30秒以上続いた(2回)。(2)-1水側全開位置で給湯温度が60℃以上の状態が30秒以上続いた。(2)-2水設定以外で、給湯温度が設定温度+10℃以上の状態が30秒以上続いた。(3)-1給湯サーミスター温度が給湯サブサーミスター温度より8℃以上高い状態が10秒続いた。(3)-2給湯サブサーミスター温度が給湯サーミスター温度より8℃以上高い状態が10秒続いた。
- (1)湯側逆止弁確認、給湯混合弁交換。(2)-1給水配管の凍結確認、凍結防止。(2)-2給水元栓を「開」にする。(2)-3断水の確認、断水復帰後再操作。(2)-4水側逆止弁確認、給湯混合弁交換。(3)給湯サーミスター、給湯サブサーミスター(給湯混合弁ブロック)交換。(4)ソーラシステムと接続確認、補修など。
- H88
- ふろ混合弁温度異常。(1)残湯サーミスター0温度が60℃以上でかつ湯側全開位置で、ふろ給湯サーミスター温度が残湯サーミスター0温度より12℃/20℃以上低い状態が30秒続いた。(2)ふろ注湯時に設定温度+8℃以上高い状態が44秒継続した(ぬるめ、水設定時は、60℃以上で判定)。
- ソーラシステムと接続確認、補修。ふろ混合弁、給湯混合弁の湯側逆止弁のゴミ除去。ふろ給湯サーミスターのコネクタ接続確認、補修。ふろ給湯サーミスター(ふろ混合弁ユニット)の交換など。
- H89
- 給湯サブサーミスター異常。給湯サブサーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタの抜け点検補修・給湯サブサーミスター(給湯混合弁ブロック)交換など。
- H90
- 貯湯ユニット~ヒートポンプユニット間通信異常。(1)貯湯ユニットとヒートポンプユニット間の通信ができない。(2)貯湯タンク上部の保安器が作動した(HE-K1シリーズ)。
- (1)は3心ケーブル連絡配線の接続状態の確認、修正または、貯湯ユニットのプリント基板orヒートポンプユニットのプリント基板の点検、交換。(2)は保安器の復帰ボタンを押して復帰させるなど。
- H91
- 温度過昇検知(保安器作動)。貯湯タンク上部の保安器が作動した(HE-37R1,37R2シリーズ)。
- 保安器の復帰ボタンを押して復帰させる。
- H92
- ヒートポンプ配管誤配管検知。ヒートポンプ配管の接続を戻り(湯側)と往き(水側)の接続を逆に接続した。
- ヒートポンプ配管の接続(戻り、往き側)確認と修正など。
- H93
- 循環水系統異常。ヒートポンプ配管系路に温水が循環しない。
- (1)ヒートポンプ配管系路の点検(エアー抜き、水側バルブが「開」、逆止弁がないこと、詰まり、凍結等)。(2)給水配管の凍結の解凍、給水元栓の「開」等の点検。(3)タンク上部のノズル詰まり除去。(4)積層ポンプ点検、修正など。
- H94
- 貯湯ユニット~ヒートポンプユニット間循環異常。(1)貯湯ユニット~ヒートポンプユニット間の水が循環しない。(2)ヒートポンプ配管の入水・出湯配管の誤接続。(3)沸き上げポンプ内に水がない状態で運転した。
- 給水側止水栓を「開」にする。給水配管の凍結の解凍。水側バルブを「開」にする。ヒートポンプ配管の逆接続の補修。ヒートポンプ配管の折れ、詰まりの補修。ヒートポンプ配管系のエアー抜き。タンク上部のノズル詰まり除去など。
- H95
- 電源電圧異常検知。電源にAC100Vを接続した。
- 電源電圧がAC200Vであるか確認と電源接続の修正。プリント基板点検・交換など。
- H97
- 追いだき熱交換器異常。ふろ運転を行っていないとき、ふろサーミスターが高温の温度を検出後、冷却運転しても、10分以内に再度冷却運転をおこなった。
- ふろサーミスターの抵抗値の確認、交換または、追いだき熱交換器の交換など。
- F11
- ピークカット異常。熱交換器出湯温度が上がらない。
- (1)ヒートポンプ配管系路の点検(エアー抜き、水側バルブが「開」、逆止弁がないこと、詰まり、凍結等)。(2)タンク上部のノズル詰まり除去。(3)積層ポンプ点検、修正など。
- F12
- 圧力スイッチ作動。(K1,K2,K3,KA,DA,UAシリーズ)。ヒートポンプ配管系路に温水が十分に流れないため、冷媒圧力が異常に上昇し、圧力スイッチが作動した。またはヒートポンプ配管を誤接続した。
- (1)ヒートポンプ配管系路の点検(エアー抜き、水側バルブが「開」、逆止弁がないこと、詰まり、凍結等)。(2)給水配管の凍結の解凍、給水元栓の「開」等の点検。(3)ヒートポンプ配管の接続確認、修正。(4)タンク上部のノズル詰まり除去。(5)入水、出湯サーミスターの外れ点検、修正。(6)沸き上げポンプ点検、交換。(7)膨張弁の点検、交換など。
- F14
- 圧縮機ロック。圧縮機モーターが回転しない。
- (1)圧縮機配線確認修正。(2)圧縮機2相間抵抗確認結果、正常の場合はプリント基板の交換、異常の場合はヒートポンプユニット対応など。
- F15
- ファンロック異常。ファンモーターが回転しない。
- (1)異物除去。(2)コネクタ外れの点検修正。(3)ファンモーター抵抗値点検、抵抗値異常の場合ファンモーター交換、正常の場合プリント基板交換など。
- F16
- 入力電流異常検知。運転時の電流値が異常に高い。
- 据付け寸法確認、修正。運転電流確認異常時、プリント基板交換など。
- F17
- 漏水検知。本体内部からの水漏れを検知した。
- 水漏れの補修、水漏れがない場合は漏水センサーの点検、交換など。
- F19
- 出湯温度異常。水熱交換器の循環流量が確保できず、出湯温度が異常に上昇した。
- (1)ヒートポンプ配管系路の確認、修正(配管の折れ、詰まり、水側バルブを「開」か等)。(2)出湯サーミスター抵抗値点検、交換。(3)タンク上部のノズル詰まりなど。
- F20
- 吐出管温度異常。吐出管サーミスターの温度が異常に高い。
- (1)吐出管サーミスターの点検(抵抗値)、交換。(2)膨張弁コイル点検(2相間抵抗値)交換。(3)冷媒管詰まり(ヒートポンプユニット対応)など。
- F21
- 電装品箱内温度異常。電装品箱内の温度が異常に高い。
- 据付け寸法の点検、修正。ファンモーターの点検、交換など。
- F22
- トランジスタモジュール温度異常。(HE-UK、UAシリーズ)。トランジスタモジュールサーミスターの温度が異常に高い。
- 据付け寸法の点検、修正。プリント基板の点検、交換など。
- 放熱フィン温度異常。(HE-URシリーズ)放熱フィンの温度が異常に高い。
- (1)放熱フィンの汚れ除去。(2)フィンサーミスターの点検、交換。(3)ファンモーターの点検、交換など。
- F23
- DCピーク異常。トランジスタモジュール内部で過電流、電源電圧の降下を検出した。
- (1)ヒートポンプ配管系路の点検、修正。(2)沸き上げポンプの点検、交換。(3)プリント基板の点検、交換。(4)圧縮機の点検、確認。
- OCP異常。(HE-URシリーズ)。圧縮機の回転が異常に高い。または過電流、電源電圧降下を検出した。
- プリント基板2の点検、交換など。
- F24
- 冷凍サイクル異常。(1)タンクに残湯ありの状態でヒートポンプ配管の戻り(湯側)、往き(水側)を逆接続した。(2)出湯サーミスターが外れた。(3)沸き上げポンプの作動確認。(4)膨張弁コイルの抵抗値確認(正常)46±3Ω(20℃)。(5)冷媒漏れ。
- (1)ヒートポンプ配管の点検、修正。(2)出湯サーミスターの正規取付。(3)沸き上げポンプの点検、交換または、プリント基板交換。(4)膨張弁コイル交換。(5)冷媒漏れはヒートポンプユニット対応など。
- F27
- 圧力スイッチ(HPS)異常。圧力スイッチ(HPS)の断線。
- 圧力スイッチ(HPS)、リアクタのリード線、コネクタの外れ点検、修正。プリント基板点検、交換など。
- F36
- 外気サーミスター異常。外気サーミスターの断線または短絡した。
- 外気サーミスターのリード線、コネクタ点検、修正。または外気サーミスターの点検、交換など。
- F37
- 入水サーミスター異常。入水サーミスターの断線または短絡した。
- 入水サーミスターのリード線、コネクタ点検、修正。または入水サーミスターの点検、交換など。
- F38
- 残湯サーミスター異常。残湯サーミスターが断線または短絡した。
- リード線、コネクタの抜け確認、修正。または、残湯サーミスターの交換など。
- F40
- 吐出管サーミスター異常。吐出管サーミスターが外れた。または吐出管サーミスターの断線または短絡した。
- 吸入管サーミスターのリード線、コネクタの外れ点検。または吸入管サーミスター点検(抵抗値)、交換など。
- F41
- PFC保護。PFC内部で電源電圧降下、過電流、温度上昇を検知した。
- 据付け寸法の点検、修正。プリント基板の点検、交換。リアクタのコネクタ外れ修正。膨張弁コイル交換など。
- 吸入管サーミスター異常。(HE-URシリーズ)。吸入管サーミスターの断線または短絡した。
- 吐出管サーミスターのリード線、コネクタの外れ点検。または吐出管サーミスター点検(抵抗値)、交換など。
- F42
- 空気熱交入口サーミスター異常。空気熱交入口サーミスターの断線または短絡した。
- 空気熱交入口サーミスターのリード線、コネクタ点検、修正。または空気熱交入口サーミスターの点検、交換など。
- F43
- 空気熱交出口サーミスター異常。空気熱交出口サーミスターの断線または短絡した。
- 空気熱交出口サーミスターのリード線、コネクタ点検、修正。または空気熱交出口サーミスターの点検、交換など。
- 圧力センサー異常(HE-URシリーズ)。圧力センサーの断線または短絡した。
- (1)圧力センサーのリード線、コネクタ外れ点検、修正。(2)プリント基板1の点検、交換など。
- F44
- トランジスタサーミスター異常(HE-UK、UAシリーズ)。トランジスタサーミスターの断線または短絡した。
- プリント基板点検、交換など。
- フィンサーミスター異常(HE-URシリーズ)。フィンサーミスターの断線または短絡した。
- フィンサーミスターのリード線、コネクタ点検、修正。またはフィンサーミスターの点検、交換など。
- F45
- 出湯サーミスター異常。出湯サーミスターの断線または短絡した。
- 出湯サーミスターのリード線、コネクタ点検、修正。または出湯サーミスターの点検、交換など。
- F46
- CT異常。圧縮機の回転数が上昇してもCT入力が少ない。(1)CTの断線、(2)冷媒漏れ。
- (1)CT1の抵抗値2kΩ以上ではプリント基板の点検、交換。(2)CT1の抵抗値2kΩ未満では冷媒漏れなど。
- F47
- 漏水センサー断線検知。漏水センサーが断線した。
- リード線コネクタの外れ確認、修正。または漏水センサーの交換など。
- F62
- PFCサーミスター異常。PFCサーミスターの断線または短絡した。
- プリント基板点検、交換など。
- F67
- 積層(沸き上げ)ポンプ異常。積層ポンプが作動しない。または沸き上げポンプが最大で運転した。
- リード線、コネクタ抜けの確認、修正。または積層ポンプの点検、交換など。
- F70
- 位置検出センサー異常。運転開始時、圧縮機が回転しない。
- (1)連絡配線の点検、修正。(2)圧縮機リード線の点検、修正。(3)プリント基板2の点検、交換など。
- F94
- 水位センサー断線検知。水位センサーが断線した。
- リード線、コネクタの外れ確認、修正。または水位センサーの点検、交換など。
以上のエラーコード(自己診断)は、あくまでも不良の目安となりますが、この通りでないこともよくあります。