エアーコンプレッサーの使い方とメンテナンス

家電店ではテレビや石油ファンヒーターの修理の時には修理品の内部を掃除するのに、掃除機を使うこともありますが、内部が混みいっている物はうまく掃除ができないものです。この場合は、エアーコンプレッサーで埃を吹き飛ばしてやるとうまく掃除ができます。その他にもエアーコンプレッサーは使い道が多く便利な物です。

エアーコンプレッサーとは

圧縮空気の力を利用して、電動工具顔負けのパワーを発揮する エアーツール楽天 は最近増えてきています。そのパワーの元になる圧縮空気を発生させる機械をエアーコンプレッサー(Air Compressor)と言って、空気を圧縮する部分と空気をタンクに貯めておく部分で構成されています。

最近は家庭用のエアーコンプレッサーの需要が高まってきて、家電の修理やDIYや車のタイヤ交換などでも利用されています。

エアーコンプレッサーの用途

家電品の掃除
エアーダスターを使って埃を吹き飛ばします。最近はエアコンの掃除に水を使うことが多いのですが、エアコンの室内ファンの掃除にエアーコンプレッサーを使うと、水を使わず取り扱いが容易で簡単にできます。しかし、埃の処理に工夫が必要です。
ボルトの外し、締め付け
インパクトレンチを使ってタイヤのボルトを外したり、締めたりできます。締め付けトルクを調整できるものもあります。
釘(くぎ)打ち
ネイラーを使って釘を打つことができます。大工さんがよく使っています。
塗装
スプレーガンを使って、一定量の塗料を均一に吹き付けることができるので、仕上がりが非常にきれいにできます。プラモデルの塗装にも使えます。
空気入れ
タイヤチャックなどを使用して、車やトラクターや浮き輪や自転車に空気を入れることができます
研磨、錆落し、塗装はがし
サンドブラスターを付けて研磨や錆落しや塗装はがしに使えます。空気中の水分があるとうまくいかないので、コンプレッサーの出口にエアーフィルターを入れます。

エアーコンプレッサーのしくみ

レシプロ式エアーコンプレッサーの原理は、まずモーターの回転をクランクとピストンによって往復運動に変えます。

次にピストンの往復運動と弁の働きでシリンダー内の空気を圧縮して、圧力タンク内に空気を貯めていきます。圧力タンク内の最高圧力は一般的には、約0.8MPaとなっていて、この圧力になるとモーターが自動的に停止します。

この圧力は調整可能になっているものもあります。この圧力タンク内に空気を貯めておいて、様々なエアーツールを使用して仕事をします。

エアーコンプレッサーの性能と使いやすさ

エアーコンプレッサーの性能と使いやすさについては、性能が良いから使いやすいとは限りません。性能は能力が大きい程、タンクが大きい程性能は良いということになります。

つまり、いくら使っても圧力の低下が少ないものが性能が良いということです。そうすると、コンプレッサーはどんどん大きくなってしまいます。

いざ、使う段になると、形が大き過ぎたり、重すぎては移動に不便ですし、電源にも三相200Vの交流などの特殊なものが必要となることがあります。

また小さ過ぎてはすぐに圧力が低下して仕事になりません。用途に応じた大きさのものが使いやすいと言えます。

AIRTECのエアーコンプレッサーCP-1500の特徴

コンプレッサーCP-1500の画像 この写真は、私が使っているAIRTEC(ナカトミ)のエアーコンプレッサーCP-1500です。

この機種の主な特徴は小型軽量で性能もそこそこ、車輪が付いているので片手で移動できることです。

また価格も手ごろです。

CP-1500の主な仕様

AIRTECのCP-1500の仕様
タンク容量 25リットル
吹出し量 106リットル/分
電源 100V 50Hz/60Hz 11A/10A
消費電力 870W/860W
回転数 1420/1720 r.p.m.
使用圧力 0.78MPa(約8kgf/cm2
吹出し口 1口、圧力調整器(レギュレーター)付
本体重量 31.8kg
大きさ W56cm,H58cm,D34cm
付属品 1/4カプラ(メス)エアーダスター、コイルホース3m

エアーコンプレッサーの使い方

エアーコンプレッサーのメンテナンス

空気を圧縮すると空気中の水分が水滴となり、空気タンク内に溜まってきます。空気タンク内の水分を抜くために使用後は必ずタンクの下の「ドレン抜きバルブ」を開いてください。これをしないと、タンクが腐食することがあります。

エアーコンプレッサーは空気を吸い込んで圧縮していますので、埃の多い工場の中や、汚れた空気の場所で使うと大気中のゴミまで吸い込んでしまいます。「吸い込みフィルター」の汚れ具合を定期的に(半年に1回程度)チェック、掃除してください。

エアーコンプレッサーは機器の「潤滑」と「冷却」の目的でオイルを使用しています。オイル交換は6ヶ月に1回程度、全量を交換しましょう。オイルはコンプレッサー用のものを使用して下さい。最近の小型のものはオイルを使用していない製品もあります。