関連コンテンツユニットの設定と効果
ベータ版ながらも関連コンテンツユニットの広告をグーグルアドセンスで設置できるようになりました。設置できるサイトのページビューやページ数の制限がありますが、広告の効果や関連コンテンツを表示する効果は大きいようです。
関連コンテンツユニットとは
ブログなどでは、ツールなどを使って関連記事一覧のようなものを表示しているのを見ることがあります。
普通の ホームページ楽天 などでは、これを表示させようとすると、PHPなどのプログラム言語を駆使しなければ作れないので簡単にはいきません。
ベータ版ながらも、Google AdSenseが関連する記事一覧を表示する機能を作っています。私のサイトにも関連コンテンツユニットの広告が使えるようになったので、設定してみました。
この画像はアスナロネットの関連コンテンツ広告です。レスポンシブ広告と同じ設定にしましたが、パソコンでは約720x350ピクセルのサイズで表示されていました。私はアドセンス広告の下に表示させていますが、結構目を引いて良い感じです。
関連コンテンツの内容は、サイトの人気ページや収益の良いページが表示されているようです。これを自分で作るのは不可能に近いです。とても良い感じです。
これを見ると、各ページには最低1つのそのページに最適な画像があると良いということがわかりました。この為、私は画像の全く無いページにも徐々に画像を掲載するように変更をしています。
関連コンテンツユニットを設置できるサイト
関連コンテンツユニットは、サイトのページビューやページ数などが最低要件を満たしていないと利用できません。つまり、ある程度の人気サイトでないと使えないのです。
また、1つ目のサイトで使えても、別のサイトではある程度のページビューやページ数があっても使えない場合が多いようです。2つ目のサイトは厳しくなっているのかも知れません。
AdSenseの管理画面で、歯車の「設定」から「サイト管理」をクリックします。サイトの「関連コンテンツ」欄が「準備完了」又は、使用できる状態となっていれば利用可能です。
メインのドメインで使えても、サブドメインでは使えない場合がありますが、サブドメインでも設置して表示させることは可能です。この場合は、メインとサブの両方のドメインの関連記事が表示されます。サブドメインもある人はこの方法で表示させてユーザーに便利なようにしましょう。
関連コンテンツユニットの設定方法
広告の設定方法は、Google AdSenseを使っている方なら、普通に広告を設置するのと変わりません。簡単に設置できます。
具体的な設置方法はGoogle AdSenseヘルプページから、 関連コンテンツ機能について などを参照してください。
関連コンテンツを表示させる目的は、ページの回遊率を増やして広告収益を増加させることです。関連コンテンツユニットにはサイトのページの紹介だけでなく、広告も直接表示できるようになっています。
関連コンテンツユニットのラベルについて
関連コンテンツユニットの広告には、「おすすめ記事」などのラベルを付けることが許されていましたが、関連コンテンツの中に広告が表示されていると無効クリックが発生し易いかも知れません。最近は広告付きの関連コンテンツの記事に、「おすすめ記事」などのラベルを付けるとポリシー違反となります。
関連コンテンツの中の広告には、広告とわかるように小さい表示がされていますが、明確に、「おすすめ記事と広告」などのラベルを表示して、無効クリックとならないようにすることをグーグルは勧めています。
又は、広告付きの関連コンテンツにはラベルも何も無い方が良いのかも知れません。
関連コンテンツユニットの効果
関連コンテンツを表示させると、ページの回遊率が上って、結果的に広告収益が増加します。関連コンテンツユニットにはサイトのページの紹介だけでなく、広告も表示できるので、この広告からの直接収益も上がります。
結果的には、コンテンツ向け広告が1つ増えた位の収益の増加があることを期待しています。でも、これは、設置する場所やコンテンツの内容にもよると思います。
注意事項
関連コンテンツユニットは、既にアドセンス広告のあるページであっても、いくつでも設置できますが、現在は、広告表示数に関するプログラムポリシーの変更があり、コンテンツ向け標準広告などの広告数の制限が無くなっています。
関連コンテンツの広告付きのものは、広告と判断して、他社広告も含めて全部の広告がコンテンツより多くならないようにしてください。