グーグルアドセンスのチャネルの設定方法

グーグルアドセンスを使われている方が多いのですが、その設定はなかなか分かりにくいのが実情です。カスタムチャネルやURLチャネルの設定がよくわからない方も多いのではないでしょうか。これらの設定方法について私なりに解説してみました。

グーグルアドセンスの特徴

グーグル本社の写真

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Google AdSense(グーグル・アドセンス)とはグーグルが提供しているクリック保証型のインターネット広告サービスです。

ウェブページに表示されているグーグルの広告がクリックされると、ウェブページ運用者に報酬が支払われます。サイトの運用者は広告のスクリプトを掲載するだけで、一定の報酬が得られるというシステムです。

グーグルアドセンスの特徴は、ウェブページの内容に合わせてインターネット広告が自動的に変化して表示されることです。これは同じ広告コードであっても、ページによって異なる広告がそのページに合わせて表示されるのです。

グーグルアドセンスのカスタムチャネル、URLチャネルとは

グーグルアドセンスの旧管理画面から「AdSense設定」「チャネル」と進むと、コンテンツ向けアドセンスの中に、カスタムチャネルとURLチャネルの設定があります。

新管理画面では、「広告の設定」「コンテンツ向けAdSense」「カスタムチャネル」と進んでください。URLチャネルは「パフォーマンスレポート」「URLチャネル」と進んでください。

このカスタムチャネルとURLチャネルの設定を使って、グーグルアドセンスでサイト内のどの広告にいくらのアクセスがあって、どの広告がクリックされて、収益がいくらあったのか等を集計、管理することができます。

グーグルアドセンスのカスタムチャネルの設定方法

プログラムポリシーでは1ページにコンテンツの量より少ないAdsense広告を掲載する事ができます。(以前はコンテンツ向け標準広告が3個でした)

この、掲載する何個かの広告に別のカスタムチャネルを指定しておけば、ページ内のどの広告が最も収益を上げているか、また、どの配置、どのカラーパレットや広告枠の色が良いのか等を解析するのに役立ちます。

つまり、広告の位置の情報とか、カラーパレットや広告枠の色の情報とかで違うカスタムチャネルを設定しておきます。

カスタムチャネルを設定すると、以前はアドセンスコードが変更になっていましたが、現在はアドセンスコードは変更になりません。各ページのアドセンスコードを貼り替える必要はありません。

よく分からなければ、カスタムチャネルを設定しなくてもかまいません。同じ大きさで、デザインの違う広告が何個もあると、その違いがわかるようにカスタムチャネルを設定するのが普通です。

グーグルアドセンスのURLチャネルの設定方法

URLチャネルはアドセンスコードを変更することなく設定できます。また、URLチャネルはコンテンツ向けアドセンスのページに対してのみ有効です。

URLチャネルはドメイン毎やサブドメイン毎やディレクトリ毎や個別のページ毎にチャネルを設定できます。そのように設定すればチャネル毎に広告の掲載結果を把握できます。

URLチャネルは後からいつでも設定できますので、URLチャネル毎のレポートを見るのには、とても便利です。

URLチャネルの例

URLが違えば次のようにURLチャネルを設定できますので、内容毎にサブドメインを設定したり、ジャンル(カテゴリー)毎にディレクトリ(フォルダ)を別に設定しておくことをお勧めします。

example.jp
ドメイン(example.jp)内の全てのページを集計できます。
hoge.example.jp
サブドメイン(hoge)以下の全てのページを集計できます。
example.jp/hogehoge
特定のディレクトリ(hogehoge)以下の全てのページを集計します。ジャンル毎にディレクトリを別にすると、ジャンル毎に集計します。
example.jp/hogehoge.html
特定のページ(hogehoge.html)だけを集計できます。これの使用は最小限とします。

最小労力で最大効果を得るチャネルの設定方法

カスタムチャネルとURLチャネルの設定を闇雲に増やして設定していては、チャネル数が増えて管理しにくくなります。

カスタムチャネルのカラーパレットや広告枠の色の設定は、実験の時だけにして、カスタムチャネルはページでの広告の位置の情報だけにします。そうすればカスタムチャネルは通常は数種類あれば済みます。

URLチャネルはジャンル毎にディレクトリ(フォルダ)を別にしておけば、設定はとても簡単で、効果的にアドセンスの解析ができます。設定変更でアドセンスコードを貼り替える必要はありません。