グーグル・アドセンスを自分でクリックしない方法
ウェブページに表示されているアドセンス広告がクリックされるとページ運用者に報酬が支払われます。もし、その広告を自分でクリックすると重大な違反になります。自分ではクリックできない方法の紹介です。それはProxomitronというソフトを使ってプロキシサーバーで処理することで実現しています。
グーグル・アドセンスの特徴
ホームページに表示されているグーグルの広告がクリックされると、ホームページ運用者に報酬が支払われます。
サイトの運用者は広告のスクリプトを掲載するだけで、一定の報酬が得られるというシステムです。
グーグル・アドセンスの特徴は、ホームページの内容に合わせて インターネット広告楽天 が自動的に変化して表示されることです。
グーグル・アドセンスの注意点
クリックだけで報酬が支払われる為に、自分でクリックするとアカウント停止などの非常に厳しい規約があります。しかし、規約を守って上手に運用すれば最も簡単で合理的なアフィリエイトプログラムといえると思います。
グーグルのアドセンスを自分でクリックしない方法
私も一度だけ不注意で自分でクリックしてしまいました。すぐにグーグルに報告しましたら、今後は気をつけるようにとの寛大な結果で一安心でした。しかし、一度あることは必ず二度あると思い、絶対にクリックしない対策をしました。自分はクリックしなくても家族の誰かがするかもしれません。
ネットで「アドセンス 自分でクリックしない」のキーワードで検索すると、ありました。それはProxomitronというソフトを使ったものです。LANにプロキシサーバー(Proxy serverプロクシサーバー)を設定して、Adsense IDを使ったフィルターを通して処理するようです。
対象となるのは「コンテンツ向けAdSense」だけですが全くクリックができなくなりますので、自分のサイトを安心して閲覧する事ができます。AdsenseIDで絞り込んで動作しますので、他のサイトを閲覧する際には何も影響を及ぼしません。
詳しくは、グーグルのアドセンスを自分でクリックしない方法を参照してください。大変うまい方法で、安心してホームページを見る事ができます。
そのフィルターとは次のようなものです。0000000000000000の部分は16桁のAdsense-Idです。\はバックスラッシュです。作者に感謝します。
この前半のフィルターのみで問題ないようです。私は後半のフィルターは外しています。
[Patterns] Name = "Anti Self Click Adsense" Active = TRUE Multi = TRUE URL = "*.googlesyndication.com/$TYPE(htm)" Limit = 2048 Match = "$NEST(<a*href=$AV(*0000000000000000*)*>,\9,</a>)" Replace = "\9"
[Patterns] Name = "Anti Self Click Adsense2" Active = TRUE Multi = TRUE URL = "*.googlesyndication.com/$TYPE(htm)" Bounds = "$NEST(<td,*href=$AV(*0000000000000000*)*,</td>)" Limit = 4096 Match = "(\#(onclick|onmouseout|onmouseover|onmousedown|onfocus)=$AV(*))+" " \# " " $SET(9=\@)&" Replace = "\9"
グーグルアドセンスクリック規制設定の簡単な説明
- The ProxomitronのMay版をダウンロード、インストールします。英語のサイトです。
- Proxomitron Naoko 4.5こちらの日本語サイトでもダウンロードできます。日本語化パッチもあります。
- SelfClickPrevention01.zipをダウンロード、解凍します
- 空のリストファイル(myAdsenseId.txt)をインストールしたProxomitronのListsフォルダにコピーします
- Adsense.cfgファイルをProxomitron Naoko-4フォルダにコピーします
- Proxomitronを開いて、メニューの「設定ファイルの併合」を選び、zipファイルに入っていたAdsense.cfgを指定します
- 設定した2つのフィルターを有効にする為に画面の設定保存ボタンを押します
- メニューから「デフォルト設定のリロード」を選択し実行します
- Proxomitronのタスクバーのアイコンを右クリックします
- メニューから、「ブロックファイルに追加」を選び、myAdsenseIdを選択します
- 「URLをBlock Fileへ追加」画面が現れますので、自分のAdsense-Id(16桁)を入力しOKボタンを押します
- 「インターネットオプション」「接続」「LANの設定」「LANにプロキシサーバーを使用する」にチェックします
- 「詳細」をクリックして、HTTPの使用するプロキシのアドレスを「localhost」にします
- ポートを「8080」に設定します
2008年12月この対策が無効になり、設定変更しました
2008年12月にグーグル側の何かの変更が原因でしょうか、上記の対策が無効になり、クリックできるようになってしまいました。この為試行錯誤して実験していたら、うまくいく方法を見つけました。
それは上記のフィルターのURLを削除するだけです。別に問題は無いようです。この対策前は時々うまくいく場合もあり、ブラウザによっても変わることもありました。動作スピードの問題かも知れません。
最終的には下記のようにフィルターを設定しました。
Limit = 2048 Match = "$NEST(<a*href=$AV(*$LST(MyAdsense)*)*>,\9,</a>)" Replace = "\9"
簡単にProxomitronのフィルターを設定する方法
- Proxomitron を起動したら、右上の「フィルタ編集」の「ウェブページ」をクリックします。
- 別窓でウェブページフィルタ画面が表示しますので、どれでも適当なフィルタをクリックして選びます。
- 右側の「複製(Dupe)」をクリックします。すると別窓でウェブページフィルタエディタが開きます。
- 下記の通り各項目の設定をします。他は全て空白にします。設定が終わったら「OK」を押します。
- HTMLウェブページフィルタの画面の「OK」を押します。
- The Proxomitron-default 画面の左側のフロッピーマークをクリックして設定を記憶させます。
- 後はプロキシの設定を「localhost 8080」に設定するだけです。
- Proxomitronをスタートアップに登録して、Proxomitronからブラウザを自動起動にしておくと更に便利です。
フィルタ名(Name) : My Adsense Self-click Prevention バイト制限(Limit) : 2000 マッチさせる語句(Match) : $NEST(<a*href=$AV(*0000000000000000*)*>,\9,</a>) 置換するテキスト(Replace) : \9
マッチさせる語句の16桁の数字は自分のアドセンスIDです。ID番号は次のようにすれば2つ以上でも設定できます。家族で別のアドセンスアカウントがある場合は便利でしょう。この方法は、MyAdsenseIdリストの設定が必要ありませんので簡単です。
バイト制限の数値は、広告が表示される範囲で大きめに設定します。あまり大きくすると、広告が表示されません。
$NEST(<a*href=$AV(*0000000000000000*|*1111111111111111*)*>,\9,</a>)
ここのProxomitronで使っているマッチングコマンド等
$AV(m)---クオート以外の属性値にマッチ
$LST(listname)---任意の検索表現にブロックリストを含める
$NEST(start,[m],end)---入れ子になったタグを見つける
\0-9---マッチしたものを変数に格納