グーグルアドセンス広告を表示させない方法
ホームページを編集している時、何度もページを更新することがあります。この時、広告を表示させないようにしたいものです。私はProxomitron というソフトを使って、自分のサイトの広告だけをブラウザで表示させないようにしてみました。
グーグルアドセンス広告の無効な表示に注意しましょう
ホームページを編集している時、 ウェブページ楽天 を頻繁に見たり、ページを更新したりしなければならないことがよくあります。この時、ページを更新する度にアドセンス広告も更新されてしまいます。グーグルアドセンスのプログラムポリシーには「Google 広告を作為的にクリックまたは表示する行為は固く禁止されています」と書かれています。
つまり、無用にアドセンス広告を更新して表示させることは、グーグルのアドセンスプログラムポリシーに違反するということです。このプログラムポリシー違反は何としても避けたいものです。
違反を繰り返しているとアドセンスアカウントが無効にされることがあります。一度アカウントが無効になると、普通は二度とアカウントを取得することができません。
グーグルアドセンス広告を自分で絶対にクリックしないようにしましょう
自分のサイトのグーグルアドセンス広告を自分でクリックすることはアドセンスプログラムポリシーの重大な違反に相当します。広告を表示しない設定にしたり、広告をクリックできない設定にすることでこれを回避できます。
一般的に広告の表示を止めるには、JavaScript をOFFにします。でも、これをするとウェブページの表示や操作がうまくできなくなることがあり、JavaScript を切ることができないのが実情です。
私はこれを回避する為に、Proxomitronというソフトを使ったフィルターを設定しています。ブラウザのインターネット接続にプロキシサーバー(Proxy serverプロクシサーバー)を設定して、フィルターを通して処理するとこれが可能です。
Proxomitronのインストール方法と設定
- Proxomitron Naoko 4.5こちらのサイトからProxomitronのMay版をダウンロード、インストールします。ここは日本語サイトになっています。日本語化するパッチもありますのでこれもやっておきましょう。
- インターネットエクスプローラー(IE)なら、「インターネットオプション」「接続」「LANの設定」「LANにプロキシサーバーを使用する」にチェックします。「詳細」をクリックして、HTTPの使用するプロキシのアドレスを「localhost」にします。ポートを「8080」に設定します。
- Firefox なら「ツール」「オプション」「詳細」「ネットワーク」「接続設定」と進んで、「手動でプロキシを設定する」にチェックを入れます。「HTTPプロキシ」に Localhost を、「ポート」に 8080 を設定します。
- Proxomitronをスタートアップに登録して、Proxomitronからブラウザを自動起動にしておくと更に便利です。
グーグルアドセンス広告を表示させない方法(Adsense Killer)
- Proxomitron を起動したら、右上の「フィルタ編集」の「ウェブページ」をクリックします。
- 別窓でウェブページフィルタ画面が表示しますので、どれでも適当なフィルタをクリックして選びます。
- 右側の「複製(Dupe)」をクリックします。すると別窓でウェブページフィルタエディタが開きます。
- 下記の通り各項目の設定をします。他は全て空白にします。設定が終わったら「OK」を押します。
- HTMLウェブページフィルタの画面の「OK」を押します。
- The Proxomitron-default 画面の左側のフロッピーマークをクリックして設定を記憶させます。
フィルタ名(Name) : Google Adsense Killer バイト制限(Limit) : 400 マッチさせる語句(Match) : <script*googlesyndication.com*> 置換するテキスト(Replace) : \n<--G_Ad killer-->\n
バイト制限の 400 という数値は私が実験して決めたものです。あまり大きな数値を設定すると、ページの一部が消えてしまいます。数値が小さすぎると効果がありません。
自分のサイトのグーグルアドセンス広告だけを表示させない方法
上記の方法では全てのグーグルアドセンス広告が表示されなくなります。自分のサイトの広告だけを表示させない方法は次のようにします。自分のサイトがhogehoge.net と hoge.jp だったとします。その場合はフィルターの「URLのマッチ(URL)」のところへ次の設定のように追加したフィルターを前記のようにして新たに作成します。
フィルタ名(Name) : My Site Google Adsense Killer URLのマッチ(URL) : *hogehoge.net*|*hoge.jp* バイト制限(Limit) : 400 マッチさせる語句(Match) : <script*googlesyndication.com*> 置換するテキスト(Replace) : \n<--My G_Ad killer-->\n
いつも自分のサイトの広告を表示していないと、広告が停止になっていても分からないことがありますので、時々は自分のサイトの広告も確かめましょう。それは、Proxomitron の左下の「バイパス」をクリックします。そうすればフィルターはバイパスされて広告が表示されます。
グーグルアドセンス広告を自分でクリックできないようにする方法
広告を表示させていないと、広告が出ているのかどうかや、広告とコンテンツとの関係がどうなのかがチェックできません。そこで、広告は表示するけれども、自分の広告だけをクリックできないようにしてみました。
- Proxomitron を起動したら、右上の「フィルタ編集」の「ウェブページ」をクリックします。
- 別窓でウェブページフィルタ画面が表示しますので、どれでも適当なフィルタをクリックして選びます。
- 右側の「複製(Dupe)」をクリックします。すると別窓でウェブページフィルタエディタが開きます。
- 下記の通り各項目の設定をします。他は全て空白にします。設定が終わったら「OK」を押します。
- HTMLウェブページフィルタの画面の「OK」を押します。
- The Proxomitron-default 画面の左側のフロッピーマークをクリックして設定を記憶させます。
フィルタ名(Name) : My Adsense Self-click Prevention バイト制限(Limit) : 2000 マッチさせる語句(Match) : $NEST(<a*href=$AV(*0000000000000000*)*>,\9,</a>) 置換するテキスト(Replace) : \9
マッチさせる語句の16桁の数字は自分のアドセンスIDです。ID番号は次のようにすれば2つ以上でも設定できます。家族で別のアドセンスアカウントがある場合は便利でしょう。この方法は、MyAdsenseIdリストの設定が必要ありませんので簡単です。
バイト制限の数値はあまり大きくすると、広告まで表示されなくなります。広告が表示される最大値付近に設定します。
$NEST(<a*href=$AV(*0000000000000000*|*1111111111111111*)*>,\9,</a>)
この方法では広告が完全にクリックできないわけではありません。検索向けアドセンスの場合はクリックできるようですので気をつけてください。他にもクリックできるものがあるかも知れません。自己責任でお願いします。
ここのProxomitronで使っているマッチングコマンド等
$AV(m)---クオート以外の属性値にマッチ
$LST(listname)---任意の検索表現にブロックリストを含める
$NEST(start,[m],end)---入れ子になったタグを見つける
\0-9---マッチしたものを変数に格納