熱ショックたんぱく質(体温アップ、温め健康法、和温療法)

昔から適度な運動が健康に良いことが言われてきましたが、これは、体温の上昇による、熱ショックたんぱく質の増加による免疫力の向上とも考えられます。熱ショックたんぱく質について、ためしてガッテンで放送していました。

熱ショックたんぱく質とは

熱ショックたんぱく質(Heat Shock Protein)は、ほぼ全ての細胞に存在していて、体温の上昇で増える物質だそうです。また、熱ショックたんぱく質は、免疫機能の制御に重要な役割を果たしているようです。

熱ショックたんぱく質は一定以上の温度上昇で増えます。風邪などで発熱しているとき熱ショックたんぱく質が増えて、免疫力がアップして治ると考えることもできます。

体温を1、2度上げると、病気が治ったり、免疫力が向上したり、ダイエットに効果があったりします。また、うつが治ったり、アトピー改善といった効果もあるようです。

たんぱく質(蛋白質、タンパク質)は圧力や、活性酸素、精神的ストレス、放射線、紫外線、低酸素、PH、熱等色々な要因で傷ついてしまうとのことです。熱ショックたんぱく質はこの傷ついた細胞のたんぱく質を修復して強化するそうです。

温め健康法と体温調節機能との関係

人間は恒温動物なので体温を一定に保つ機能があります。だから簡単には体温を上げたり下げたりはできません。しかし、 体温調節楽天 機能以上の熱を加えれば体温は上がります。

体温を無理に上げることはとても危険なことです。体温が上がると、血栓ができやすくなったり、熱中症になったりします。もし、温め健康法を実践する時はやり過ぎないように注意する必要があります。

和温療法での血管若返り効果

和温療法は60度Cのサウナに入って体温を約1度C上昇させた後、体の保温を30分間します。これは血流を良くすることにより血管を若返らせる為にします。和温療法には血管を柔らかくして、血圧を下げる効果があります。血管が硬くなると高血圧になったり心筋梗塞や脳梗塞の危険があります。

血管が若返る仕組みは次の通りです。体を温めて体温が上がってくると、体は熱を逃がそうとして血流が良くなるように働きます。この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)が出てきます。

この一酸化窒素には血管を拡張する働きがあります。そして、血管が柔らかくなります。つまり血管が若返るのです。

入浴で体温を1度C上げる時間は、40度Cのお湯だけだと約13分です。また、40度Cのお湯と炭酸入浴剤の併用だと約9分半だそうです。

これもやり過ぎると、湯あたりすることがあるので無理に長時間入るのはやめてください。特に、心臓の病気の人は医師と相談してください。

運動をしても体温上昇の効果があります

歩く運動の画像

鼻歌を歌いながら歩くのを、1日30分、週3日行うと、3週間で血管の弾力が15%向上したそうです。これは、運動をしても血流が良くなり、体温が上がるので、血管若返りの効果があるのです。

また、一定以上の負荷がかかる運動をすると、熱ショックたんぱく質が増加するそうです。昔から適度な運動が健康に良いことが言われてきましたが、このことが証明されたようです。