Google検索結果に著者情報を掲載(顔写真)

以前、Googleの検索結果に著者情報を載せことができるようになっていました。著者情報が掲載されると他のサイトより少しは目立っていました。以前は顔写真も表示されましたが現在は著者情報は廃止されて表示されません。リッチスニペットで著者情報を設定する方法を説明します。

Google検索結果に著者情報を掲載する方法

Google検索結果画面に載った著者情報 この画像のようにグーグル検索の結果画面に写真付きで著者情報を載せることができていました。著者と氏名の文字部分はグーグルプラスにリンクされていました。

検索の結果に著者の写真や情報が載るのは、 サイト楽天 (ページ)の信用度が高いと評価されたページだけであり、目立つ為にクリックされやすいという効果が期待できます。しかし、その設定方法がわかりにくいので、設定手順をまとめてみました。

公式の設定方法もありましたが、現在は無くなっています。現在は顔写真も著者情報も表示されません。(2014年8月頃に完全に廃止)

グーグルプラスに顔写真等を登録します

グーグルプラス(Google+)のページを持っていない場合は、まずグーグルにログインしてから、Google+の設定をします。

まずプロフィール写真を登録します。あらかじめ解像度の高い顔写真をパソコン内に用意しておきます。証明写真でもかまいませんが、証明写真よりも笑っている、感じの良い写真にします。顔写真ではなくて、花や物の写真では駄目です。画像のトリミングや加工はグーグルプラスのサイト上で編集可能です。

更に、プロフィールの基本情報を編集する画面の下の方に「投稿先」という欄があります。ここに自分のサイトの名前とアドレスを登録します。その下に「リンク」という蘭がありますが、これは何もしなくてもかまいません。

自分のウェブページからグーグルプラスにリンクします

自分が管理しているブログやホームページの全ページに、Google+の自分のプロフィールへのリンクを作成します。アンカーテキストは「Google+」でも「Profile」でも「プロフィール」でも何でもかまいません。

<a href="自分のGoogle+のURL?rel=author">Google+</a>

具体的には下記のように自分のGoogle+のURLの数字の後に?rel=authorを加えたアドレスになります。

<a href="https://plus.google.com/123456789012345678901?rel=author">Google+</a>

設定の確認をします

上記の方法の設定がうまくいったかどうかを確認するには、構造化データテストツールで確認できましたが、現在は表示できないのが確認できます。

後は、ひたすら待つだけです。2~3から数日で表示されていましたが、表示されるかどうかはわかりませんでした。もし表示されても主要な優良ページだけでした。良い情報を発信することが重要なことはいつも変わりありません。

ドメインメールアドレスで設定する方法

この方法は自分が管理しているブログやホームページからグーグルプラスにリンクをする必要はありません。その代わりに、そのドメインで自分が公開している記事や投稿のそれぞれに、自分が著者であることを示す行(例:「投稿 自分の名前」や、「著者: 自分の名前」)を表示する必要があります。

グーグルプラス(Google+)のプロフィールの基本情報を編集する画面を見ていくと、「連絡先(仕事)」という蘭があります。ここに登録するサイトのドメインのメールアドレスを登録します。公開範囲は「自分だけ」でもかまいません。その他のグーグルプラスに設定する方法は上記と同じです。ドメインメールアドレスの無い人はこの方法では設定できません。

メールアドレスの確認

グーグルプラスの自分のプロフィールの「連絡先(仕事)」に設定したメールアドレスの横に「確認」というリンクがありますので、これをクリックすると、確認メールが該当のメールアドレスに来ます。

メール内容に従ってサイトにアクセスすると、メールアドレスが確認されて、「確認」というリンクがチェック印になります。

メールアドレスで設定する方法の今後の展望

著者の本人確認が証明された場合、この著者による情報を検索結果のより上位に表示するようになるかもしれないとの情報もあります。この場合は、メールアドレスによる確認が有効かも知れません。この意味でも、ドメインメールアドレスで設定する方法もやっておいた方が良いでしょう。