倉敷チボリ公園

倉敷チボリ公園建設の沿革(歴史)

 倉敷チボリ公園(くらしきちぼりこうえん)は岡山県倉敷市寿町に立地している都市型テーマパークです。JR倉敷駅北口のクラボウ跡地に作られています。 デンマークのコペンハーゲンにある世界最古のテーマパーク「チボリ公園」と提携していました。

 昭和62年に岡山市制100周年記念事業として、岡山市北長瀬の岡山操車場跡地に計画されました。しかし、1991年にチボリ・ジャパン社のずさんな経営や地元の反対などがあり、岡山市にチボリ公園を作るのを断念しました。

 ちょうどその頃、クラボウが倉敷駅北側から撤退することになり、1995年9月クラボウ跡地約12ヘクタールに約470億円をかけて建設されました。そして1997年7月にチボリ公園は開園しました。


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 チボリ公園の開園時は年間300万人近い入園者がありましたが、その後は減り続ける一方でした。2006年度の入園者は約81万人にまで減少しました。(2007年度の入園者は過去最低の75万人でした)累積赤字が増える中で再建計画が進んでいますが、今のところ県または市の公園にする方向で検討されているようです。

 2007年4月にチボリ・ジャパン社はチボリ・インターナショナル社との契約の更新を断念しました。倉敷チボリ公園の名称は2008年末まで使用されます。チボリの名称使用料は年間1000万円とのことですので、どうせ名称を変えるのなら今すぐにでも名称を変えてほしいものです。このような悠長な考え方が経営を破綻させたと言えるでしょう。(2007年7月)


 チボリ・ジャパン社は2008年8月の取締役会で今年の12月末で閉園して会社を解散する方針を決めました。約143億円の累積赤字を抱え、最大の株主の岡山県が来年以降の支援を打ち切るなど開園11年で運営の見通しが立たなくなったのが原因です。

 この累積赤字はいったい誰が負担するのでしょうか。この事業の責任は誰が取るのでしょうか。誰も責任を取らず税金で穴埋めなんて許されないと思います。(2008年8月)

倉敷チボリ公園へのご案内

所在地 岡山県倉敷市寿町
開園時間 通常午前10時〜午後7時(午後10時の時もあり)
休園日 開園カレンダーによると休園日はあまり見当たらない
入園券 大人1500円、小人800円、フリーアトラクション券大人2000円、小人1700円
交通 JR山陽本線「倉敷駅」下車徒歩1分
山陽自動車道 倉敷インターチェンジから車で約7分
電話 086-434-1111 インフォメーションセンター
地図 倉敷チボリ公園付近の地図

倉敷チボリ公園の公式ホームページ

 開園時間を調べてみてちょっと驚きました。開園時刻と閉園時刻は決まった時刻が無いのです。5月のゴールデンウィークには開園時刻が午前9時、その他は通常午前10時となっているようです。閉園時刻も季節や曜日によって細かく違っています。
 利用者の利便性を考えて細かく変更しているのでしょうが、チボリ公園に行くのにいちいち調べて行く人がありますか。とりあえず公式な開園時間を決めてほしいものです。
 休園日も決まっていないのには驚きました。公式には年中無休にして、臨時に休園日をあらかじめ決めるとか何か対策がありそうに思います。
 「開園カレンダーを見てください」ではあまりにも不親切と言わざるをえません。

倉敷チボリ公園の写真

左 空から見た倉敷チボリ公園全景
 セスナ172の軽飛行機で空撮したものです。写真中央の下寄りにJR倉敷駅が見えます。駅前の一等地にあるのがよくわかります。
撮影 2007年

右 倉敷チボリ公園の夜景
 チボリ公園で行なわれた、山陽放送の地上デジタル放送開始を記念した生放送の番組がありました。無料招待券が当ったので行ってみました。
 倉敷駅のすぐ北のチボリ公園は入場者が少なくガラガラ状態でした。この写真は孫と乗った観覧車からチボリ公園の夜景を撮ったものです。
 31メートルのクリスマスツリーはすばらしいものでした。
撮影日 2006.12.01


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紅葉の倉敷チボリ公園
 Dゾーンのオールドコペンハーゲン地区の建物です。レストランのようですが、お客はひとりも居ませんでした。でも景色はすばらしいものでした。

撮影 2006.12.01

倉敷チボリ公園での感動

息子と孫 2006年12月1日午後3時、たっくんは初めて倉敷チボリ公園へ入った。パパとママと弟、ジーチャン、バーチャンの総勢六人での行楽も初めてのことだった。

 早速入口のクリスマスツリーがたっくんの目に止まり、「触ってもいいか」と、バーチャンに聞く。

「そっとなら、いいよ」

 小さな手で葉っぱの先をつまむ。ほんの一センチ程の手の動きがかわいくてたまらない。たっくんは何を感じたのだろうか。チボリのお姉さん達の服装もかわいくて、ここからは非日常の世界、おとぎ話の世界かな。

 たっくんはパパとママとバス型の電車に乗る。初めて電車に乗ったのかな。園内を一回りして、乗物や建物の見学した。

 次は、クラシックカーに、パパとママとで一回ずつ乗った。まだ乗っていない車に乗りたいたっくんを納得させて、モノレールの方へ行く。そして、パパと二回乗った。

 バーチャンもたっくんと一緒に乗りたいが、六ヶ月の弟の守りをして裏方にまわった。

 カルケバレン劇場へ入った。1時間30分後にはとうとう飽きて、バーチャンがたっくんを連れて出た。外は暗くなっていたが、クリママスのイルミネーシヨンが美しくきらめいている。

 たっくんをおんぶして、巨大なツリーやサンタのそりなどを見に移動した。そのうちすやすやと背中で寝息をたて出した。バーチャンはたっくんを抱いて、寒いのもがまんしてベンチに座って噴水を見ていた。

 三十分後皆が出て来たら、たっくんも目を覚まし、また元気にメリーゴーランドや観覧車に乗った。

 最後にアンデルセン劇場へ皆で入った。最初は館内が暗くなると「こわい」と、バーチャンに擦り寄っていた。はだかの王様では、人形の顔のリアルなわし鼻や彫りの深い顔にバーチャンに向って言う。

「こわいな」

「そうだね」

 残りの3つの物語は、かわいい人形や主人公達に夢中になって見ていた。終わって劇場から出たとたん、たっくんが気持ちを込め瞳を輝かせてこう言った。

「よかったなあ」

 たっくんのチボリでの一番の感動場面であった。絵本の中に入り込んだような今日の不思議体験が、大人になっても思い出せたならすばらしい。

 大人も日頃からもっと感動しようよ。道の石ころだって一つ一つ色も形も違う、自然の偉大さ不思議さが身近にあふれている。感動する大人から、こどもに感動が伝わって行くと信じている。
智子




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