吉備真備公園(矢掛町)

吉備真備公園(矢掛町)の由来と歴史

 吉備真備(きびのまきび)は695年矢掛町の下道(しもつみち)圀勝の長男として生まれ遣唐使として二度にわたり中国を訪れています。その後中納言、大納言を経て、右大臣にまでなっています。
 地方の豪族出身者として学者から大臣にまでなったのは、近世以前では、吉備真備と菅原道真のみです。
 吉備真備というと倉敷市真備町が有名ですが、矢掛町東三成で発見された銅製の骨蔵器が真備の祖母のものであることが判明し、矢掛町が吉備真備ゆかりの地として注目されるようになりました。
 矢掛町は吉備公館址に近い丘を「吉備真備公園」(きびのまきびこうえん)と名づけて、日中友好のしるしとして末長く親しまれる公園を整備しました。

 日本公園緑地協会で都市計画法施行50周年記念事業の一環として「日本の歴史公園100選」が実施され、「吉備真備公園」が選定されました。岡山県下では「後楽園及び烏城公園」「鶴山公園」「かもがた町家公園」及び「高松城址公園」が選定されています。 2007年2月


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吉備真備公園(矢掛町)のご案内

所在地 岡山県小田郡矢掛町東三成
開館時間 午前9時〜午後4時、公園内はいつでも入れます。
休館日 無し、年中無休です。
入館料 無料
交通 第三セクター井原線の三谷駅より1.8km東にあります。徒歩約20分です。
電話 0866-83-1265
地図 吉備真備公園付近の地図

 また吉備真備公園の小田川を挟んだ南にはあまり有名ではないけど備中猿掛城跡があります。

吉備真備公園内の施設

 旧山陽道の北側の平地3万平方メートルは、古代の布目瓦を出土すること等により古来より「壇の内」と呼ばれ、正二位右大臣吉備真備公の居館跡と伝承され、遺跡に指定されています。

吉備真備公の銅像

 公園は80mの石敷き参道の正面に、上下2段になった基壇を造り、古代中国で皇帝が五穀豊穣を祈った天壇の形式を模しています。
 この写真は吉備真備公園内にある吉備真備公の銅像です。高さは6.45メートルもあり高台より見下ろしています。
 周囲には絵巻石屏風、大碁盤、日時計が配置されています。広場には館址亭、産湯の井戸が作られています。
 この公園内の館址亭には手打ちうどんの店があり、美味しいと評判ですが、毎日は営業していないようです。
撮影 2006.04.16

古代の丘

 背後の林地を古代の丘として、前方後円墳を形どった広場に環状列石風にオブジェを建てています。他に四方を守る方位石、古代風物を示す風物石、吉備公の功績を示す歴史石を配置しています。周囲は森林浴を満喫できる憩いの場としています。


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吉備大臣宮

 吉備真備公園に隣接して吉備大臣宮という神社があります。受験シーズンには天神様のように入学祈願の神社として訪れる人が多いようです。
 5月5日には吉備保光会主催の「吉備公祭」がありカラオケや餅投げ等の行事があります。毎年大変賑やかです。




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