安養寺(倉敷市)

安養寺(倉敷市)の由来、歴史

 安養寺(あんようじ)はJR倉敷駅の北約4キロメートルにあります。南北朝時代、足利氏の古戦場、福山の合戦で有名な備中福山(302m)の中腹の南斜面にあります。真言宗の古いお寺で山号は朝原山と呼ばれていました。


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 安養寺の創建は奈良時代、仙人、救世の行者と賛される高僧報恩大師(〜795)によって国家祈願の寺として開山したといわれています。

 安養寺の裏山にある、安養寺裏山経塚群(県史跡)から出土した瓦経に刻まれた願文に「応徳三年(1086年)春二月於安養寺」の文字が刻まれています。

  13世紀に書かれた「源平盛衰記」の記事に、鹿ヶ谷の変によって備前の国に流された藤原成親が「備中国安養寺に調御房という僧を請じて備中国朝原にて出家受戒した」とあり、藤原成親が安養寺で出家したことが記されています。

 「備中誌」によれば、1336年(建武3)の福山の合戦で朝原寺の伽藍が全て炎上し、以後衰退して江戸中期の1717年(享保2年)に朝原寺の跡より北約220mに現在の安養寺が移されたとのことです。

 安養寺の周辺は浅原郷土自然保護地域(岡山県)に指定されています。

(安養寺の案内板の情報をわかり易くアレンジしました)

安養寺(倉敷市)のご案内

所在地 岡山県倉敷市浅原1573
開門時間 午前6時〜午後4時 成願堂、祈願受付は随時
閉門日 毎週火曜日
拝観料 成願堂拝観は無料
交通 山陽本線JR倉敷駅の北約4キロメートルにあります
山陽高速道路の倉敷インターチェンジから車で約10分
電話 086-422-1110
地図 安養寺付近の地図
安養寺の弁天堂

左 安養寺の弁天堂(倉敷市)

 天王池に浮かぶ弁天堂には龍頭観世音菩薩が祀られています。

 瀬戸内倉敷ツーデーマーチの40キロコースの約32km地点で最後のチェックポイントになっています。コースの終盤の山越えを終えたら急に視界が開けてこの弁天堂が目に入ってきます。
撮影 2006.03.11


右 階段の中程にある楼門上の巨大な安養寺の毘沙門天像です。
 この毘沙門天は左手で宝塔を、右手で如意宝珠を持ち、左足で羅刹毘闍舎鬼を踏みつけています。
撮影 2003.03.09


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