効率的な日本語変換の方法

「木の上気に入った」と入力するつもりが、「昨日駅に行った」のように誤変換されることがあります。これをもう一度最初から打ち直すのは大変です。文節の区切りの修正や再変換の方法を知っているのと知らないのとでは、能率が全く違います。

日本語変換ソフトには、 マイクロソフト楽天 のMS-IMEやグーグルの日本語変換やATOK等があります。これらの日本語入力の操作は似たり寄ったりで、ひとつの操作を覚えると全てで共通に使えるものです。

文節の区切りを変更する方法

日本語の文章は文節に区切ることができます。例えば「きのうえきにいった」は、普通は「きのう/えきに/いった」のように区切られます。しかし、「きの/うえ/きにいった」のように文節を区切ることもできます。そうすると、全く別の結果になります。次の方法で、文節の区切り方を修正してみます。

[Shift]キーを押しながら矢印キーを使って文節の区切りを変更します

パソコンの写真

「きのうえきにいった」が普通は「昨日駅に行った」に変換されます。「木の上気に入った」に変換する為には、まず、「きの/うえ/きにいった」と分節を区切る必要があります。

「きのう」となっている文節を短くするには、[Shift]キーを押しながら[←]キーを押すと、文節の区切りが「きの」になります。そして「木の/植木に/行った」となります。

次に[→]キーを押すと、カーソルが「木の」の前から「植木に」の前に移動します。ここで更に文節の区切りを縮める為に、[Shift]キーを押しながら[←]キーを2回押します。そうすると、「木の/うえ/気に/行った」となります。

ここでカーソルが「うえ」の前にあるので、[スペース]キーで変換して「上」とします。

次に[→]キーを1回押して、カーソルが「上」の前から「気に」の前に移動させます。文節の区切りを延ばす為に、[Shift]キーを押しながら[→]キーを2~3回押します。これでやっと「木の上気に入った」に変換されました。[Enter]キーで確定させます。

確定した文字列を再変換する方法

入力し終わった文章を読み返してみると、漢字の間違いに気づくことがよくあります。こんな時には、間違えた箇所を全部削除して再入力しなくも、次のように簡単に再変換する方法があります。

確定をした後で、「入った」とするつもりが、「行った」となったとしましょう。「行った」の文字列をドラッグするか、「行った」の前にカーソルを置いて[Shift]キーを押しながら「行った」の後ろをクリックして「行った」を反転させて選択状態にします。

[スペース]キーの右にある[変換]キーを押します。すると、確定した文字列を再変換できる状態になります。表示された変換候補の中から好きなものを選択するとご希望の日本語になります。

これを知っているのと知らないのとでは、文章作成の能率が全く違います。

Google日本語入力のサジェスト機能を使う方法

Google日本語変換のリアルタイム変換はとても便利です。文字を入力中に、入力した文字列に関連した文字列をカーソルの下に表示してサジェストしてくれる機能です。

入力中にスペースを押してみなくても、変換結果の候補をどんどん表示してくれます。この結果で確定したい場合には、[Tab]キーで選ぶのが普通ですが、特に、[Shift]+[Enter]でサジェストの一番上のものを選んで確定できるのはとても便利なのです。

文字の入力中に変換をすることなく、そのまま変換結果を確定できるのですから、どんどん入力しては[Shift]+[Enter]キーで確定できるのは素晴らしいと思います。

すぐ前に確定した文字列でも、サジェストしてくれますから、1文字入力しただけでも、的確な候補を表示する場合もあります。後は、キー入力の速さだけの問題です。

Google日本語入力で「変換」キーをIMEのON/OFFに使用する

Google日本語入力は、「漢字」キーだけでなく、スペースキーの右にある「変換」キーでIMEのON/OFFができるようにできます。これはとても便利です。

まず、Google日本語入力の「ツール」の「プロパティ」から「キー設定」「キー設定の選択」で参考にするMS-IMEを選択してエクスポートします。ファイル名を設定して書き出します。次に、エクスポートしたファイルにエディタで次の2行を書き加えます。

DirectInput	Henkan	IMEOn
Precomposition	Henkan	IMEOff

この単語と単語の間は[Tab]キーで区切ります。ファイルを上書き保存します。その後、先程と同様にGoogle日本語入力の「ツール」の「プロパティ」からインポートしてやります。これでIMEのON/OFFが右手親指で簡単にできるようになります。

但し、この方法にすると、「変換」キーでの再変換はできなくなります。再変換かIMEのON/OFFかのどちらかを選ぶようになります。

Google日本語入力で「無変換」キーをIMEのOFFに使用する

上記の方法ではなく、Google日本語入力で「無変換」キーをIMEのOFFに使用するように変更すると、上記の問題が解決されます。IMEのONは、「カタカナ/ひらがな/ローマ字」キーでするようにします。

DirectInput	Hiragana	IMEOn
DirectInput	Katakana	IMEOn
Precomposition	Muhenkan	IMEOff

この1行目と2行目は既に設定されているはずです。その場合は、3行目の設定を付け加えます。この設定にすると、従来は入力文字の無い時は「無変換」キーを押すと、次のかな文字種に入力切替ができましたが、それができなくなります。