b-mobileスマートSIMとWiFiルーターL-09Cによるモバイル環境

b-mobileのスマートSIMカードとドコモのWiFiルーターL-09Cを使い、NTTドコモの回線を使って構成したネット環境でモバイル機器を使ってみました。毎月の利用料は980円という低価格で、上り下り共150kbpsとのことですが、かなり使える印象でした。

日本通信のb-mobile スマートSIMとは

日本通信楽天 は回線のリセール(回線領域買い取り販売事業MVNO)をしている会社です。日本通信は2008年からはNTTドコモのFOMAハイスピード網を利用したMVNOサービスを行なっています。2010年7月からはデータ通信サービスだけでなく、NTTドコモ網を利用した音声サービスもしています。

私が使ったSIMカード(UIMカード)は、日本通信のb-mobile3G・4G スマートSIM 980Turbo(標準SIM)というものです。アマゾンで販売されていました。毎月の利用料は980円という低価格で、上り下り共150kbpsの回線速度になります。通信容量の縛りは無く、使い放題です。

150kbpsという通信速度は、TwitterやFacebookなどのSNSや、メールやテキストが主のウェブページの閲覧には特に不自由はありません。ISDNの通信速度が64kbpsですので、この2倍以上の速さです。もし、一時的に速度が必要な時にはTurbo Chargeを利用することもできます。

WiFiルーターL-09Cとは

WiFiルーターL-09Cの写真

WiFiルーターL-09CはNTTドコモが販売している、韓国のLGエレクトロニクスが製造したWiFiルーターです。L-09Cは次世代通信「Xi」(クロッシィ、LTE)に対応したWi-Fi機器です。ドコモの標準SIMカード付きで販売されています。

L-09Cには大容量のバッテリー(2700mAh)が付属していて、Xi(クロッシィ)で最大6時間、FOMAで最大8時間の連続使用が可能です。無線LAN規格はIEEE 802.11b/gに加えて、11nにも準拠しています。

b-mobileとWiFiルーターによる低価格なモバイル環境を整える

私は、出かけた時にスマートフォンにドコモのSIMを入れて使っていましたが、あまり使っていなくて、もったいなかったので、b-mobileのスマートSIMに入れ替えて使っていました。しかし、SIMをいちいち交換するのが面倒になっていました。そこで、WiFiルーターにしたわけです。

WiFi機器とb-mobileスマートSIMの購入

b-mobileとWiFiルーターによる低価格なモバイル環境を整えるには、ドコモのWiFiルーターL-09Cの白ロムと日本通信のb-mobile3G・4G スマートSIM 980Turbo(標準SIM)を購入します。

L-09Cは中古として販売されている白ロムと呼ばれるSIMカード無しのものを購入します。5,000円〜10,000程度で入手可能と思います。

日本通信のb-mobile3G・4G スマートSIM 980Turbo(標準SIM)はアマゾンで購入しました。価格は3,150円でした。その後、日本通信のホームページでSIMが使えるように契約します。

WiFi機器の設定

まず、L-09Cにb-mobileSIMを入れて、電源を入れます。パソコンで下記のようにしてL-09CをWifiルーター(無線LAN)として動作するように設定しておいてください。

次にブラウザで192.168.2.1と入力してください。ユーザーネームは Admin、 パスワードは 1234 がデフォルトになっていますので、もし、変更している場合は変更後のものを入力してログインしてください。

次にNETWORKをクリックして、Profileをクリックします。Add Newをクリックします。

次にb-mobileのAPN設定をします。Profile nameの所はbmobileとでも入力します。何でもかまいません。Usernameの所はbmobile@amとします。Passwordはbmobileとします。APNはbmobile.ne.jpとします。Saveをクリックします。Applyをクリックして保存します。

パソコンやスマートフォンやタブレットの無線LANの設定

端末によってやり方が異なりますが、一般的な方法を簡単に説明します。無線LANのネットワーク接続で、SSIDがL09C_XXXXXXXXとなっている項目を選択します。セキュリティキーまたはパスフレーズにL-09Cに記載されているWPA2 shared keyを入力してOKをクリックします。設定を保存すればL-09Cの無線LANが使えるようになります。

b-mobileスマートSIM 980の速度測定と使った感想

ノートパソコンを使ってb-mobileスマートSIM 980の速度を測定してみました。下りの通信速度は約130〜150kbpsでした。上りの通信速度は何故か約170〜200kbpsでした。

普通のブログやホームページの閲覧は、表示速度が少し遅いかなという程度で特に問題なく表示されました。もちろん、メールの送受信は何の問題もありませんでした。YouTubeはさすがに使えませんでした。

次にスマートフォンやタブレット端末で、グーグルのマップというソフトをGPS機能と共に使ってみました。徒歩で移動しながら地図を表示させてみましたが、特に問題になるようなことはありませんでした。1ヶ月の使用料が1000円以下でこれだけ使えるのは驚きでした。

これだけで、日本国内なら、ほぼどこでも使えますので、スマートフォンやタブレット端末やPCを持って出かけることができます。全部持って出かけても、SIMを差し替えることなく使えるのはとても便利だなと感じました。一人暮らしなら、家庭でもこれだけで安価なネット環境が構築できます。

既にドコモのモバイル回線を持っている人の対策

スマートフォンやタブレット端末やWiFiルーターをNTTドコモで契約して持っている人で、あまり使っていないという人は、ドコモの回線契約を解約するのではなくて、2年契約の場合は次のようにします。

「月々サポート」を受けている場合が多いので、普通は、「Xiデータプランフラットにねん」の契約をしていると思います。これは毎月5985円の利用料が要ります。これを、「Xiデータプラン2にねん」に変更します。そして、ドコモのSIMはもう使いません。そうすると、毎月の利用料は最低の2500円になります。また、moperaUやspモードのプロバイダは解約します。

このようにすると、「月々サポート」でのキャッシュバックと相殺するので、実質はとても安くて済むはずです。2年契約の縛りがあるので、2年が経過した次の月にドコモの回線契約を解約します。