WordPressの不具合の対処方法(xrea,coreserverに設置)
WordPress はブログを自分で設置するのに便利なブログソフトです。しかし、設置には様々なハードルが立ちはだかっています。私が困って対処した記録を残して皆さんの参考になればと思います。
サイドバーのアルファベットの表示が小文字になっているのを直す方法
サイドバーのアルファベットが大文字になっていても何故か小文字で表示されていました。これは原因がなかなかわかりませんでした。 ブラウザ楽天 で表示させてソースを見ると確かに大文字になっています。
style.css の内容を調べてやっと原因がわかりました。次のようにサイドバー(menu)の文字を小文字に変換するようになっていました。
#menu ul {text-transform: lowercase;}
これを次のように書き換えるか、この項目を削除します。英語圏では小文字で表示させるのが一般的なのでしょうか。
#menu ul {text-transform: none;}
画像がアップロードできなくなったのを直す方法
私はワードプレスをcoreserver.jp で作っています。設定で「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダに整理」にチェックすると、画像がアップロードできなくなりました。
coreserver やxrea はPHPをセーフモードで動かしているらしく、PHPをCGIで動かすように変えてやらないと駄目なようです。「 .htaccess 」 中に
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
と記入して、 wp-admin の中に入れました。そうしたらアップロードできるようになりました。アップロードファイルだけに適用した方が良いらしいのですが、それだとうまくいきませんでした。
WordPressで管理画面のレイアウトが崩れるときの解決方法(Ver.2.9)
ブログを書いていると突然管理画面のレイアウトがぐちゃぐちゃになってしまいました。どうもスタイルシートがうまく働いていないようです。
この現象はFirefox3で発生して、IE8では問題なく表示されることがわかりました。私はIEの使いにくさにうんざりしていて、すっかり Firefox派になってしまっていたので、できればIEは使いたくないのです。この解決方法は次のようにwp-config.php の上の方に次の行を追加するだけです。
define('CONCATENATE_SCRIPTS',false);
それ以来Firefoxで管理画面を開いても正常に表示されるようになりました。どうもWordPress は不具合が多いようです。
Wp Security Scan を使ってデータベースにアクセス不能になった時の対処
Wp Security Scan のプラグインはとても便利です。セキュリティに無頓着でも一応のセキュリティは確保してくれるみたいです。Wp Security Scan を使うと
Your table prefix should not be wp_. Click here to change it.
と警告してくれます。つまり、データーベースのプリフィックスをデフォルトの wp_ から変更しなさいと言ってきます。セキュリティ上やった方が良さそうなのでやってみました。
wp_のところに新たなprefixを指定して[Start Renaming]をクリックしました。
ブログの閲覧は正常ですが、ログインすると「このページにアクセスするための十分なアクセス権がありません」となってログインできません。原因は変更前のプレフィクス wp_ を使用したデータが、データベース内に存在してしまっているかららしい。
コアサーバーの管理画面から色々やってみましたがどうにもなりません。結局データーベースを全部削除して、新たに同じデータベースを作り直しました。その後バックアップしてあったデーターを戻して終了です。一時はとてもあせりました。疲れました。
WordPressでXML宣言をするとエラーとなる場合の対処方法
XHTML1.0では次のようにXML宣言をしますが、WordPress はPHPで記述しています。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
< ? で始まるXML宣言が、PHPを省略して書く際の冒頭部分と同じなのでエラーとなる為です。WordPress のPHPではこの省略を使えないように、WordPress ルートの.htaccessファイルに次の行を書き加えれば問題はありません。
php_flag short_open_tag Off
または、このXML宣言を次のようにPHPのエコーコマンドで記述すればエラーにはなりません。
<?php echo '<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>'."\n"; ?>
自動投稿機能、トラックバック送信の不具合を解決する方法
自動投稿機能とトラックバック送信が初期設定だと不具合が生じるのでwp-includesの中のcron.phpの 229行目(Wordpress 2.9の場合)の記述を変更します。
wp_remote_post( $cron_url, array('timeout' => 0.01, 'blocking' => false, 'sslverify' => apply_filters('https_local_ssl_verify', true)) );
この0.01秒を次のように3秒程度に変更します。
wp_remote_post( $cron_url, array('timeout' => 3, 'blocking' => false, 'sslverify' => apply_filters('https_local_ssl_verify', true)) );
Xrea,CoreserverでphpMyAdminにログインできない場合
Xrea,Coreserverで管理画面からMySQLデーターベースの phpMyAdmin にログインしようとすると、「#1045 Access denied for user ‘****’@'localhost’ (using password: YES)」というメッセージが出てログインできなくなりました。
この現象はよくあるようです。原因は、Xrea,Coreserverの管理画面の記述がわかりにくいのもひとつの原因になっています。 Xrea,Coreserverの管理画面には次のような記述があります。
「ページ入室の際はログ閲覧画面の認証パスワード(ユーザー名:****,パスワード:****)をご利用下さい。」と書かれていますが、これは MySQLデーターベースの phpMyAdmin のログインパスワードではありません。
これは、管理画面で「ログイン」をクリックすると、表示されるBasic 認証のダイアログボックスで入力するID、パスワードのことです。つまり次に入室に使用するユーザー名はMySQLデーターベースのユーザー名であり、パスワードも MySQLデーターベースのものです。
ログインの画面が2段構えになっていることが理解できないと難しいのです。また、Basic 認証のダイアログボックスは一度パスするとブラウザを再起動しないと、再度表示されないことも理解しておきましょう。
一度間違えて入力すると以後正確なユーザー名とパスワードを入力しても入室できないこともあります。ブラウザにユーザー名とパスワードを記憶させていると、間違ったパスワードになり、何度やってもうまくいきません。何度かやっていると突然入室できたのでやっとわかりました。
Xrea Coreserver でデータベースの不具合対処方法
Xrea Coreserver でWordPressを使っていると突然データベースが不具合になってアクセス不能になることがあります。この場合は、Xrea Coreserver の管理画面のデータベース画面で、データベースの保存をして、復元をすると直ることがあります。これは簡単にできます。