ガングリオン(良性腫瘍)の体験記

私は約68歳で初めてガングリオン(良性腫瘍)が左足の薬指にできました。イボコロリを付けて一度は取ってみましたが、痛い思いをしただけで、また出来てしまいました。結局整形外科で中のゼリー状のものを絞り出しただけで、カットバンを貼っていたら治ってしまいました。



ガングリオンができた私の左足の薬指

ガングリオンにかかった私の左足の写真

この写真はガングリオン(ゼリー状の良性腫瘍)が私の左足の薬指にできた時のものです。(2020年7月撮影)

場所は薬指の第一関節の真上辺りです。この写真を撮る3年程前からずっと同じ位置に出来たままでした。

見た目は水ぶくれのような感じで、押さえると少し痛みがあります。いつも赤く腫れていて靴に擦れた時や圧迫した時は痛いです。

2年程前に、イボコロリを買ってきてこれを取ったことがあります。イボコロリでは取る時とても痛く、取ることはできましたが、またすぐに同じものが出来てしまいました。

この時、痛いのでマッサージなど何もせず、放置していました。いつまでもジクジクしていて上から液体が出ていました。そのうちに、この写真のようになりました。

ガングリオンとは

ガングリオンは関節液や滑液が手や足の指の皮下に溜まって袋状になり、液が濃縮してゼリー状になったものです。たいていは良性腫瘍であり、放置しても自然に治ることもあるようです。

足の指にできると、見た目は靴ずれのように見えて、自治体の定期検診で医師に見せたところ、靴ずれだと言われました。医師でも専門外のことについては無知なんだと思いました。

ガングリオンの治療方法

ガングリオン治療後の私の左足の写真

私は、医療機関のどの科を訪問して診察を受けようかと思いましたが、ネットでガングリオンは整形外科が良いとの情報を得ていたので、2020年7月に近所の整形外科を受診してガングリオンを取ってもらいました。

診察に行くと、最初は 注射器楽天 で液を抜こうとしましたが、ゼリー状になっていて抜けず、結局皮を破って力ずくでゼリー状のものを絞り出しました。麻酔も何もしませんでしたが、ほとんど痛みはありませんでした。

その後の治療は何もなく、カットバンを貼って診察と治療は終了しました。これなら、医者に行くことなく、自分でも治療できるなと思いました。もし、今度ガングリオンができたらやってみようと思います。

私は毎日1回カットバンを新しいものに取り替えました。2日程で傷口は治癒していました。その後は、カットバン無しで、毎日手の指で患部をマッサージしました。

そうすると、痛みも薄れて来て、赤く腫れていたのも次第に治ってきました。この写真は最初の治療から約1週間経った時のものです。もう全く問題ないのがわかります。

その後、丈夫な皮膚が出来て、完全に元に戻るのに2ヶ月程度は掛かります。

ガングリオンは再発しやすい

ガングリオンは再発しやすいので注意が必要です。何もしないで放っておくと、段々と皮膚が膨れてきて以前のようにガングリオンが再発することが多いと思います。

患部を指で頻繁にマッサージしてやると、出てきた液体を散らすことになります。また、その部分をマッサージをすることで出てくる液体が減るか、吸収されやすくなるのではないかと私は思います。

注意事項

とにかく、放置するのではなく、治療後の患部のマッサージが大切だと思いました。妻も手の指にガングリオンができたことがありますが、マッサージをしていたら治ったとのことでした。