修理技術情報掲示板過去ログ150_2

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(Res:2598)Re:霧ヶ峰 MSHZ-2230 (23年前のインバータエアコン)

投稿者:むっちゃん

dai様、重ね重ねありがとうございます。3回目の移設(12年前)時は、旧家を取り壊して新築をしたので、4ヶ月程取り外したままでした。

バルブ部には埃が付かない様に養生をしただけで、ガス漏れ対策用のキャップはしませんでした。「インバータエアコンの追加ガスチャージは難しい」との書き込みを多数見かけますし、dai様のご意見としても同様なので頭を悩ませています。

当方、電子回路の事は解るのですが、家庭用エアコンのノウハウとなりますと、殆ど持ち合わせておりません。(DIYでの新品エアコンの取り付けは6台経験しています)幸いオシロスコープを持っておりますので、コンプレッサーの実運転周波数は計る事が出来ます。

dai様のアドバイスを踏まえての手順としては、
1.外気温、及び室内温度が高い時に追加ガスチャージを行う。
2.ガス缶を計量しながら50?100gづつ小分けにしてチャージする。
3.コンプレッサーの運転周波数を測りながら、最高回転(130Hz)時に室内機の冷却器全体に均一に露が付くようになるようになったらチャージを止める。で良いでしょうか?

ガス&チャージホースは入手済みなので、暑い日を待って作業をしたいと思います。結婚時に嫁が持て来た家電品のうち、最後の生き残り家電ですので何とか復活させたいと思います。dai様のアドバイスのお陰で、復活の兆しが見えて来ました。作業を行いましたら、ココで報告させて頂きます。ありがとうございました。

(Res:2598)Re:霧ヶ峰 MSHZ-2230 (23年前のインバータエアコン)

投稿者:dai

基本的にはそれで良いと思います。時間が許すならガスを少しずつ追加して長時間観察して、まだちょっとガスが少なめかなと思うところで止めたら良いと思います。オーバーチャージは電気ばっかり食って良いことはありません。すこしの少なめなら冷えが少し悪いだけで無駄に電気は食いません。

(Res:2598)Re:霧ヶ峰 MSHZ-2230 (23年前のインバータエアコン)

投稿者:むっちゃん

daiさん、追加アドバイス有り難うございます。オーバーチャージの見分け方が何となく理解出来ました。カーエアコン取り付け時に習った「液圧縮をしちゃいけない」事と同じですね?って事は実効値(RMS)が計れるクランプ電流計で、消費電流も監視しながら、カタログ値の手前でチャージを止める様にしてみます。昨日・今日は台風の影響で天候が悪いので、週末に作業をする予定です。

(Res:2598)Re:霧ヶ峰 MSHZ-2230 (23年前のインバータエアコン)

投稿者:むっちゃん

本日、R-22のガスチャージを行いましたが・・結果は改善せずです。100gづつ入れて様子を見ましたが、入れた瞬間はAC100Vの電流が7A程になりますが、直ぐに5?6A程に下がってしまい、500gまで入れても室外機膨張弁の直後から内機の入り口までの低圧管に霜が付き、内機のエバボレータは最初の1段目が冷えるだけです。

内機から外機に帰ってくる低圧配管には若干水滴が付いています。定格では15A消費するエアコンなので、電流が半分以下です。電流は平均値で無く実効値(RMS)計測です。

ガス缶はまだまだ手持ちがありますが、多量に漏れた形跡が無いので、ココで辞めました。運転開始と共にバイパス弁に通電され(バイパス中)その時の電流は8A程で1分程で通電が遮断され、ガスが内機に流れる音がします。

低圧の圧力(出来れば高圧もですが、サービスバルブが有りません)を測れば何か見えてくると思うのですが、メータは持っていませんので、直ぐには計れません。

不具合箇所として考えられるのは、
1.コンプレッサーの故障で高圧が規定値まで上がらない。
2.バイパス弁内でリークして内機に規定量のガスが流れ無い。
3.膨張弁の詰まり。でしょうか?

ロウ付け用の簡易機材も持っていますが、膨張弁を外すとなるとかなりの作業量となりそうです。素人としてはココで諦めですかね?

(Res:2598)Re:霧ヶ峰 MSHZ-2230 (23年前のインバータエアコン)

投稿者:dai

この頃の機種は室外にキャピラリチューブが付いているので、細管、太管共に低圧です。たぶんキャピラリチューブの詰りだと思います。諦めた方が良いでしょう。

(Res:2598)Re:霧ヶ峰 MSHZ-2230 (23年前のインバータエアコン)

投稿者:むっちゃん

daiさん、レスありがとうございます。おっしゃる様に膨張弁が外機にあるので、内機側は共に低圧ですね。(カーエアコンの癖が抜けなくて・・)「キャピラリチューブ」って言われるのは膨張弁を指すんですよね?

車ですと、「キャピラリチューブ」と言うとブルドン管式のメータに繋ぐ細い銅管を指していましたのが、家庭用エアコンでは「膨張弁」の事を「エキスパンションバルブ」とはあまり言わず「キャピラリチューブ」と言う事を今回の調査時に知りました。

倉庫に頂き物(知り合いが転居時に業者が外した中古品)の富士通製のインバータエアコンがあるので、夏が来る前に交換します。配管も中古の6m物を一緒に頂きましたが、両端とも取り外してあるので(そのままの再使用はマズイので)フレア工具を買うか、新品の4m配管を買うかを迷っています。(共に\3500程です)

昔々にフレア加工(シングルフレア)をした事があるので、手法は解るのですが安心を取るか、勉強をとるか悩む所です。
この度は、daiさんに色々とアドバイスを頂きありがとうございました。

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