水洗トイレのオーバーフロー管の修理

水洗トイレのロータンク内のオーバーフロー管が折れる故障はよくあります。一般的な修理方法はオーバーフロー管を取り替えることですが、費用と時間が掛かるので、私はオーバーフロー管をVP16のパイプで接続して修理することにしました。

水洗トイレのロータンク内の構造とオーバーフロー管

トイレのロータンク内の構造とオーバーフロー管

この写真がトイレのロータンク内の一例です。普通の家庭用の水洗トイレはロータンクと呼ばれるタンクに水を貯めておいて、用便後にロータンクの水を一気に便器に流してやる構造になっています。

ロータンクの上側に手洗い管と陶器の蓋がついていますので、ホースを外したりして陶器の蓋を取り除きます。

今回の故障は、INAXのロータンク式の水洗トイレでしたが、 オーバーフロー楽天 管(パイプ)の下部が折れて水が便器に流れっぱなしになっていました。この為、普通はオーバーフローパイプ全体を交換して修理するのですが、今回は、このオーバーフロー管をビニルパイプで接続してDIYで修理することにしました。

なかなか、強固に修理できますので、応急修理ではなく、恒久的な修理とみなしても良いでしょう。

折れたオーバーフロー管と修理用VP16パイプ

折れたオーバーフロー管と修理用VP16パイプ

折れたオーバーフローパイプの中にちょうど入るビニルパイプをホームセンターで探して来ます。すると、VP16のパイプが少しゆるめですがオーバーフロー管の中にうまく入ります。

VP16のパイプを長さ約10cmに金切りノコなどで切ります。VP16は長めの方が丈夫に修理できます。片方の端は約45度の角度でパイプを切るのがコツです。理由は後述のように、水の流れを妨げないようにする為です。

次にVP16の外側にビニルテープを1~2重に巻きます。そうすると、VP16のパイプをオーバーフロー管にきつく固定できます。

オーバーフロー管にVP16パイプを取り付けて修理

オーバーフロー管に取り付けたVP16パイプ

ビニルテープを巻いたVP16のパイプをオーバーフロー管の中に写真のように入れます。斜めに切った方を外側(下側)にします。

VP16パイプの下側に出ている部分の長さは、下側のオーバーフロー管にこれを入れてみてちょうど下に当たる長さにします。

斜めに切ったパイプの向きは、流した水の流れを妨げない方向にします。パイプが回らないように更につなぎ目にテープを巻きます。VP16のビニル管の所に少し接着剤を付けて、下の折れたオーバーフロー管の中にきつく挿入します。この時、オーバーフローパイプの向きと斜めになったVP16の向きに注意します。

接着剤は硬質塩化ビニル用でなくてもかまいません。水に強いものなら何でも良いでしょう。私は水性ではないゴム系の接着剤にしました。ビニルテープでパイプを強固に挿入できるのなら、接着剤は無くても良いでしょう。

水を流すテストと修理の注意事項

修理が完了したら、元の通りに組み立てて、ロータンクに水が溜まる事やちゃんと水が漏れない事などを確認してから、レバーを引いて水を流してみます。うまくいかなければ、不具合を調整します。

トイレには様々な構造があるので、何回もテストをして、ちゃんと動作するかどうかを確認します。水が床に漏れていないかなど注意深く点検してください。