テラスやカーポートの波板交換方法

テラスやカーポートのプラスチック樹脂製の波板は、年月が経つと劣化で変色、変形して強度が落ちてきます。これを対衝撃性、耐候性、光透過性に優れたポリカーボネート製の波板に自分で(DIYで)換えてみました。修理や交換で気がついたところや注意点を記録しました。

ポリカーボネート製の波板とフックを購入

まず、アルミテラスやカーポートで使われている波板の寸法、枚数とフックの種類、数量と大きさを調べてからホームセンターなどに買いに行きます。

購入する波板の寸法と材質

売っている波板の長さは5尺(1515mm)〜9尺(2730mm)程度で幅は655mmです。9尺にもなると簡単に車で持って帰ることができません。

その場合は、ホームセンターでお持ち帰り用のトラックを借りて持ち帰ります。普通は1時間半程度の時間なら無料で借りられます。

波板の材質は普通のプラスチック樹脂製の物と、ポリカーボネート製(ポリカ)のものがあります。少し高価ですが、是非ともポリカーボネート製の物を買ってください。

ポリカーボネート製の物は対衝撃性、耐寒性、耐熱性、光透過性にとても優れていますので、古くなっても交換する必要があまりありません。

金切りバサミで普通に切っても割れることはありません。色は主に透明の物とブロンズ色の物があります。

購入するフックの長さと材質

フックの長さはアルミテラスやアルミカーポートの場合は、普通は22mmのもので良いと思います。もし、3枚以上の波板が重なる部分のフックは少し長い物(25mm位)を使います。

フックの材質はプラスチック製と鉄製とステンレス製があります。高価ですが是非ステンレスの物かポリカーボネイト製を使ってください。プラスチック製だとフックだけが先に壊れます。鉄製だと錆びて交換の時に外せません。

古い波板を外してポリカーボネート製の波板に交換する方法

施工前のプラスチック樹脂製波板テラス

この写真がベランダにある、取り替え前のプラスチック樹脂製波板テラスです。波板が変色して変形しています。

また、波板が差し込んであるアルミテラスのレールから外れています。日当たりが良いと、12〜13年程度でこのようになってしまいます。

元々この アルミテラス楽天 は私が約26年前に作ったのですが、12〜13年前にも同様に波板を交換しました。

この時、ポリカ製の波板にしていれば今回修理や交換する必要はなかったはずです。

施工後のポリカーボネート屋根(修理後)

施工後のポリカーボネート樹脂製波板テラス

この写真が取り替え後のポリカーボネート樹脂製波板のブロンズ色を使ったアルミテラスです。

上の写真に比べて、とても綺麗に仕上がっているのがわかると思います。

ポリカ製の波板は経年変化や紫外線による劣化が少なく、普通のプラスチック樹脂製の波板に比べて何倍も長持ちするはずです。

当分の間は交換の必要がありません。このフックはブロンズ色のステンレス製です。

工具や脚立の準備

波板の交換工事には色々な工具が必要です。波板の交換では専用の工具は必要ありませんが、金槌(げんのう)、ラチェット式メガネレンチ、プライヤー、充電ドリルドライバー、ドリルの刃、金切りバサミなどが必要です。

波板を外したり取付けたりするのには、脚立の上で作業をしますので脚立を準備します。脚立は屋根の高さより少し低い程度の長さが必要です。場合によっては屋根の上まで上がる必要がある時があるので、ある程度の高さが必要です。

カーポートやテラスの施工工事をするには、一般的には、折りたたんだ状態で1.8m程度の大きさの脚立が必要です。

床や地面に少しでもデコボコがあると、脚立が安定しないので、安全の為には、脚立の足の長さを調節できる物が最良です。

少しのガタツキ程度なら、脚立の下に適度な厚みの板を敷いても良いと思います。更に安全の為には他の人に脚立を支えてもらってください。

古い波板の外し方

まず古い波板を外します。従来のものは、フックに鉄製のネジ式の物を使用してあったので、錆びて取り外せませんでした。

金槌で波板をたたいてやると、簡単に割れて外すことができます。この方がネジを外すより速く作業ができます。どうせ古いフックは使わないのですから。

新しい波板の張り方と注意事項

次にポリカーボネート製の波板を端から張っていきますが、この波板は表と裏があります。太陽の光が当たる面には表示がありますので、上下の向きを合わせてテラス屋根のレールに差し込んでください。このレールに差し込むにはちょっとコツがいります。

フックの下穴は刃の寸法がΦ5mm位の穴をドリルで開けてから、フックを取り付けていきます。フックの取り付け間隔は約20cmにします。

この2間テラスの波板は6尺の物が6枚必要でしたが、波板同士の重ね合わせを考えると7枚の方が良かったかもしれません。フックは22mmのものが28個必要でしたが、もう少し多い方が良いと思います。

波板と波板のつなぎ目の重ね合わせは、今回は1山半にしましたが、できれば、2山以上にした方が良いと思います。

今回の波板の交換作業は全部で約2時間かかりました。手際良くやればもっと早く終わるかも知れません。外した波板は小さく割るか、金切りバサミで切って燃えるゴミとして出すことができます。自治体によっては処理方法が違うかも知れません。

屋根用の樹脂製波板の寸法(規格)

呼び 長さ 全幅 山高 ピッチ 厚さ
5尺 1515mm 655mm 9mm 32mm 0.7mm
6尺 1820mm 655mm 9mm 32mm 0.7mm
7尺 2120mm 655mm 9mm 32mm 0.7mm
8尺 2420mm 655mm 9mm 32mm 0.7mm
9尺 2730mm 655mm 9mm 32mm 0.7mm

屋根用の樹脂製波板の規格はこのように決められています。一般的には5尺〜9尺の長さの物が市販されています。

波板は、幅と山の高さやピッチや厚さは全て同じで、長さが違うだけです。

5尺より短い物がほしい場合は波板を金切り鋏等で切って使います。変形の物がほしい時も切って使います。