マグニチュードと震度の違い(地震の規模と揺れの度合い)

地震の規模(エネルギー)を表すのがマグニチュードで、その地点での大地の揺れの程度を表すのが震度です。マグニチュードも震度も似たような数値ですが、マグニチュードは小数点以下の数字がありますが、震度は小数点以下の数字はありません。

マグニチュードとは地震のエネルギーの大きさです

マグニチュードはアメリカの地震学者リヒターが考案したものです。これは、 地震楽天 のエネルギーの大きさを数字に変換して表現するものです。マグニチュードの計算方法には様々な種類があり、日本では気象庁マグニチュードと呼ばれるものが使用されています。

2011年3月11日に発生した「東日本大震災」のマグニチュードMはM=9.0でした。この地震の震源域は長さおよそ500キロ、幅がおよそ200キロに及び、断層の破壊は断続的に5分以上にわたって続いていたようです。これは日本では観測史上最大規模の地震でした。また世界史上では4番目に大きいものでした。

気象庁マグニチュードMの大きさと地震の規模

マグニチュードの値と地震の規模(エネルギー)の関係

マグニチュードは、地震の総エネルギーを表わしています。マグニチュードが0.1大きくなるとそのエネルギーは1.41倍になります。

マグニチュードが0.2大きくなるとそのエネルギーは2倍になります。マグニチュードが1大きくなるとそのエネルギーは32倍になります。マグニチュードが2大きくなるとそのエネルギーは約1000倍になります。

震度とは大地の揺れの程度です

震度はその地点での大地の揺れの程度を表わしています。マグニチュードとは全く別のものです。その地点の大地の揺れは、地震のエネルギーや、震源からその地点までの距離、震源の深さ、伝播経路、その地点の周辺の地盤条件等によって決まります。

震度は次のように震度5と震度6を弱と強とに分けて、0〜7までの間を全部で10階級に細分しています。

全国各地にある震度観測点の震度計の記録から、自動的に震度に変換することによって震度の値を得るようになっています。

震度と計測震度の関係

全世界の過去の大地震

これまでで最も大きかった地震は、1960年に南米のチリ沿岸で起きた「チリ地震」のマグニチュード9.5でした。この地震では1600人以上が犠牲となり、日本にも津波が押し寄せて、142人の犠牲者が出ました。

2番目に大規模だった地震は1964年の「アメリカ、アラスカ地震」でマグニチュード9.2でした。3番目は2004年のインドネシアの「スマトラ島沖大地震」でマグニチュード9.1でした。

4番目が2011年3月11日に発生した「東日本大震災」でマグニチュードは9.0で、最大震度7でした。この地震の震源域は長さおよそ500キロ、幅がおよそ200キロに及び、断層の破壊は断続的に5分以上にわたって続いていたようです。これは日本では観測史上最大規模の地震でした。

1923年の「関東大震災」はマグニチュード7.9で、最大震度7でした。今回の地震は「関東大震災」の約45倍のエネルギーがあったことになります。

「東北関東大震災」の名称

地震が発生した3月11日当日、気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名しました。しかし報道各社は個別に様々な名称を使用しています。NHK、日本赤十字社等は「東北関東大震災」を使用しています。朝日新聞、時事通信社、ウェザーニューズ、共同通信社関係は「東日本大震災」を使用しています。「東日本巨大地震」、「東日本大地震」の名称もあり、どれかに統一できないものでしょうか。