慢性関節リウマチについて

私は2002年8月、慢性 関節リウマチ らしいと診断され、冷水摩擦によって関節リウマチが治りました。関節リウマチについて色々調べましたので記録しておきます。関節リウマチの症状や検査や診断や治療について述べています。

関節リウマチ(RA)とは

RAとは、Rheumatoid Arthritis (慢性関節リウマチの意味)の略語です。関節リウマチは免疫の異常で関節が痛んで悪くなり関節が変形する病気です。つまり何らかの原因で免疫に異常が生じ、自分の体を守るはずの抗体が、逆に自分の体の一部を抗原と間違えて攻撃(抗原抗体反応)してしまうことによって起こると考えられています。

原因がよくわかっていない病気なので、根本的な治療方法も確立されていないようです。原因がわかっていない病気でも、患者数が多すぎて難病認定はされていません。

一般的には手足の関節が侵され、関節痛や関節の変形を起こします。症状がひどくなると、血管、心臓、肺、皮膚、筋肉といった全身臓器にも障害が及ぶ場合もあります。

関節リウマチの患者数は、日本全国で50万人を超えるといわれています。男性よりも女性に多く、特に30〜60歳代の働きざかりの女性に多く見られる病気です。

関節リウマチの症状

関節リウマチのイラスト

最初に自覚する症状としては、手や指の関節の腫れと痛みがあります。朝起きた時に手の指に腫れぼったい感じと「 こわばり楽天 」を感じます。これを「朝のこわばり」といって数時間続くこともあります。

初めは手足の関節だけの症状でも、関節リウマチが進行すると全身の関節に波及してきます。次第に関節が変形して日常生活に支障を来たすようになります。

もし、貧血や発熱、疲労、食欲不振、リンパ節腫脹等の全身の症状も伴う時は悪性関節リウマチになっている可能性もありますので特に注意してください。

関節リウマチの検査

X線検査

最近は特殊なフィルムを使って骨の萎縮や軟骨の消失や骨膜の破壊等の細かな変化を見ることができるようになりました。

血液検査

赤沈
体内に炎症があると赤血球が沈む速度(赤沈、血沈)が速くなります。
CRP
体内に炎症が起こっているかどうかがわかります。
リウマチ因子
自己抗体のリウマチ因子を持っているかどうかを見ます。
抗核抗体
細胞の核に対してできる自己抗体で、自己免疫疾患があると陽性になります。
免疫複合体
自己免疫疾患があると免疫複合体がみられます。

関節リウマチの診断

リウマチの診断基準は、次の7項目のうち4項目以上を満たせば関節リウマチと診断されます。しかし、似たような症状の病気が多くあり、確定診断は難しいようです。

  1. 朝のこわばりがあること(一時間以上持続)
  2. 複数部位が関節炎になっていること(少なくとも3箇所以上の関節の腫れ)
  3. 手の関節の腫れがあること
  4. 左右対称性の関節の腫れがあること
  5. リウマチ結節があること
  6. リウマトイド因子(リウマチ因子)が陽性のこと
  7. レントゲン検査で典型的なリウマチ関節所見があること

関節リウマチの治療

現在の治療指針では、関節リウマチの診断が下ったら、早期に抗リウマチ薬を用いることが推奨されています、しかし、根本的に治療するのではなく、進行を遅らせるだけです。痛みに対する対症療法として非ステロイド系消炎鎮痛剤等を用いますが、これは症状を抑えるだけです。

抗リウマチ薬治療

抗リウマチ薬の出現によって、今まで無理だと思われていた、関節破壊の進行を遅らせることができるようになりました。

ステロイド治療

ステロイドは目に見える治療効果があり、対症療法の薬として急性期に使われてきました。そして、ステロイドは病気の進行を遅らせることはなく、副作用が強い薬だと考えられていました。

最近、ステロイドも抗リウマチ薬と同様に、病気の進行を遅らせる効果があることがわかってきたので、ステロイドは再び注目を集めています。

手術による治療

関節リウマチの症状が進行して関節の機能が著しく低下した場合は、手術をする場合もあります。手術はリウマチ科がある整形外科で行われます。

炎症部分を取って症状の進行を止めたり、関節リウマチの病変部分を除去する手術や、人工関節と交換する手術もあります。最近の人工関節は耐久性が増して良くなっています。

免疫異常関連情報

東京医科歯科大学動物学の 藤田紘一郎教授は、最近人類は寄生虫を排除したためにアレルギー疾患が増えたのではないか?という説を唱えていらっしゃいます。私も先生の著書を読み同感です。

乾布摩擦、冷水摩擦関連情報  乾布摩擦

リウマチやアトピーは治るとおっしゃる医師がいらっしゃいます。私も大変興味があります。松本医院

抗CCP抗体はRAの早期診断に有効

今までは関節リウマチかどうかを判定するのに、リウマトイド因子(RF)だけが臨床的に利用されてきました。最近は多くの自己抗体が検出され、その中でも抗CCP抗体は、慢性関節リウマチにおいて感度や特異度に優れています。関節リウマチの発症の初期やRF陰性の場合にも検出されることから、RAの新たな診断方法として注目されています。