コレステロール値の謎(主にコレステロールは体内で作られます)

コレステロールの値が高いからと、食べ物に工夫をされていらっしゃる方も多いと思います。食べ物に気をつけてもコレステロール値にあまり変化がないと思いませんか。私もコレステロールとは縁のない食べ物が主ですが、コレステロールは常に高めです。コレステロールについて調べてみました。

私の毎年の健康診断での高めのコレステロール値

肥満体のイラスト

私は毎年、自治体の健康診断を受けています。そのデーターはもう20年以上保管しています。毎年のコレステロール値は高めで常に一定に推移しています。

50歳時の自治体の人間ドックでも、コレステロールについて指摘されました。医師は「コレステロール値が高いので、薬でコントロールした方が良い」と言いました。私はこの時、投薬を断固拒否しました。

何故なら、私は俗に言う、コレステロールとは無縁な食生活と日常生活をしていたからです。医師は「肉食や飲酒やタバコや肥満が高コレステロールの要因になり、将来の動脈硬化や高血圧につながる」と言いました。

私は元々肉があまり好きではありません。油の多い食べ物も好きではありません。酒は全く飲みません。喫煙もしません。肥満もありません。食べ物は野菜中心というより野菜ばかりです。運動は、歩くことが好きで、適度な運動は毎日しているつもりです。

ここで、世間一般に言われているコレステロールの考え方についてはおかしいと思いました。そこで色々コレステロールについて調べてみました。

善玉または悪玉コレステロールとは

善玉(HDL)または悪玉(LDL)コレステロールは、コレステロールが血管中を輸送されている時のコレステロールとリポタンパク質がつくる複合体をあらわしています。善玉と悪玉の違いは複合体をつくるリポタンパク質の違いです。この複合体分子が血液の状態を知る血液検査の指標となっています。

本来、コレステロールは、動物細胞にとっては細胞膜の構成物質であり、色々な生命現象に関わる重要な化合物です。

LDLコレステロール楽天 は、コレステロールを各細胞に運んでいるので、コレステロールを増やす方向に働き「悪玉コレステロール」と呼ばれています。各細胞から肝臓にコレステロールを回収するHDLコレステロールは「善玉コレステロール」と呼ばれています。これは正しい呼び方とは言えません。なぜなら、悪玉と呼ばれているLDLによって、コレステロールは体内の各組織に運ばれて、細胞膜の成分となったり、ステロイドホルモンの原料となる等の重要な役割を果たしているからです。

主に体の中でコレステロールは作られます

人間の体内では、一日に1g〜1.5gのコレステロールが作られています。食事から摂ったものの約3倍が体内で作られているのです。

体内で作られるコレステロールの主な原料は、脂質、糖質、たんぱく質等です。コレステロールが作られる場所は主に肝臓です。

もし、コレステロールを多く含む食品を食べても、人体には調節機能があり、人体でのコレステロールの生産は抑えられます。

長寿の人はコレステロール値が高めです

NHKのためしてガッテンでも放送されていましたが、長寿の人はコレステロールが高めだそうです。本来コレステロールは細胞膜を構成している物質なので、人体にとても重要な物質なのです。

むしろ、コレステロールが低下する方が問題です。コレステロールが低下した場合は、ガンになっている可能性が高いとのことです。

血液中のコレステロールの基準値

日本人の成人の血液中のコレステロール値の基準値は、130〜200mg/dlが正常値、220mg/dl以上のコレステロール値は高コレステロール血症と診断されます。

HLDコレステロール値は男性の場合で40〜60mg/dl、女性の場合で45〜65mg/dlが正常値だと言われています。男性が40mg/dl未満、女性が45mg/dl未満の場合は低HDLコレステロール血症と診断されます。

LDLコレステロール値は70〜120mg/dlが正常値で、140mg/dl以上になると高LDL血症と診断されます。

中性脂肪の正常値は、50〜149mg/dlです。150mg/dl以上になると高トリグリセリド血症と診断されます。

コレステロールの基準は完全ではない(コレステロールは高い方が良い?)

この血液中のコレステロールの基準値は完璧かというと、そうでもないようで、数値の妥当性への疑問は残っているようです。そして、科学的根拠に乏しいと判断する人もいます。最近は、コレステロール値は高い方が良いとの情報もあります。

また、総コレステロールが少ないと、ガンやうつ症に罹り易くなると言われています。コレステロールが高いのは心配することはないようです。むしろ、低い方が問題です。