突発性難聴体験3(耳の引っ張りと指圧や保温)

私の突発性難聴の治療体験の最終段階です。病院での治療が終わった後で自分で行なった治療方法です。耳を引っ張ったり、顔や耳の周辺を指圧やマッサージしたり、耳をカイロ温熱で暖めたりなどの治療の方法とその効果を記録しています。



私の突発性難聴の発症と病院での治療の概要

左耳の画像

突発性難聴とは、ある日突然、片方の耳が詰まったような感じ(耳閉感)になり、耳の聞こえが悪くなる感音難聴の病気です。

私は2016年11月20頃に風邪を引き、12月1日頃に突発性難聴になりました。左耳で 耳鳴り楽天 がしたり、軽いめまいがしたりしていました。

真備町の松田クリニック(松田 常男医師)での治療と矢掛病院耳鼻咽喉科(菅谷 明子医師)での治療はステロイド剤とビタミンB12の内服が主でした。

その後、倉敷中央病院の耳鼻咽喉科の白 康晴医師の元で、副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の鼓膜内への注入治療を4回約1ヶ月間受けました。その後2017年1月19日に、児島中央病院の耳鼻咽喉科の東川 康彦医師の元で高気圧酸素治療(Hyperbaric Oxygen)HBOを受けました。

これらの治療でも、聴力は低音域では約20dB、中音域では35~40dB、高音域では60~70dBまでしか改善しませんでした。耳鳴りはサーという音とシーという音とチーという音が混ざったような音がしていました。

高圧酸素治療後の投薬治療など

高圧酸素治療後は、耳鳴りなどを改善するトリノシン顆粒10%3gと、ビタミンB12剤のメコバラミン錠0.5mgを毎食後服用しました。これは最初の治療から約3ヶ月以上の間継続しました。

その後、私は本やインターネットで耳鳴りや突発性難聴に効果がある方法を探していました。そうすると、2月18日に健康情報誌「わかさ」2017年4月号(わかさ出版)に、耳鳴り、難聴、耳づまりの特集記事が出ているのを見つけました。

それによると、耳鳴りや難聴の5大原因と治療方法が詳しく書かれていました。この手の雑誌には誇張や効果が怪しい情報があることは知っていましたが、藁をもつかむ思いで本を買って色々と試してみました。

耳を引っ張る治療方法の概要

耳を引っ張る治療方法の説明画像

健康情報楽天 誌「わかさ」に載っていた方法の中で、私は、耳鳴りや難聴の主な原因となっている寒冷タイプや加齢タイプや酸欠タイプやメタボタイプで効果のありそうな治療方法を試してみました。

それは、耳を引っ張る方法や耳や顔をマッサージ(指圧)する方法や耳を温める方法などが主なものでした。

この画像のように耳の上側は上へ、耳の横は後ろや横へ、耳の下側は下へ指でつまんで引っ張るのです。引っ張りの強さは、痛くない程度で少し強めにします。軽く1分程度、様々な方向に引っ張るのも効果がありそうです。

何度も耳を引っ張ったり、耳全体を揺すったりしていると、次第に耳とその周辺が温かくなってきます。指を耳の穴に入れて耳の穴を大きくする感じで外方向へ引っ張ったり、リズミカルに耳の各部分を持って様々な方向に揺するのです。耳は両方共同じようにします。

10~20分程度やっていると、耳鳴りの音が次第に変化してくるのがわかります。私の場合は、シーという音とチーという音が減り、サーという音に変わったように感じました。また、耳鳴りの程度も軽くなったのがわかりました。

耳の周辺だけでなく、腕を動かすことによって上半身も温かくなってきます。何ヶ月か長期間耳の引っ張りをしていると足なども含めて全身の冷えも解消したように思います。

耳の周辺や顔をマッサージ(指圧)する方法

耳を引っ張るだけでなく、耳の周辺や顔や頭をマッサージする方法も、この本に従ってやってみました。両手の中指を鼻の横に、薬指を口の上側に、小指を口の下側に置くと、人差し指は目の横下に、親指は耳の下の前辺りに来ます。

この状態で、顔を指の腹でマッサージ(指圧)するのです。また、適当に手の位置を変えて、顔全体や頭や耳の周辺もマッサージします。私は手の平や拳を使って頬や耳の周辺を痛くない程度に指圧するようにマッサージしてみました。指だけでマッサージすると、すぐに指が痛くなってくるので、手の平や拳を使うと良いように思います。

このマッサージと耳を引っ張る方法とを併用すると、耳鳴りの程度が更に軽くなり、スマートフォンによる聴力検査の結果も少しずつ良くなってきているようです。耳や顔や頭には全身のツボが集中しているので、刺激を与えることで様々な健康効果があったものと思われます。

1日に何回も顔を洗い、マッサージする

顔をマッサージするのは簡単なようですが、実践するとなると、顔のどの部分をどのようにして良いのか掴みどころがなく、実際はなかなかできないのが実情でした。特に、男の私には、口ひげがあるので、顔を手でこするのはやりにくいのです。

そこで、私は、顔を1日に何回も洗うことにしたのです。我が家には、勝手口を出た所に水道の蛇口があるので、そこを通る時に顔を洗うことにしました。

水を手に取って、顔を何回かこするように洗いながらマッサージします。この時、耳の周辺や後ろまで、洗うようにマッサージします。水で濡れているとスムーズに顔をこすることができます。

この後、手の水気を振り払いながら、何回もマッサージをするのがコツです。顔やその周辺の水気が無くなるまでやるのです。私は面倒な事が嫌いなので、ハンカチやタオルなどは普通は持ち歩きません。

これをやり始めてから、耳の状態が良くなっていくのが実感できました。顔のマッサージは傷んだ神経を修復する効果があるようです。今でも1日に数回は顔を洗っています。外出先のトイレなどでもやっています。

耳を温熱カイロで温める方法

耳をカイロで温める(暖める)方法もやってみました。スキー帽や防寒の帽子を被って、カイロの温熱を使って耳全体を温めてみました。暖める時間は1日1回10分程度で良いようです。あまり長時間暖めない方が脳の為には良いでしょう。私は1日に3回程度やってみました。

やり方は、毛糸で編んであるスキー帽を被ってから、悪い方の耳の帽子の中に温熱カイロを入れても良いと思います。頭を枕の上で横にして寝て、悪い方の耳を上にして10分程度そのままにします。スキー帽を被らない場合は、カイロの上にタオルなどを掛けても良いし、手で支えているだけでも良いでしょう。

防寒用の帽子でする場合は、耳当てのある物を使って、耳当ての内側にカイロを入れています。カイロが熱すぎる時は、カイロの片側だけをビニールで包んだり、布切れを当てたりします。

10分程度温熱カイロを耳に当てただけでも、耳鳴りの音が変化するのがわかることも何回かありました。この方法も、耳を引っ張るのと同様にとても効果があるように思いました。悪い方の耳だけでなく、良い方の耳にも同じようにしました。

カイロは10分以上使わない方が良いので、カイロを当てない時は、できるだけ耳を保温するのが良いと判断して、スキー帽や防寒用の耳当てのある帽子や100円ショップで売っている防寒耳当てなどを使うことにしました。夜寝る時には、温熱カイロを使わないでスキー帽を耳の上まで被って耳が寒くないようにしました。

1つの温熱カイロを何回も使う方法

普通、温熱カイロはビニールの封を切ったら何時間も温かくて、冷めて来るまで使ってから使い捨てにします。しかし、これを短時間の使い方で使うのはもったいないと思いませんか。

私は一度使ったら使い捨てにせずに、カイロをビニール袋に入れて密閉しています。そうすれば、酸素が遮断されるので、すぐに温度は下がります。使いたい時に再びビニール袋から取り出せば10分程度で温かくなります。この方法なら何度でも使うことができます。

メタボタイプの耳鳴りや難聴に酢タマネギを食べる

メタボタイプの人の耳鳴りや難聴には酢タマネギを食べると良いようです。これは、酢タマネギが血液をサラサラにする効果があるからのようでした。この為、内耳の血流が良くなるとのことです。

酢タマネギの作り方は、玉ねぎをスライスしてから、それを3日程酢に漬けるだけです。酢は穀物酢やリンゴ酢などを使ってください。私はラッキョウ酢にダイダイ酢を混ぜて使いました。

食べる量は小皿1杯程度とのことですので、毎食時に少しずつ食べています。何が効果があるのかわからないので、効果のありそうな方法は全て試してみました。これらの相乗効果というものも期待できるかも知れません。

これらの対策の効果

上記の様々な耳に良いと思う治療方法を何日も根気よく続けていたら、頭を動かした時や大きなあくびをした時に、左耳の奥の方で「ピキン」という大きな音がすることが何度かありました。これが何を意味するのかわかりませんが、耳の奥で何らかの変化が起こっている兆候ではないかと思います。

また、次第に耳鳴りの程度が軽くなってきました。聴力も少しずつですが改善されてきました。耳の閉塞感(耳閉感)も次第に改善されてきました。

以前は、低い音が耳の中で反響する感じがかなり強かったのですが、これも改善されたように思います。目を閉じても音のする方向がわかるようになりました。何ヶ月後、何年後になるかも知れませんが、完全に治るのも夢ではないと思えるようになりました。

このページ以前の治療について

私の突発性難聴については、この記事以前の発症からの状態を記録した突発性難聴治療体験1と高気圧酸素治療を記録した突発性難聴治療体験2があります。

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私の突発性難聴については、この記事以後の発病から1年後の状態を記録した突発性難聴治療体験4があります。