すい臓の病気(急性すい炎、慢性すい炎)

すい臓(膵臓)の主な働きは、インスリンを分泌して血糖値をコントロールして消化酵素を分泌することです。アルコールの影響ですい臓にダメージを受けることがあります。そうすると、すい臓の機能が落ちたり糖尿病を引き起こすこともあります。(ためしてガッテンで放送していました)

急性すい炎とは(アルコールが原因ですい臓がとける)

すい臓が分泌する消化酵素「トリプシン」が異変を起こし、自らをとかしてしまうことがあります。これを急性すい炎(急性膵炎)といいます。

その危険度が一番高いのは アルコール楽天 を飲む人で、毎日ビール大瓶2本程度でも、急性すい炎の危険度が増します。

急性すい炎の原因の第1位は「アルコール」で、第2位は「胆石」です。

アルコールを毎日60g以上飲む場合は急性すい炎になる危険性が増します。(ビールなら約1.2リットル、日本酒なら約2合強、ワインならグラスに約3杯)

また、一度にアルコールを100g以上飲む場合は24時間以内に急性すい炎を発症するリスクが4.4倍になります。(ビールなら約2リットル、日本酒なら約4合弱、ワインならグラスに約5杯)

すい液がすい臓を溶かすメカニズム

すい臓の中では、何十種類もの消化酵素が作られています。すい臓自身が消化しないように、酵素には安全装置が付いています。そして、その消化酵素が十二指腸の中に入ると、酵素の安全装置が外れるようになっています。

もし、すい臓の消化酵素のうちのトリプシンに異常が起こると、すい臓内では大変なことになります。異変したトリプシンが、まわりの消化酵素の安全装置をどんどん切って行くのです。そしてすい臓自体を溶かしはじめるのです。

慢性すい炎とは

すい臓が溶けなくても、すい臓がコラーゲンによって線維化してしまうのが慢性すい炎です。慢性すい炎に特徴的な異常は「みぞおち付近の痛み」と「背中や腰の痛み」です。すい臓の病気は診断が難しく、ある程度進行しないと見つからないことがよくあります。気になるようなら専門医で超音波内視鏡等で精密検査してもらいましょう。

慢性すい炎の原因も、急性すい炎と同じく、第1位はアルコールの飲み過ぎです。第2位は特発性といって原因不明です。第3位は胆石等です。

すい炎のチェック方法

みぞおち付近の腹痛でチェックする方法。みぞおち付近で繰り返す痛みがある場合や、腰を浮かせると痛みが強くなる場合は要注意です。

背中が痛い場合。体を横にして背中を丸めると痛みが和らぐ場合や、腹痛だけでなく背中も痛い場合は要注意です。

すい炎を予防する酒の飲み方

飲酒量を少なくするのがいちばん効果があります。毎日アルコール類を飲むのではなくて、「休すい日」をつくって、すい臓を休ませます。飲酒でストレスを発散せず、酒は楽しみながら少し飲むことです。

すい臓がんについて

すい臓ガンとはすい臓にできる悪性腫瘍のことです。すい臓ガンの患者数は年々増加傾向です。すい臓は胃の後にあり、見えにくい場所にあることや、初期では症状があまり無いことがガンの発見を遅らせています。発見された時にはガンの進行が進んでいることがよくあります。

実際に私の知人で、すい臓癌が発見されてから、半年以内に亡くなった人が多いようです。気をつけたいものです。