子宮筋腫の種類と治療

子宮筋腫は成人女性の約20パーセントの人がかかる病気なのに、誤って解釈されていることが多い病気です。子宮筋腫の見分け方についてのポイントをNHKのためしてガッテンで解説していました。

子宮筋腫とは

赤ちゃんのイラスト

子宮筋腫とは、子宮の中にコブができる病気です。成人女性の5人に1人がかかる程多い病気です。

ひどい場合は、大量出血や流産、 不妊楽天 、便秘、頻尿、性交痛、腰痛、ガンなどに関係してくる場合もあります。

子宮筋腫の種類

子宮筋腫の種類は、それができる場所によって、次のように3種類に分けられています。比較的軽い症状の横コブ型と外コブ型は子宮筋腫全体の約8割あります。

横コブ型筋腫(筋層内筋腫)

筋層内筋腫は子宮の外側の筋肉の中に埋もれたようにできる筋腫です。比較的症状の軽い人が多く、症状が無い時は「経過観察」になります。

筋腫が大きくなると生理や妊娠の時に問題がある場合もあります。この場合は医師の指示に従って治療が必要です。

外コブ型筋腫(しょう膜下筋腫)

しょう膜下筋腫は子宮の外側に向かって 突き出したようにできる筋腫です。これも、比較的症状の軽い人が多く、症状が無い時は「経過観察」になります。

筋腫が大きくなると他の臓器を圧迫します。その結果、便秘や腰痛などの症状になることがあります。横コブ型と同様に医師の指示に従って治療が必要です。

内コブ型筋腫(粘膜下筋腫)

粘膜下筋腫は子宮の内側に向かって突き出すようにできる筋腫です。この為、子宮への影響が大きく、筋腫が小さくても治療が必要な場合が多いようです。

横コブ型や内コブ型に比べて比較的症状が重くなる場合が多いようです。生理の時の大量出血や、貧血などになることがあります。これは、子宮内膜の面積が増えることが原因とされています。

また、内コブ型は子宮が常に筋腫を外に追い出すような動きをします。この為、受精に必要な精子が外に追い出されて不妊になることがあります。

子宮筋腫と不妊の関係

子宮内部の表面は、女性の生理の周期に応じて動きを変えています。子宮に卵子があって妊娠しやすい時期には、子宮内部の表面は、入り口から奥へ向かってさざ波のように動いています。これは、受精を助けるためではないかと考えられています。

次に、生理前になると、子宮内部の表面はほとんど動かなくなります。これは、もし、受精していた場合に卵の着床を助けるためだと考えられています。そして、生理の時には奥から入り口のほうへ経血を排出するように動きます。

子宮筋腫が有る場合、子宮が筋腫を異物とみなして、筋腫を外に追い出すような動きをします。この時、受精に必要な精子が入ってきても追い出されて不妊になることがあります。

子宮筋腫の治療

閉経するとホルモンの関係で、一般的に子宮筋腫は大きくならずに縮小します。閉経しても筋腫が大きくなったり痛みを伴ったりする場合は、子宮肉腫(悪性腫瘍、ガン)の可能性があります。

以上のように、子宮筋腫は、それができている場所や数や大きさを正しく診断することがとても重要です。子宮筋腫の自己診断をしないで、異常があれば、早めに医師に相談しましょう。