虫刺され(ストロフルス、痒疹)の症状と治療

蚊やブヨ(ぶと)やアブのような虫に刺されたことが原因で、痒くて掻いていると、刺された所だけでなく、皮膚に赤い湿疹がたくさんできて、治りにくくなることがあります。私は田舎で蚊に刺された後、このようなストロフルスになりました。

虫刺され(ストロフルス、痒疹)とは

ストロフルスとは、虫さされの後の痒み(かゆみ)を伴った皮膚の炎症反応で、痒みが強いのが特徴です。小豆(あずき)程度の大きさの赤い湿疹が虫に刺された所以外にも、皮膚にたくさんできて、長く続くこともあります。

比較的、早く治るものを急性痒疹と呼び、何ヶ月も続く場合を慢性痒疹と言っています。

急性痒疹の幼少児によく起こるものは、小児ストロフルスとも呼ばれています。痒みが強い為に、幼児では、皮膚を必要以上に引っ掻いてそこから細菌が入って二次感染を起こし、伝染性膿痂疹( とびひ楽天 )の原因になることもあります。

虫刺され(ストロフルス、痒疹)になった私の足の写真

虫さされの後ストロフルスになった私の足

この写真は、虫刺されの後、痒いので掻いていたらストロフルスになった私の膝下の足です。

全てが虫刺されの跡ではなく、痒くて掻いていたらできた湿疹のようです。掻いても掻かなくてもストロフルスはできるようです。

ストロフルスができた部分は左足の左側だけで、これ以外にも何箇所もできていました。

私の場合、左足の右側部分には全くできていませんでした。

(2010年8月)

ストロフルスのでき方の特徴

ストロフルスになる場所は、虫刺されの跡ではなくて、虫刺されの跡とは関係のない所にできることもあり、このようなでき方が特徴となっています。一度治っても、しつこく別の場所にできるものです。

私の場合、右足の左側部分にも少しできていましたが、右足の右側部分には何もありませんでした。不思議なでき方をするものです。

このようになると痒くて、寝ている間に知らないで掻いています。なかなか治りにくいものです。湿疹は盛り上がって次第に黒ずんで硬くなっていきます。

何度も蚊やブヨなどに続けて刺されていると、全身のどこでも赤い斑点ができるようになります。このようになると虫に刺されないように注意するしか治す方法はなくなります。

私の家は農家ですので、夏に外に出て農作業をする時は、必ず長袖シャツに長ズボンが必須です。また、頭と顔には虫よけの網を被らないといけません。手には軍手などの手袋も必要です。夏でも完全武装する必要があります。

虫刺されは蚊やブヨやアブや蜂に限らず、ノミやダニやイラガやチャドクガ等の毛虫でも起こるようです。特にチャドクガは毛虫が死んだ後の毛でも痒くなります。

私は元々アレルギー体質で、虫刺されには弱い方でしたが、このようになるとは夢にも思いませんでした。(2010年8月)

ストロフルス、痒疹の原因

ストロフルスの原因は、はっきりと明らかではありませんが、一種のアレルギー反応(抗原抗体反応)と考えられています。

ストロフルスは虫刺されの後に起こることが多く、虫毒に対する過敏反応(アレルギー反応)と考えられています。

慢性痒疹も、虫刺されの後になる場合がありますが、それだけではなく、他の病気が原因となっていることもありますので注意してください。(糖尿病や胃腸障害、肝臓病、血液疾患等)

虫刺され(ストロフルス、痒疹)の治療方法

発疹には、ステロイド外用薬(副腎皮質ホルモン剤)が主に使用されます。痒みには、抗ヒスタミン薬を使って治療することがありますが、いずれも、対症療法でしかありません。これらの薬で治るわけではありません。

元々、痒みが強くて掻くことが原因なので、初期には痒み止めを使っても良いと思います。かゆみ止めを使うとすこしでも掻かないで済みます。

盛り上がって硬くなったものは、皮膚科でイボや魚の目を取るのと同様に、液体窒素で凍結させて取り除きます。冷たくて少し痛みがありますが確実に取ることができます。

血液検査で、糖尿病や胃腸障害、肝臓病、血液疾患等が原因となっている場合は、そちらの治療を優先します。