頻尿の原因と治療

頻尿は男女を問わず、年齢を重ねて来ると起こりやすくなるものです。頻尿や尿漏れについてNHKや民放テレビで放送していましたので、簡単に要点をまとめてみました。

頻尿とは

膀胱に溜めることができる尿の量は約200〜300ミリリットルです。一般的な排尿の回数は数回〜10回までが普通です。一日の排尿の量は約1〜2リットルです。

水を多く飲めば排尿の量や回数が増えてきます。また、老人になると排尿の回数が多くなるのが普通です。

頻尿の原因と治療

頻尿の原因は次のように多くあり、なかなかその原因がわからないことが多いようです。

過活動膀胱

過活動膀胱楽天 とは膀胱(ぼうこう)が勝手に収縮して急に強い尿意が起こることです。年齢を重ねるとともに増えてくる病気です。

尿がまだ膀胱に溜まっていないのに、排尿筋が勝手に収縮してトイレに行きたくなります。強い尿意があるとトイレに行くのが間に合わなくて、尿をもらしてしまうことがあります。(尿漏れ)

過活動膀胱の原因としては、前立腺肥大や脳や脊髄の病気が考えられています。また、加齢で骨盤底筋が弱くなり神経を圧迫する為ではないかとも考えられています。しかし、原因がよくわからない場合が多いようです。

過活動膀胱の治療は、尿意が起こっても、トイレに行くのを我慢することによって、排尿の間隔を次第に長くしていく方法があります。また、骨盤底筋体操をしたり、抗コリン薬で膀胱の収縮を抑えたりする治療もあります。

前立腺肥大症

前立腺肥大症は男性特有で、前立腺が肥大して(腫れて)尿道を圧迫する病気です。尿の出が悪くなり排出されずに、膀胱の中に尿が残ることがあります。短時間で尿が溜まるので何度も尿意が現れます。

前立腺肥大症の治療には薬物療法や手術があります。

骨盤臓器脱

骨盤臓器脱は、出産後の女性に多い病気です。骨盤底筋が衰えて子宮が下がって来て、膀胱が圧迫されることで頻尿になります。

骨盤臓器脱の治療には骨盤底筋体操や手術があります。

夜間頻尿の原因(睡眠時無呼吸症候群、心臓病、腎臓病)

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が停止する状態が繰り返される病気です。夜の眠りが浅く、昼間に眠くなることがあります。

寝ている時、舌の付け根が気道を塞ぐことが原因です。肥満の男性やアゴの小さい女性に症状が多いようです。夜にだけ頻尿があり、昼間には異常な眠気に襲われる場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性が疑われます。

しかし、夜だけの頻尿が現れる病気には、心不全や腎臓病も考えられます。この場合は足にむくみが出るのが特徴です。