地デジ受信用室内アンテナの選定と設置

地上デジタル放送を視聴するには、屋外にUHFアンテナを立てるのが普通です。もし、強電界の地域なら室内アンテナでも映るので実験してみる価値はあります。また、室内でなくても、屋根裏にアンテナを設置するのも良いかもしれません。室内アンテナの選び方を考えてみました。

ワンセグの受信機で電波の強さを調べてみます

最近の携帯電話では ワンセグメント楽天 のテレビ受信ができるものが多いようです。まずは、ワンセグが映る地域かどうかを調べてみましょう。

しかし、ワンセグでテレビが映っても、室内アンテナで受信ができると確定したわけではありません。もし、ワンセグが受信できない地域なら、室内アンテナは使えないと考えてください。

室内アンテナの性能と選び方

地デジ用室内アンテナの写真

室内アンテナの性能はアンテナとしてはあまり良くありません。たいていの室内アンテナは指向性があっても無指向性に近い物です。デザインは色々ありますので、形だけで選ぶのはどうかと思います。やはり、性能で選んでください。

指向性アンテナとは特定の方向の電波だけを強く受信するアンテナです。一般に屋外で使っているUHFの8〜20素子等のアンテナがこれに相当します。

指向性アンテナは、アンテナの向きの調整が必要です。その分アンテナの利得が高いのが普通です。

無指向性アンテナとは水平面の全方向からの電波を一様に受信するようにしたアンテナです。無指向性アンテナは、アンテナの向きはどうでも良いのですが、利得が低いので、強い電波しか受信できません。

室内アンテナの中には、ブースターを内蔵したものもあります。これだと、電界強度が少し弱くても受信できる場合があります。但し、電源が必要です。

室内アンテナで映らなかったら軒下等で受信してみます

もし、地デジ用の室内アンテナを買っても地デジテレビが映らなかったら、アンテナを軒下やベランダ等の屋外に出してみましょう。部屋の位置が電波の来る方向にある場合は、うまく受信できる可能性が高くなります。

もし、軒下やベランダのアンテナで地デジテレビが映れば、同軸ケーブルを換気口やエアコンの配管穴から引き込むことができます。

どうしても室内への穴が無い場合は、アルミサッシの隙間用の平たい引き込み用のケーブルを使います。昔は「忍者ケーブル」という名称で売っていました。

屋根裏にアンテナを設置することもできます

室内アンテナは強電界地域で使用するものですが、屋根裏は高い位置にあるので、瓦屋根などではうまく受信できる可能性があります。

また、屋根裏なら外からは見えないので、普通の高性能なUHFアンテナを設置しても良いかも知れません。風雨にさらされないのでアンテナ機器も長持ちします。

屋根裏にアンテナをつけることができれば、アンテナのすぐ後の位置にブースターを付けてから分配器に配線することもできます。そのようにすれば簡単に各部屋で地デジを視聴できることになります。

この時、ブースターとアンテナはあまり近づけてはいけません。樹脂製の箱のブースターなどでは、電気的なシールドが悪く、利得を上げると発振することがありますので注意してください。