個人認証付住基カードの取得顛末記

 今回私は確定申告を電子申告(e-TAX)にするつもりで、公的個人認証付 住基カード を取得しました。そのカードの取得に当たって色々問題点がありましたので、その顛末記(てんまつ記)を作りました。


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私の住民基本台帳カード この写真が私の個人認証付住基カードです。顔写真は役場の職員がデジカメで撮影しました。ストロボの影がはっきり出ていて普通は証明写真には使えない程下手でした。また広角レンズで撮影しており、目と鼻と口が異常に大きく写っています。運転免許証の写真の方がよっぽどましです。
2008年1月

住民基本台帳カードとは

 住民基本台帳カードとは、「住民基本台帳法」に基づき、住民の請求により市町村長が交付する本人確認情報が記録されているカードです。

 つまり簡単に言えば、市町村が発行する高いセキュリティ機能を持つICカードの身分証明書です。(顔写真付と顔写真無しがあります。有効期間は10年です。)

個人認証付住民基本台帳カードとは

 住基カードを利用して様々な行政手続きを、インターネットを通じてできるようにしたカードが個人認証付住民基本台帳カードです。つまりこのカードには電子証明書が付加されています。

 このカードには住民基本台帳に記録された氏名、住所、生年月日、性別と、利用者が電子署名のために使用する秘密鍵に対応した公開鍵が記載されています。

 また、電子証明書には都道府県知事による電子署名が施されており電子証明書が偽造されていないことを確認できるようになっています。(電子証明書の有効期間は3年です)

個人認証付住民基本台帳カードの取得の問題点

 今回父と私は税務申告を電子申告にしようと、まず住民基本台帳カードの申請を矢掛町町民課にしました。

 私は父の委任状を持って申請だけをまずしました。私は本人が出向いたので顔写真付のカードに、父は代理申請なので、顔写真無しのカードにしました。

 約2週間後にそのカードを受け取りに父と二人で自治体の窓口に出向きました。個人認証付住民基本台帳カードの発行はあまり経験が無いらしく、窓口で2時間以上も待たされました。

 散々待たした挙句に、父については本人確認ができないので、父の個人認証付住民基本台帳カードは発行できないと言われました。本人を連れて行って、健康保険証も提示しているにもかかわらず、写真付の公的証明書が無いというのがその理由だそうです。

 申請の時、初めから個人認証付の住民基本台帳カードを申請することは伝えてありますし、写真無しのカードで問題無いことも確認しています。父は高齢で、今は運転免許を持っていませんし、最近は海外にも行っていないので、有効なパスポートもありません。

 本人に間違い無いことは、自治体の窓口の人も顔見知りなのでわかっています。このままではどうにもならないとのことで、最初から顔写真付の住民基本台帳カードを作り直すことになりました。これだと顔写真が付いているので住民基本台帳カードが受け取る時の身分証明書になるとの事です。おかしな話です。お役所仕事の典型的なものでした。

 制度がおかしいのなら法律の方を改定するべきです。後で調べたら照会書兼回答書を郵送して本人を再確認する手段があるらしく、どうやら公務員の無知のようでした。公務員の不手際でも迷惑するのは常に住民です。公務員も責任を取ってほしいものです。

教訓

 公的な機関が発行した顔写真付身分証明書を持っていない人は、個人認証付住民基本台帳カードの申請をするなら絶対顔写真付にするべきです。3年後の電子証明書更新の時に住民基本台帳カードが写真付公的証明書としても使えます。もしこの写真が無いと、またこの時本人確認の問題が起こります。


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住民基本台帳カードの偽造について

 住民基本台帳カードが偽造される事件があったらしい。住基カード自体はICカードなので偽造は難しいと思いますが、写真や名前を変えて、見た目をごまかすのは可能だと思います。ただの身分証明書として使うのなら運転免許証と同じです。

 偽造を防止する為に、カードの中央付近に複雑な模様を入れていますが、写真の上まではこの模様が無いので、あまり効果がないように思います。根本的に偽造かどうかを見分けるにはICカードを読み取るようにしないと無理かも知れません。もっとこのカードを普及させて、専用のカードリーダーも普及させてやらないと、電子証明書としての用途しかないように思います。




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