一年間の米(稲)作り作業

レンゲの生えた田

レンゲの生えた田
 2005年まで私が管理していた田圃です。現在はこの田へ行く川の橋が老朽化したのと、イノシシの被害が甚大で管理に手間がかかるのでこの田は耕作をやめました。
 ここでは完全に無農薬無化学肥料栽培のコシヒカリを作っていました。レンゲを肥料として使う為レンゲを植えているというより、毎年種が自然に落ちて生えて来ます。
 今はレンゲの処理が難しいのでレンゲは育てていません。



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田植えの準備
 ポット式の稲の苗を苗代から引きはがします。水で苗の底の土を洗い落します。次に稲水象虫(イネミズゾウムシ)の 殺虫剤 を少量撒きます。運搬車に載せて田んぼに運びます。
田植え
 みのるのポット式用の田植え機で二条ずつ田んぼに植えていきます。昔の田植えとはずいぶんやり方が違います。昔は何日もかかった田植えが一日で終わってしまいます。
 この田植え機は近所の方と共同で購入しました。
 たまに稲の苗の根が長過ぎてうまくいかないことがあります。その時は根を切ってやります。

 左: 稲の花が咲いてきました。小さくて目立たない白い花です。

 右: 稲の害虫の稲青虫(イネアオムシ)です。農薬を全く使用しないので、ひどい所は葉がなくなってしまいます。でもこの被害は見た目ほどはひどくないようです。


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益虫
 田圃の中に居たクモです。農薬を何年も全くしないと色々な動物が発生します。このクモは比較的大きい方です。普通は小さいクモが多いようです。クモは稲の害虫を食べてくれるので役に立つ益虫です。
電気柵(稲の猪対策)
 稲を猪から守る電気柵を近所の3軒で共同で設置しました。
 まず草刈りを入念にしてから水道工事用のビニルパイプを約4m間隔に打ち込んでいきます。曲がり角では強度を増す為に直径10mm程度の鉄筋を打ち込んでからビニルパイプを被せます。
 次に直径1mm程度の針金をビニルテープで取り付けていきます。私はステンレス線が手元にあったのでそれを使いました。電線を張る高さは約25cmと60cmにしました。
 自作の電気柵用電撃装置は私の自宅に置いてACアダプタを使って給電しました。
稲刈り
 コンバインで稲刈りをしました。家族総出でやりましたが、昔に比べてコンバインと言う良い機械があり、すぐに終わってしまいました。この後、穀物乾燥機で乾燥します。
 私が子供の頃は手で刈って、ハゼに掛けて乾燥した後、脱穀機またはハーベスターで脱穀をしていました。何日もかかる作業でした。

籾摺り
 籾摺りは乾燥した籾から籾殻(モミガラ)を取り除いて玄米にする作業です。動力は三相200V1.9kWのモーターを単相200Vからインバーターで変換して使っていましたが、今年からはエンジン付きのヤンマーロータリーハラーです。

 左の写真がヤンマーのRHM25ロータリー選別式2.5インチロールの籾摺り機です。右の写真はサタケのライスグレーダーという小米を選別して取り除くものです。その右が袋詰めする機械です。

 ロータリー選別の籾摺り機は操作が簡単と聞いていましたが、選別がうまくいかずどうしても籾が混ざってしまいます。機体の水平が少しでも狂っているとうまくいかないのかも知れません。今度やる時は色々と試行錯誤してみるつもりです。選別に関しては遥動式の方が良いみたいです。

石抜き機
 今まで何年も米の中に石がなかったのに最近収穫した米には石が混じっています。
 米を販売している以上信用問題でもありますので、石抜き機を購入する事にしました。
 傾けた網の上に米を落として、網全体を揺すってやると、重たい物が上へ移動して選別出来るようです。私が子供の頃、箕というものを使って、穀物を選別していましたが、あれとよく似た原理のようです。

メーカー、機種  カンリウ工業株式会社 ST110
選別方式     揺動比重選別方式
石抜き能力    330〜360kg/h
電源        100V 100W
米の貯蔵缶
 米を貯蔵しておく缶です。大きいのが10俵缶で小さいのが5俵缶です。最近はこのような缶を使う農家が減り、たいていは30kgの袋で冷蔵庫のような貯蔵庫を使っているようです。
 私は従来の方法に工夫を加え半地下の貯蔵庫にしました。この部分は地下約2mです。電気を使わず約12〜22度Cで貯蔵できるはずです。
 湿気と穀蔵虫(こくぞうむし)が湧くのを防止する為にカーバイト(分子式 CaC2)を紙袋に入れて中に吊るしておきます。
落葉集め
 道端の落葉を集めて田圃の肥料にします。妻と二人でこの運搬車に山盛り何杯も運びました。探せばまだまだ幾らでもあるのですが、いつも時間が無く適当なところで切り上げました。
 運搬車はダンプカーのように荷台が傾くので、土砂を運んだりするのにも便利です。



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