排水の悪い田の暗渠(あんきょ)の作り方
暗渠作りの動機
昨年は特に田圃の排水に失敗して、稲が倒れて散々な目にあいました。排水の悪い田圃の排水をやり易くする為に暗渠を掘ることにしました。冬の間の農閑期にすることにしました。私のやった方法が良いかどうかわかりませんが、参考になりましたら幸いです。
暗渠(あんきょ、アンキョ)は地下にあって見えませんが、見える普通の排水の溝は名渠(めいきょ、メイキョ)または開渠(かいきょ、カイキョ)と言います。
2007.02.18
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重機による田圃の暗渠(あんきょ)掘り
| 深さ約1m幅約50cm長さ約45mをバックホウで掘りました。水の出口は深さ約1.2m、暗渠の先端の深さを約80cmにして、その間は適度な勾配をとりました。 元々ここは河原だったらしく大きな石がごろごろ出て来ました。あまりに大きな石は掘り出せないので、そこだけは迂回して掘りました。重機が無ければとうていできない作業でした。 |
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一番下に小さい穴がたくさん開いたΦ75mmの暗渠用蛇腹パイプ (コルゲート管、S型、有孔、巻物、Φ75、L=30m) を入れて水の出口はVU65の
ビニルパイプ
4mを接続しました。この接続にはΦ1.4mmのステンレス線で縛りました。暗渠用のパイプは蛇腹パイプではなくて、硬質ビニルパイプで小さい穴が開いたものに、不織布を巻いたものもあるようです。 このパイプの周りに出てきた石を並べて砕石をパイプが見えなくなるまで入れました。その上に近くの池に溜まった砂を取って来て入れました。砂の厚さは10〜15cmです。もっと入れた方が良いのでしょうが、労力が大変なので適当なところで止めました。 砕石と砂の代わりに籾殻(モミガラ)を入れたり、竹や木やイノシダの茎(細くて丈夫なシダの茎)を入れる人もありますが、長年の間に腐って効果が無くなる可能性があると思います。 |
左の写真の中央の細いVU65パイプが暗渠の出口です。水田に水を溜める為には、この先端にネジ止め式のキャップを取り付けます。冬の間は排水と凍結防止の為にキャップは外しておきます。その下には幅15cmの使い古しの排水溝を入れて土が流れるのを防止しました。 暗渠を作ったついでにオーバーフロー式排水口も新たに作りました。VU100の硬質ビニルパイプを使いました。この写真の一番上の45度に曲がったパイプです。このビニルパイプは接着していません。 |
掘った下土(したつち)をまず元に戻して、その上に上土(うわつち)を戻します。大きな石をかなりたくさん捨てたので、土の量は多くもなく少なくもなく適度な量となりました。
下の方にあった石が出てきて、これを集めて捨てるのにも一苦労しました。
暗渠を作った最初の年の代掻きをトラクターですると、トラクターが暗渠の所で沈んで動かなくなると聞きましたが、やってみると何も問題はありませんでした。
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![]() | 解り易くする為に暗渠の断面図を作成しました。 暗渠の平均の深さは約1mです。砕石と砂の厚さは20〜30cmにしましたが、もっと厚くした方が良かったかも知れません。 表面に降った雨水を排水する為には、暗渠ではすぐには効果がありません。やはり田圃の表面に溝(名渠)を掘ってやらないとダメなようです。 |
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一番下に小さい穴がたくさん開いたΦ75mmの暗渠用蛇腹パイプ (コルゲート管、S型、有孔、巻物、Φ75、L=30m) を入れて水の出口はVU65の
左の写真の中央の細いVU65パイプが暗渠の出口です。水田に水を溜める為には、この先端にネジ止め式のキャップを取り付けます。冬の間は排水と凍結防止の為にキャップは外しておきます。
